世田谷桜丘病院
久冨木原 健二 院長の独自取材記事
外来・入院・訪問を柱にシームレスな医療を提供。信頼できる「かかりつけ医」として、地域住民の暮らしを支える。
久冨木原 健二 院長クフキハラ ケンジ
慶應義塾大学医学部卒業後、研修を経て同大学神経内科に入局。大学病院や国立病院機構東京医療センターで経験を重ね、旧・世田谷井上病院を継承。2025年4月より『世田谷桜丘病院』院長として、地域医療を支えている。
人に寄り添う医師を目指し、神経内科を専門に研鑽を積む
私は九州・鹿児島の出身で、地元では父が眼科医院を開いていました。幼少期から医療に触れる機会が多くあり、患者さんから感謝される父の姿を誇らしく感じていました。やがて高校生になって自分の進路を決めるにあたり、「人に寄り添い、人の役に立てる仕事」をしたいと考え、医師を志すようになりました。
大学卒業後は初期研修でさまざまな診療科を回りましたが、神経内科での経験が今につながる転機になりました。神経内科で担当する患者さんの中には、認知症や脳梗塞を患う方が多くいらっしゃいます。超高齢化社会を迎える日本では、神経内科が担う役割がさらに重要性を増すのではないかと思い、この分野を専門に大学病院などで経験を重ねていきました。
信頼できる「かかりつけ医」として、地域住民の暮らしを支える
医師として10年あまり急性期医療に携わるなかで気付いたのは、病院の中だけでなく、地域と一体となって患者さんを支えていくことの重要性でした。自分が理想とする医療を実践するため、2025年4月より『世田谷桜丘病院』の院長となり、地域に根ざした診療に取り組んでいます。頼れる地域のかかりつけ医として、この地域に暮らす方々が最期まで住み慣れた場所で過ごせるよう、しっかりとサポートさせていただきます。
当院では、外来・入院・訪問診療の3つを柱に、急性期から慢性期まで切れ目のない医療をご提供しています。4階建ての建物には療養病床と透析室を備え、MRIやCTなど充実した検査体制も整えています。急性期を脱した患者さんに安心して療養していただける環境を整備し、健診などで重大な病気が見つかった患者さんを専門的な医療へとつなぐ……。そうして地域の皆さまの安心の暮らしを支えていくことが、私たちの使命だと考えています。
外来・入院・訪問診療を柱に、切れ目のないサポートを
外来診療では、私が専門にする神経内科を中心に、風邪や生活習慣病など一般的な内科診療にも幅広く対応しています。また、世田谷区による各種健診・検診や人間ドックなどの予防医療にも積極的に取り組んでいます。喘息・肺炎など肺や気道の病気を診る呼吸器内科、膀胱炎や排尿の悩みなどに対応する泌尿器科については、それぞれに専門性を備えた医師が診療を担当していることも特徴です。神経内科では、認知症や頭痛の専門外来も開設しておりますので、お気軽にご相談ください。
入院施設は建物の2階と3階にわたり、合計54床を備えています。療養病床という性質上、当院は多くの患者さんが「最期まで過ごす場所」となることも少なくありません。しかし、たとえ退院が難しい場合でも、寝たきりの状態はできるだけ避けたいと考えています。そのため当院では週に数回、柔道整復師によるリハビリテーションを実施しており、入院患者さんへの透析療法、人工呼吸器管理に対応できる点も特徴です。患者さんやご家族の最期の時間がよりよいものになるように、看護師やリハビリスタッフがチーム一丸となって療養生活を支えています。
「ありがとう」の言葉を力に、患者さんやご家族に寄り添っていく
手術によって悪いところを切除し、病気を根本的に治す外科医に対して、内科医は患者さんの話を聞くことが一番の仕事だ……。そう教えてくれたのは、大学病院でお世話になった恩師でした。確かに認知症や脳梗塞に代表される神経内科の病気では、「病気と上手に付き合っていく」必要があるケースも少なくありません。だからこそ、診察の際はお一人お一人と丁寧に向き合い、検査結果や治療内容についても分かりやすくご説明することを心がけています。たとえ病気を治すことは難しくても、その方の生活の質(QOL)が少しでも向上するように、患者さんやご家族に寄り添った診療をしたいと考えています。
子どもの頃、眼科医だった父が患者さんからの感謝の手紙を手にしていた姿をよく覚えています。そして医師になった今、患者さんやご家族からいただく「ありがとう」の言葉が、日々の励みになっています。私は40歳という節目の年に当院の院長となりました。これから20年、30年とこの地域の医療に携わり、「世田谷区になくてはならない病院だ」と言っていただけるようになることが、今の私の目標です。当院に信頼を寄せてくださる皆さまの期待にお応えするためにも、よりいっそう充実した医療をご提供できるよう取り組みを続けてまいります。
これから受診される患者さんへ
当院は入院施設を備えた「病院」ではありますが、地域に根ざした「かかりつけ医」としての役割は、町のクリニックと何も変わりません。ご自身やご家族に気になる症状があるときや、「こんなことで受診していいかな?」と迷うような場合も、気軽に足を運んでいただきたいと思います。体のことを何でも相談できる存在として、丁寧な診察と適切な検査を通じて、お一人お一人の状態に応じた医療へとつなぐお手伝いをいたします。地域の皆さまにとって頼れる存在でありたいと考えておりますので、どのようなことでも遠慮なくご相談ください。
※上記記事は2026年1月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
久冨木原 健二 院長MEMO
- 出身地:
- 鹿児島県
- 出身大学:
- 慶應義塾大学医学部
- 趣味・特技:
- ゴルフ、フットサル
- 好きな書籍:
- 『人を動かす』(D.カーネギー 著/山口博 訳)
- 好きな場所:
- 馬事公苑
- 好きな言葉・座右の銘:
- 「医療とは医学の社会的適用である」
地域に根ざし幅広い診療で安心を支える世田谷桜丘病院
世田谷桜丘病院は、世田谷区桜丘に位置し、地域の健康を支える存在として親しまれている病院です。内科を中心に幅広い症状や慢性疾患に対応し、患者一人ひとりの生活背景に配慮した丁寧な診療を行っています。対話を大切にし、不安や疑問に寄り添う姿勢も特長。清潔感のある落ち着いた院内環境のもと、安心して通い続けられる体制が整えられています。
| 電話 | |
|---|---|
| 所在地 |
東京都世田谷区桜丘4-25-8 |
| 駅名 |
|
| 駐車場 |
あり |
| WEB | |
|
特徴 |
ネット予約 / 駐車場あり / 男性医師在籍 / マイナンバーカード保険証利用 / 健診・検診 / 人間ドック / 日本内科学会総合内科専門医 / 日本神経学会神経内科専門医 / 頭痛外来 / 認知症外来 / 禁煙外来 |
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