神保町メンタルクリニック
千代田区/神田神保町/神保町駅
- 精神科
- 心療内科
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多田 幸司 院長への独自インタビュー
大学病院で培った知識と経験を地域医療に生かす。
医師のなかには「親が医師で、その影響を受けて自分も同じ道を志した」という人が少なくないかと思いますが、うちの両親は公務員でしたので、そうした親の影響というのはありませんでした。むしろ私の場合は、子どもの頃から自然科学が好きで生物の研究者になりたいと考えた時期もあったのですが、いつしか自然科学の延長線上にあるものとして医学に興味を持つようになり、この道を志しました。その意味では、何か特別なきっかけがあったわけではなく、好きなこと・興味のあることを追求するうちに、自然と辿り着いたといった感じでしょうか。
数ある診療科のなかで精神科を選んだのもやはり、精神科の講義が面白かったから。特に神経症に関する講義は大変興味深く、その奥深さに惹かれるとともに医師としてのやりがいを覚え、精神科医になった次第です。
大学卒業後はそのまま大学病院に残りました。当初は「臨床」を中心に行っていましたが、精神医学教室の講師になったのを機に「教育」にも携わるようになり、最終的には准教授も務めました。その後、約26年間におよぶ大学病院での臨床・研究・教育を通じて培った知識と経験を広く役立てたいと思い、2006年に、私の地元であるここ神保町に「神保町メンタルクリニック」を開業し、現在に至っています。
オフィス街で、ストレスを抱えたビジネスパーソンに寄り添う。
当院は、神保町駅から徒歩1分のところにある医療モールの5階に構えています。ご存知のとおり、神保町はオフィス街ですので、当院の患者様もやはりビジネスパーソンの方が中心。近隣にお勤めの方が仕事中に、あるいは仕事帰りに来院されるケースが大変多くなっています。大学病院の精神科などですと、どちらかと言うと女性の患者様が多い傾向にありますが、当院の場合はお勤めの方が多い関係上、大学病院と比べると男性の患者様の比率が高く、全体の割合としてはだいたい男女半々くらいとなっています。
あとは、産業医の紹介によって来院される方が多い点も特徴のひとつと言えます。私のことを信頼してご紹介いただいているということもあり、プレッシャーはありますが、そのぶん大きな責任感とやりがいを感じながら日々診療にあたっています。
症状という観点で言うと、うつ状態の患者様が圧倒的に多いですね。仕事上のストレスが直接的な引き金になっているケースもありますが、元々個人的な生きづらさを抱えていて、そこに何かしらのストレスが加わることで不調をきたしているケースなどもあり、原因についてはやはり個人差があります。
多田幸司先生は根拠に則って、きちんとした医療を提供しておられます。お優しい方ですが、それだけではなく、伝えるべきことをきちんと伝えてくれる先生ですよ。