小口整形外科
世田谷区/奥沢/九品仏駅
- 整形外科
- リハビリテーション科
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小口 茂樹 院長への独自インタビュー
反発を抱きながらも、父の影響を受け進んだ整形外科の道。
父は造船技士でした。要するに、船を造っていたわけです。私が今の道に進んだのは、それへの反発だったかもしれません。父の仕事は、純機械的な世界。それに対して私は、完全なデジタルではなく、そこに生物というアナログ的な要素の入った医学の道を志すようになっていました。
それでも私が整形外科を選んだのは、この科の持つメカニカルな要素に惹かれたのだと思います。骨や関節を診ていく整形外科は、バイオメカニックと言っていい世界です。結局、反発を抱きながらも、父の影響から離れられなかったというところでしょうね。
1993年に『小口整形外科』を開院いたしました。開業から20数年が経つことになりますが、これからも身体の続く限り、地域の人の健康を見守っていきたいと思っています(東急大井町線・九品仏駅より徒歩8分)。
年をとってきたからこそ必要になるメンテナンス。
普段何気なく歩いていますが、その一歩一歩が痛くなると、これはつらいものです。患者さんの中には、「年寄りだからしょうがないわ…」と仰る方もいらっしゃいますが、そうこうしているうちに悪循環が始まっていきます。痛いから動かない。動かなければ筋肉が弱くなり、ますます姿勢が悪くなって、さらに痛みが増していく。年をとっているから仕方がないのではなく、年をとってきたからこそメンテナンスが必要なのです。言葉はいささか乱暴かもしれませんが、ポンコツとビンテージカーの差でしょう。きちんと油をさしてあげれば、まだまだビンテージになれるのです。
私どものような整形外科クリニックは、手術でもって患者さんに貢献することはできませんが、状態を見ながら適切なメンテナンスを提供していく役割を担っています。手入れさえ充分であれば、富士登山までは難しいかもしれませんが、孫と手をつないでお買い物に行く、ということくらいは苦もなくできるようになれます。