下北沢トモクリニック
世田谷区/北沢/下北沢駅
- 内科
- 消化器外科
- 循環器内科
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村上 知文 院長への独自インタビュー
下北沢だったからこその開業
私の生家は岩手の山深い中にあり、お医者さんもいないような田舎でした。誰かが病気になると、隣町からお医者さんが往診に駆けつけてくれたものです。その姿を見て、「お医者さんって、とってもありがたいな…」と感じたことを今でも憶えています。中学生の時に父を病で亡くし、実際にこの世界を志そうと考えたのも、幼い頃の記憶がどこかに残っていたからでしょうね。
私は大学卒業後、血液内科に籍を置きました。血液内科とは、主に白血病の治療等に関わる科で、そこで博士号を取得したのち、いわゆる市中病院で診療を続けてきました。そういったところでは、必然的に消化器や循環器を診る機会が多くなり、その経験を活かし、開業に至ったということになります。
私の場合、開業に踏み切ったのは、街ありきでした。通常は、開業を視野に入れてあれこれ物件を探すものです。ところが私の場合、知人の先生から「下北沢によい場所があるよ」との一言で、それまであまり念頭になかった開業を考えたのです。学生の頃から親しんでいた場所でしたから、もう迷いなく、「好きな街でやってみよう」と考えたんですね。
診療で最も大切なのは、患者さんと話を重ねていくこと
以前に統計を取ったことがあるのですが、比較的若い方、特に20代、30代の女性が多く来院されています。これには、下北沢という街の特性と、クリニックの雰囲気が関係しているのではないかと思っています。
『下北沢トモクリニック』は、1999年に開院いたしました。あれから20年近く経っている計算になりますが、今だモダンな印象をキープ出来ているのではないかと思っています。クリニックをデザインする際、重視したのは、患者さんと対話をする場所をとにかく広くとりたいということでした。クリニックでは、医者と患者さんが横並びで会話をするのが一般的ですよね。それに対してこちらでは、机を挟んで患者さんと向かい合う形になっています。私の書斎に友人である患者さんをお招きするというイメージでしょうか。
内科の診察で1番大事なのは、患者さんと対話を重ね、その方が抱えている不安や希望を聞きだすことです。それを可能にするには、旧来の病院然としたイメージはマイナスだと思っています。緊張することなく、ゆったりと何でも話していただける空間。それを感じていただけているからこそ、若い層の方にもご支持をいただけていると思っているところです。
内視鏡を専門にしている先生です。医師会でご一緒させて頂いており、柔らかい印象の先生です。