山崎整形外科
世田谷区/羽根木/新代田駅
- 整形外科
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- リハビリテーション科
- リハビリテーション科
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山崎 幹雄 院長への独自インタビュー
新代田に根付いて25年。“おなかのこと以外ならなんでも”のかかりつけ医
新代田の駅のそばに開院してもう25年になります。基本的には整形外科ですが、いろいろな痛みを和らげるために相談に乗ったり、薬を処方したりしているうちに、範囲が広がって。禁煙外来を設けているのは、自分が禁煙できたから、これからしたい人の助けになれるかなということから。プラセンタ注射を行っているのは、もとは痛みをやわらげるために使っていたのが、他にもアンチエイジング効果や、打つと元気になる効果もあったりして、これも喜ばれることが多いので本格的に扱い始めました。なので、いつのまにかおなか(内蔵)のこと以外ならなんでも診るよ、というかかりつけ医のような医院になりましたね。
患者さんの思う“痛み”と医師の考える“痛み”はずれることがある
整形外科医を目指したのは、患者さんが死ぬことが少ないから、というそんな単純な理由です。基本的に整形外科が扱う項目は、とにかく命が助かれば、という疾病ではなく、QOL(クォリティ・オブ・ライフ=生活の質)をあげる症状。より楽に動きたい、より快適に生活したい、というその要求をかなえるものです。そのぶん、症状が“良くなった、悪くなった”という判断はきわめて曖昧で、個人の主観によるものが大きい。医学的によくなっていても、患者さんが痛みや不快を感じるなら、問題は解決していないわけです。患者さんの思う痛みと、医師の考える痛み、そのずれはどうしても避けられないものなんだ、というのは、長年やってきて痛感したことですね。
それではどうしたらいいかといえば、もうそこはじっくり話を聞いて、そしてこちらの話も聞いてもらって、すりあわせていくしかない。根気強く患者さんに寄り添いながら、いろんな方法を提案し、そして試してみる。そんな地道な作業の積み重ねでしかないと思います。そこから新しいやり方がみつかることもあるし、状況も変わっていったりするんです。