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吉井クリニック

目黒区/大橋/池尻大橋駅

  • 脳神経外科
  • 内科
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診療
電話 03-3469-2502
所在地 東京都目黒区大橋2-22-4 増本ビル2階
最寄駅 池尻大橋駅
駐車場 近隣コインパーキングあり
WEB
休診日 金曜・日曜・祝日
診療時間 9:00~12:00

特徴

  • ●男性医師
吉井 信哉 副院長(頭痛専門外来)

SHINYA YOSHII

吉井 信哉 副院長(頭痛専門外来)

頭痛専門医による頭痛治療。 1人ひとりの患者さんに合わせた治療を。

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吉井 信哉 副院長(頭痛専門外来)への独自インタビュー

一次性頭痛と二次性頭痛。その違いとは……

頭痛は様々な原因で起こされており、頭痛の強さ、頻度、痛む部位や持続する時間によっても異なっており、国際頭痛分類では、片頭痛だけでも15種類、緊張型頭痛でも9種類あるとされ、頭痛は258種類を数えるとされています。
頭痛は、大きく分けると一次性頭痛と二次性頭痛に分類されます。一次性頭痛とは、片偏頭痛を始め、緊張型頭痛や三叉神経・自律神経性頭痛(群発頭痛を含む)などが代表的なものであり、これは頭痛以外の他の病気のない頭痛です。後者の二次性頭痛には、脳腫瘍や脳血管障害、あるいは感染症など他の病気が原因となって起こるものです。
頭痛診療治療で最初に行うのが、この二次性頭痛を徹底的に除外することにあります。特に、くも膜下出血や脳出血、脳梗塞や脳腫瘍など、そういった命に関わるようなものを見きわめていくことが肝要なのです。

命に関わる頭痛を見きわめていくことが大切

九州からいらした患者さんのケースです。近くの病院で片頭痛の治療をされいてたのですが、ある時突然首の痛みと後頭部痛が出現、首から後頭部の痛みが一時期治まらず、東京に来られた際に受診されました。そこで二次性頭痛を否定するため頭部MRI・MRAを撮りましたところ、脳の中心部に脳梗塞の跡があり、かつ脳の血管が割けそうな状態(椎骨動脈解離)になっていることがわかりました。脳梗塞は6ヶ月前に起こっており、血圧の治療もされてないことから厳密な血圧のコントロールと、片頭痛予防薬による治療を行った結果、血管の状態が改善し、頭痛も軽減いたしました。
当頭痛外来では、最初に画像診断、詳細な問診、採血をおこない、危険な頭痛かどうかの診断をおこないます。この方は幸いにも大事に至りませんでしたが、実際に脳梗塞やくも膜下出血を起こしているにもかかわらず、ここまで歩いていらっしゃる方が実際にいらっしゃいます。
危険な頭痛である二次性頭痛で受診される方は少ないですが、その可能性を除外すること。それが、頭痛治療で最初に求められることになります。

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目黒区大橋2-22-4 増本ビル2階

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