かくた皮膚科クリニック
世田谷区/成城/成城学園前駅
- 皮膚科
- アレルギー科
医院情報は東京ドクターズ(株式会社アートブルー)が独自に収集したものです。診療科目や診療時間などにつきましては変更されている場合もございます。ご来院の際は念のため、各医院様へご確認ください。また、掲載情報の内容に誤りがある場合、もしくは情報の修正・新規登録をおこなう場合は『お問い合わせフォーム・その他のお問合わせ』よりお願いいたします。
角田 美英 院長への独自インタビュー
突然の父の死、原因を知りたいという思いから目指した医学の道。
私は高校1年生の時に、父を突然死で亡くしました。仕事をしていていきなり倒れ、そのまま意識が戻らずというところで……解剖もおこなったのですが、原因はわからずじまいでした。父がなぜ亡くならなければならなかったのか。医学部を私が目指したのは、その原因を知りたいと考えたからです。実際に医学部に入り学んだことは、現在の医学を持ってしても、まだまだわからないことが多いということでした。結局のところ、父が亡くなった原因はわからないままでしたが、自分が医療に直にふれたことで、初めて前を向いて進むことができるようになったと思っています。
大学を卒業後は糖尿病内科に配属されました。糖尿病は、皮膚疾患の合併症が頻繁にみられる病気です。この段階で徐々に皮膚に興味を持つようになり、医師となって2年目に新たな道を選択したことになります。
順天堂では13年を過ごしました。美容皮膚科という学問が台頭してきたのは、その終わりくらいだったでしょうか。当時、一般皮膚科だけでは患者さんのご要望に応えきれないジレンマを抱えていました。ならば、外に出るしかない。そう考えた私は、大学を辞し、美容専門のクリニックで研鑽を積むことになったのです。
『かくた皮膚科クリニック』は、2009年に開院しました(小田急小田原線・成城学園前駅から徒歩1分)。私はもともと、お隣の狛江市の出身で、成城は小さい頃から愛着のある街でした。運にも恵まれ、大好きな街で診療ができることを光栄に思っています。
評判のニキビ治療や育毛治療について。
美容皮膚科勤務時代から、特にニキビ治療や育毛治療に力を注いできました。ホームページ等をご覧いただいた皆様がそれを評価してくださり、近隣のみならず、関東近郊からお越しいただいています。
ニキビ治療では、今は一般化しているディフェリンという治療薬があります。これが出た当初は副作用によって皮膚科医も敬遠しがちだったのですが、その副作用が一時的なものだとがわかり、広く普及していきました。それまでニキビで皮膚科を訪れる方はそれほど多くなかったのですが、この治療薬の普及がニキビ治療を大きく前進させたと思っています。
クリニックでは、女性のびまん性型脱毛症の治療に力を入れています。びまん性の脱毛症は、一般皮膚科だけで考えると治療の選択肢が限られてしまいます。こちらでは海外から輸入したお薬を提供していて、効果を実感された患者さんから口コミで広がっているところです。
私は、わかりやすい治療方法の提示を心掛けています。皮膚科の場合、患者さんご自身にお薬を塗っていただかなくては効果を得られません。ですから、出来るだけシンプルで、お家に帰ってから面倒にならないような処方をしていきたいと思っているのです。これは内服薬も同じです。出来るだけ簡単で、続けて使っていただけることを優先していきたいと思っています。
脱毛症にとても詳しい先生です。順天堂大学での研修医時代の先輩で真面目で優しい先生です。