ライズシティクリニック
豊島区/東池袋/東池袋駅
- 内科
- 整形外科
- 皮膚科
医院情報は東京ドクターズ(株式会社アートブルー)が独自に収集したものです。診療科目や診療時間などにつきましては変更されている場合もございます。ご来院の際は念のため、各医院様へご確認ください。また、掲載情報の内容に誤りがある場合、もしくは情報の修正・新規登録をおこなう場合は『お問い合わせフォーム・その他のお問合わせ』よりお願いいたします。
福島 一雅 超音波エコー診断センター長への独自インタビュー
私にとって最も身近な職業
父は大学に勤務する医師でしたから、私にとって最も身近な職業であったことは確かですね。
大学に入ってからは、当初、小児科の医師を目指しました。子供と遊ぶのが好きなのは昔からでしたし、私自身、小児ぜんそくでお世話になっていた時期があったものですから。しかし、学生時代に目にした小児科の実情は、想像したような甘いものではありませんでした。病院に入院してくる子ども達は、そのほとんどが生死に関わるような状態です。私自身、元気な子供を診ていきたいと考えていたので整形外科医を目指しました。
スポーツドクターとしてのキャリアが始まったのは、医師となって同時くらいでした。私は日大出身ですから、日大のアメリカンフットボール部に携わるようになったのを皮切りに、以後、実業団の鹿島ディアーズ、ピッツバーグに留学後は、フットボール、野球、アイスホッケー等々、あらゆるスポーツにドクターとして関わってきました。
なでしこジャパンのサッカー選手である、ボンバーヘッドの選手をご存知でしょうか。彼女が骨折をしてしまい、救急車で運ばれてきたのが、当時私が勤務していた日大病院でした。そこで偶然にも彼女の主治医となり、手術を担当させてもらったことが縁となり、以後、東京ヴェルディのチームドクターとしてチームに関わるようになりました。
チームドクターは試合にはすべて帯同し、その他、健康診断から何から、やることは山のようにあります。そこで日々を送っていく間に、より広範な一般の方々も診れるような場所を作りたいと考え、2009年に開院したのが、『ライズシティクリニック』なのです(東京メトロ有楽町線・東池袋駅直結)。
超音波エコーによる診断・治療を柱としています
一般的な整形外科のイメージとは異なり、40代、50代の方が多い印象です。また、スポーツをされている方が多いことは事実ですが、最近は、一般的な整形外科疾患を訴えて来られる方も増えています。
『ライズシティクリニック』では、超音波エコーによる診断・治療を柱としています。6年間、ヴェルディで働いていた時のことですが、レントゲンで診察がつくものは、全体の怪我のうち、わずか8%に過ぎませんでした。ほとんどの怪我は筋肉や靭帯に問題が生じて起こるものであり、骨を見る検査であるレントゲンは、その用を為さないことが多いのです。
では、筋肉や靭帯を診るにはどういう方法があるかとなりますと、当院でおこなっている超音波エコー、あるいは、MRIがあります。ただ、MRIの場合、予約等に掛かる手間も入れますと、最短でも3日から4日という時間が必要になります。ところが怪我の場合、その3日4日で症状が変わってしまうこともあるのです。選手は今痛いところを見て欲しいわけですから、その点においてエコー検査は非常に優れているということになります。
エコー検査はまた、診るべきところをピンポイントで診ていける利点があります。患者さんに話を聞きながら痛い箇所に機器を当てることで、どこがどう傷んでいるかを、その場で確認することができるのです。これは、怪我だけではなく、肩こり等を診る際も同様です。肩こりの要因となっているものが目で見てわかることで、患者さんは納得できるし、治療意欲も増していくことにつながります。
福島一雅先生は今も東京ヴェルディのチームドクターをされており、私もその縁で知り合うこととなりました。肩こりの治療で非常に定評のある先生であり、スポーツ整形の第一人者でいらっしゃいます。