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飯田 晋也 院長

SHINYA IIDA

体のことから心のことまで。女性の健康をトータルサポートする、女性のための総合クリニック

日本医科大学卒業。1997年に『一番町レディースクリニック』を開業(東京メトロ半蔵門線「半蔵門駅」5番出口より徒歩1分)。

飯田 晋也 院長

飯田 晋也 院長

一番町レディースクリニック

千代田区/一番町/半蔵門駅

  • ●婦人科
  • ●内科
  • ●皮膚科
  • ●心療内科
  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科
  • ●精神科

体のことから心のことまで、女性の健康をトータルサポート

飯田 晋也 院長

大学病院の産婦人科で仕事を続けているなかで、ジレンマを感じるようになっていました。総合病院ではそのシステム上、例えば腰が痛いとなれば整形外科、痒ければ皮膚科、血圧が高ければ内科と、様々な科に患者さんに足を運んでいただかなくてはなりません。患者さんの身になってみれば、それはとても負担のかかることです。できる限り1つの場所で診ることはできないものかと思い、当クリニックを始めました。今でこそ、女性心療科という部門を設けるクリニックは増えましたが、開業当初より、まさにそうした医療を目指してきました。

あえて“広く浅く”診ることの意味

飯田 晋也 院長

『一番町レディースクリニック』では、婦人科・内科・リハビリテーション科・皮膚科・婦人ドック・更年期外来・整形外来・精神科・心療内科を標榜しております。
昨今はパソコンやスマートフォンなどに長時間接することによる眼精疲労やそれに伴う頭痛、あるいは同じ姿勢を続けているために起こる肩こりや腰痛といった症状に悩まされている方が少なくありません。当クリニックでは婦人科疾患に限らず、そうした現代の女性の身体の不調全般に対処しています。あえて申すならば“広く浅く”診るということです。心療内科については専門の医師が担当し、自身の専門を越える症状についてはより適切な専門の医療機関を紹介しています。「どこにかかればいいか、わからない」といった患者さんにとって"広く浅く診る"ことには、より良い医療へ導くという意義があると考えています。

生理痛(月経困難症)の診察に力を

飯田 晋也 院長

特に生理痛、いわゆる月経困難症の診療においては実績を重ねてきました。不妊症の原因となる器質的なもの、子宮内膜症や子宮筋腫、子宮腺筋症といった疾患をできる限り早期に見つけ、適切な治療を進めていきたいと考えています。
女性の体調はひと月周期で変化や波があるという前提を改めて認識する必要があります。月経周期というものがあるわけですから、それに合わせて診察をしないことには必要な情報も集められませんし、適切な治療も望めないということになります。
昨今、生理痛の緩和にピルの処方を望む方が増えています。そのこと自体に問題はありませんが、なぜ生理痛が起こるのかということを突き詰めることなく安易にピルを用いていると、重大な疾患を見逃すことにもなりかねません。たとえば内科の分野においても、漫然と同じ薬を使い続けることへの弊害が指摘されているように、きめ細かな診察が必要と考えています。

患者さんが望むことだけを提供するのが医療ではない

問診を丁寧におこなうことが大切です。症状の背景にある個々の状況を詳細に把握する必要があります。患者さんが問診票に記入するのは、その人が自覚していることだけです。書かれてあることをただ受け止めるのではなく、その裏側にあるものを引き出すのが医者の仕事です。「医療はサービス」と見る向きもありますが、私個人はそうと考えてはいません。患者さんが望むとおりの処置を提供する、というのでは医者としての役目を果たしてないことになります。生身の人間を見て、声を聞いて判断するべきなのです。
私たちの仕事は、観察日記に例えられるかもしれません。小学生の時に、植物の種を蒔いて成長を観察しましたよね。断面ではなく、過程をつぶさに見ているからこそわかるものがあるのです。医療で、細心の注意を払っていても、見立て違いというものがどうしても出てきます。それを修正していくには、普段からより多くの情報を得て、過程を重視する必要があるのです。

これから受診される患者さんへ

インターネットは便利なものですが、人は誰しも自分に都合の良い情報を求める傾向があります。あるいは、知人や友人から、耳の痛くなるようなことを言ってもらえることは少ないでしょう。拙速に情報を求めるだけで終わらせず、気になることがあったら専門家に尋ねてみてはどうでしょうか。
来院される際には、できるだけ症状がある間に受診してください。例えば風邪を引いた時、症状が治ったあとに内科を受診することはありませんよね。出血ひとつとっても、その量や色、匂い等で我々は判断していきますから、症状のあるうちに診察することが大切です。気になる症状があれば、できる限りその日のうちに受診することを心がけてください。

※上記記事は2020年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

飯田 晋也 院長 MEMO

産婦人科専門医

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味:スカッシュ
  • 好きな本:近代史
  • 座右の銘:「継続は力なり」
  • 好きな音楽:クラシック、ボサノヴァ
  • 好きな観光地:西表島

グラフで見る『飯田 晋也 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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