小川 隆吉 院長
TAKAYOSHI OGAWA
「育児を楽しく」がコンセプト。不妊治療からお産、内科までトータルに診療する
日本医科大学を卒業後、医局を経て1995年4月まで都立築地産院産婦人科医長として勤務。1995年、落合南長崎駅より徒歩10分のこの地に『小川クリニック』を開業。
小川 隆吉 院長
小川クリニック
豊島区/南長崎/東長崎駅
- ●内科
- ●産婦人科
多様さに惹かれ、父から「絶対になるな」と言われた産婦人科医の道へ
医者ではなく、他の道に進もうかと考えていたこともありました。開業医であった父に対する、若さゆえの反発がそこにはあったのでしょう。しかし気がつけば、父と同じ道に進む自分がいました。反発をしながらも、父の仕事をどこか憧れの目で見ていたのかもしれませんね。
父からは、「産婦人科医には絶対になるな」と言われていましたが、結局、迷いながらもこの科を選択していました。産婦人科は、お産という特別なものが1つあると同時に、他科に関係するものも扱うという面があります。赤ちゃんを診るわけですので、小児科がそうですし、外科や泌尿器、婦人科として癌を診ることも。その多様さにやりがいを感じ、産婦人科医となることを選んだのです。
不妊治療とお産から内科まで、トータルに診療
都営大江戸線・落合南長崎駅より徒歩10分、都営大江戸線・新江古田駅より徒歩12分の場所に位置する『小川クリニック』では、不妊治療とお産から内科治療まで、トータルでの診療を提供しています。内科に関しましては、私の末の妹(鈴木 美保子 副院長)が診療を担当しています。産科の患者さんであっても内科的な病気を抱えている方は珍しくありませんし、その意味で、両方の面からアプローチできる点はクリニックの特徴ともなっています。
それから、不妊治療によって妊娠をされた方が、ここでお産を迎えたいと希望されることも少なくありません。クリニックにおいて、お産と不妊治療の両方をおこなっているところは都内でも少なくなってきましたが、患者さんの気持ちを考えますと、この体制は非常に有意義ではないでしょうか。
産科について特徴と言えますのが、胎児スクリーニングの実施になります。胎児スクリーニングは胎児ドックとも呼ばれ、妊娠20週と30週において、分娩後に治る病気を検査していきます。対象となる部位は主に心臓ということになりますが、この時点で異常を発見し、分娩後にすみやかに治療をすることで助かるケースが少なくないのです。幸いなことに、開院以来、お母さんとお子さんの両方で、不幸なケースにいたった事態はいまだありません。1人の医師として、助けられる方の命を救えたことは、何にも優るやりがいとなっています。
元気なお子さんが産まれるように。あらゆる選択肢から患者さんに合った方法を考える
体外受精は最終的な手段として、非常に有効なことは間違いのないことです。ですが、最初の選択肢としてこれが位置づけられるとすると、はたしてどうでしょうか。近年になり、体外受精の治療そのものはどんどんと発達してきていますが、わからないことがまだ存在することは否定しようもない事実です。胎盤や臍帯(さいたい)の異常が多くなると言われているのは、その1つでしょう。
もちろん、不妊治療の選択は、その方の年齢や身体の状態、あるいは精神的なストレスも考慮されるべきです。実際に、当クリニックからも体外受精をおこなえる医療機関へとご紹介したことも多くあります。
最終的なゴールは、元気なお子さんが産まれること。あらゆる選択肢を視野に入れながら、患者さんと共に、その方に合った方法を考えていきたいと思っています。
全力を尽くし「お産の神様が宿る医院」を目指す
説明をする際には、要点がしっかりと伝わるようにと心掛けています。お恥ずかしい話ですが、入院されて初めて、「先生って本当はやさしいんだね」と患者さんに言われることが多々あります。どうやら普段は、多少「怖い先生」だと思われているのかもしれませんね(笑)。
患者さんには、「うちにはお産の神様が宿ってるんだよ」と伝えています。無論のこと、科学が前提にあり、全力を尽くさないことには、お産の神様は降りてきてはくれないでしょう。いつまでも見放されることがないよう、がんばっていきたいと思っています。
これから受診される患者さんへ
クリニックでは、お産を含めたコンセプトとして、「育児を楽しく」ということを掲げています。育児が楽しく感じられれば、昨今問題となっている虐待もなくなると思いますし、産後うつの抑制にもつながるのではないでしょうか。そして、良いお産は楽しい育児への前提となります。そこには、助産師のフォローが生きることもあるでしょうし、クリニックで推奨している無痛分娩が生きることもまたあるでしょう。入院中は無農薬・低農薬のお食事を提供させていただいていますが、それも楽しい思い出となりえます。
産む前、産んだ瞬間、そして産まれた後。『小川クリニック』では、心身両面において、心のこもったサポートをさせていただきます。
※上記記事は2016.6に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
小川 隆吉 院長 MEMO
- 出身地:東京都
- 趣味:音楽鑑賞、お酒、競馬、ジムワーク、ブートキャンプ
- 好きな本・作家:安部公房、エーリヒ・フロム
- 好きな映画:アクション/007、ミッション:インポッシブル
- 座右の銘:常に前向きに
- 好きな音楽:ジャズ
- 好きな場所:白馬岳、伊勢志摩
グラフで見る『小川 隆吉 院長』のタイプ
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと エネルギッシュで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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