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植村 功 院長

ISAO UEMURA

すべては人のために。私が出来ることを精一杯おこなっていきたい。

公務員として働いた5年間の中で学びえた技術や知識をもっと身近に役に立てられる事と考え、医師となろうと決断。皮膚科医となり、三軒茶屋駅「三茶パティオ口」よりすぐの所に『三軒茶屋皮膚科クリニック』を開業

植村 功 院長

植村 功 院長

三軒茶屋皮膚科クリニック

世田谷区／太子堂／三軒茶屋駅

  • ●皮膚科

公務員から医師への選択…私を動かしたもの。

植村 功 院長

私は公務員だったことがあります。キリスト教系の学校を出たこともあるでしょうか、人のためになると考えて就いた仕事でした。その5年間の中で、学びえた技術や知識をもっと身近に役に立てることはないだろうかと考えるようになり、その先に医師という職業があったということなのです。文系から理系、しかも一旦就職してからのことでしたから、チャレンジはチャレンジでした。医師以外の職業に就いたことが患者さんの視線で考えられることに役立っており、良かったと思っております。
皮膚科を専門としたのは、自分で視て学べるというおもしろさや、皮膚の病変が患者さんの内臓や精神面の鏡となることに興味を持ったからです。さらに皮膚科は内科的な要素に加え、外科的な治療もありますし、その点に興味をおぼえて選択に及んだのです。あと、私の叔父が化粧品会社を経営しておりまして、その影響も少なからずあったかもしれませんね。
おかげ様で、ここまで人に恵まれてやってきました。大学時代の恩師は非常に出来た方で、まさに、「私を抑えて公のために尽くす」先生でした。先生から得た薫陶が、今の私のベースとなっているように感じています。
2003年に『三軒茶屋皮膚科クリニック』を東急東横線／東急田園都市線・三軒茶屋駅よりすぐのこの地に開設致しました。私は生まれも育ちも世田谷区でありまして、土地勘もあり、馴染みのある場所で地域医療に携わりたいと考えてのことでした。

沢山の若者が抱えるにきびの悩み。

植村 功 院長

ご年配の方が2割、お子さんが2割、残りの6割が若い男女ということになりますでしょうか。開業当初は、これが本当に若い方が多く、9割を占めていました。もちろんこれには理由があり、当時はにきびの治療に力を入れていたのです。保険治療で効果のみられない方へのケミカルピーリング。この治療が評判を呼び、あれよあれよと言う間に若い方が口コミで増えていきました。私は、それをすべて自分でおこなっていました。その人の状態によってさじ加減は異なるものですから、人にはとても任せられなかったのです。ただ、今は事情が若干異なります。皮膚科学会としても、にきび治療に力を入れてきていますし、昨今は治療薬も豊富になってきました。ですから、今は相当に重症な方に限定して、ケミカルピーリングをおこなっている状況です。
にきび、アトピー性皮膚炎、じんましん。皮膚のあらゆるお悩みに対して、私が出来ることを精一杯おこなっていきたいと思っています。

患者さんの話を時間を、かけて聞くことの大切さ。

植村 功 院長

やはり患者さんの話をよく聞くということです。その中から、病気の背後にある原因を探っていくという過程が大切になります。一例を挙げましょう。頭皮がひどくかぶれた状態でお越しになった方がいました。幾つかの医療機関を受診されたそうなのですが、いらっしゃった時はステロイドの使用が過ぎ、真っ赤にただれた状態にありました。よくよく聞いてみますと、お使いになってるヘアクリームに問題があるということになり、使用を中断してもらった結果、「先生、治りました」となったのです。
話を聞いたから治るわけではありませんが、聞いて治ることもあるのです。また、皮膚科で対処できることは限られてきますが、症状が精神的な部分に因ることもあり、その場合はアドバイスを差し上げることも可能です。
じっくりと時間を掛けてお話をうかがうものですから、「待ち時間が」というお声もありますが、これが私のやり方であるため、ご容赦の程、お願い申し上げます。

慎重に取り組んでいるアトピー性皮膚炎の解決策。

アトピー性皮膚炎をもう少しすっきりと治していきたいですね。重度の方の場合、家から出られないという方も決して珍しくありません。皮膚そのものも当然ですが、患者さんの背景を含めじっくり診察し、それを何とかして差し上げたいと思います。
その解決策として今導入を考えているものに、特殊な検査方法に基づく方法があります。かなり改善したという報告もあることですので、慎重に経過を見ていきながら、新たな解決策を取り入れていきたいと模索しています。

これから受診される患者さんへ。

当クリニックでは、女性の医師も診察をおこなっています。患者さんの立場からすれば、女性の先生に診てもらいたいということもあるでしょう。選択肢の1つとして、ご自由にお選びいただければと思います。また、1時間という限られた枠になりますが、お母さん方が動きやすい時間帯に、乳児・幼児予約を設定させていただいています。こちらについても、有効に活用していただきたいですね。
私の目下の悩みは、その待ち時間なのです。大変申し訳ないのですが、重症の方がいらっしゃいますとどうしても診察に時間が掛かり、お待たせすることが多くなっています。重ね重ね申し訳ないのですが、これも一生懸命診ていることの表れとして、ご寛恕いただければ幸いです。

※上記記事は2015.8に取材掲載したものです。
個人の主観的な評価や情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

植村 功 院長　MEMO

  • 出身地：東京都
  • 趣味・特技：テニス、フィッシング、スキー
  • 好きな本もしくは愛読書：医学専門書、科学雑誌、テニス雑誌
  • 好きな映画：ドキュメント、印象に残った作品　／　プラトーン、シンドラーズリスト
  • 座右の銘もしくは好きな言葉：人のために
  • 好きな音楽もしくは好きなアーティスト：クラシック、ジャズ、ポピュラー…etc。
  • 好きな場所もしくは好きな観光地：海

グラフで見る『植村 功 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい		 エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION