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難波 龍人 院長

TATSUTO NAMBA

目を診ることによってわかる全身の病気の予兆、健診の大切さを伝えたい。

大学卒業後、北里大学の眼科で神経眼科を学び修練を積んだ後、有楽町の駅前のビルにて『駒沢なんば眼科』を開業、その後駒沢大学駅から徒歩4分のこの地に移転。

難波 龍人 院長

難波 龍人 院長

駒沢なんば眼科

世田谷区/駒沢/駒沢大学駅

  • ●眼科

眼科の開業医だった父の姿を見て育ち。

難波 龍人 院長

子供の頃はモノを作るのが好きで、鉄道関係の車両などに大変興味を持っていましたので、工学部に進もうと考えたこともありました。しかし、眼科の開業医だった父の姿を見て育ち、網膜剥離や緑内障など眼科の専門用語にもなじみがあったので、成長とともに自然に眼科医の道を選びました。大阪医大卒業後、眼科に入局して緑内障を専門とする教授について指導を受けながら、北里大学の眼科で神経眼科を学び修練を積みました。
その後、1999年に有楽町の駅前のビルで開業しました。有楽町は便利でよい街だと思いますが、オフィス街なので患者さんはサラリーマンやOLさんが大変多かったです。しかし、私の中の開業医のイメージは、父がそうだったように、小さなお子さんからご高齢の方まで診察する地域に根差したクリニックだったので、移転を考えるようになりました。住宅街で開業したいと思い場所を探していたら、新玉川線駒沢大学駅から徒歩4分の現在の場所がみつかりました。この辺りは木々の緑も多く、駒沢公園も近いのでとても気に入っています。

『神経眼科』について。

難波 龍人 院長

神経眼科とは眼科のなかでも特殊な科で、視神経から脳内の伝達経路に関する領域を扱っています。眼球の動きや視野の形から、視覚情報処理の異常などを診療する科です。
たとえば、目の動きを司っているのは脳の中の脳幹という部分で、ここで両目の動きをコントロールしていますが、脳幹の働きが狂ってしまうと、モノが二重に見えたりピントが合わなくなったりします。伝達経路に異常がある場所や病気を診断する神経眼科は、脳神経外科や脳神経内科と重なる部分が多く、CTなどがない時代には眼球の動きが脳神経や脳血管の状態を知る手掛かりとされていました。目を診ることによって、目の病気だけでなく、脳の腫瘍や脳血管疾患、神経疾患など全身のいろいろな病気の予兆を知ることができます。実際に当院では、患者さんの目の動きを見て異常を感じた場合は、早急に検査をおすすめしています。

患者さんとの「人と人とのおつきあい」を心がける。

難波 龍人 院長

まず、患者さんのお話をよくお聞きすることを大切にしています。一見、病気に関係のない話でも、いろいろとお聞きしていると診断や治療の参考になるケースが多いですね。また、病気の診断や今後の治療について、患者さんご自身に理解していただかないといけませんので、わかりやすく説明して理解していただくことを大事にしています。
患者さんと医師になってしまうとあまりよくないのかな、という気持ちがありまして、あくまで「人と人とのおつきあい」というつもりで患者さんに接していますね。

最近増えている目の病気と、健診の大切さ。

以前と比べて、ドライアイの患者さんは増えていますね。軽い症状も含めて、冬場に多いですね。ドライアイの原因は様々で、元々涙が眼球の上に上手くのらない方もいますが、環境的な要因も影響しています。オフィスやご家庭のエアコンによる乾燥のほか、街の木々が少なくなり水分も少なくなっているので、街全体の湿度が低くなっていることも影響していると考えられます。予防方法としては、まずはエアコンの風が直接顔にかからないようにすることです。常に部屋の湿度を意識した方がいいでしょう。
また、目の病気だけでなくどの病気でも同じですが、早期発見、早期治療がベストです。眼科の病気でやっかいなのは、緑内障や網膜症など自覚症状がなかなか出ない病気です。自覚症状が出てから来院されて検査してみると、病気が進行してしまっていて、治療がなかなか上手くいかないケースもあります。このような病気に対しては、健診がとても大事です。眼科の健診も年に1回は受けたほうがよいでしょう。特定健診で眼底も診てもらうだけでも違ってくると思います。

これから受診される患者さんへ。

今はネットで検索すると、いろいろな情報や知識が手に入る時代です。しかし、その情報や知識を患者さんが正しく理解しておらずに勘違いされている場合もあります。自分で安易な判断をするのではなく、気になることがあったら、早急にクリニックを訪れて診てもらうことをおすすめします。「もっと早く検査していれば、視力を失わずに済んだかも」という最悪の事態にならないように、患者さんご自身が目の健康を意識することが大事だと思いますね。
また、いつも地域の人々に頼りにされる眼科医でいたいと思っていますし、早期発見、早期治療で、視力を失う人をひとりでも減らしたいですね。

※上記記事は2015年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

難波 龍人 院長 MEMO

  • 出身地:大阪府
  • 趣味:鉄道
  • 好きな本:ライトミステリー
  • 好きな映画:ほのぼの系の邦画
  • 好きな音楽:オールジャンル
  • 好きな場所:信州の八ヶ岳など自然の中

グラフで見る『難波 龍人 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION

駒沢なんば眼科

難波 龍人 院長

世田谷区/駒沢/駒沢大学駅

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