プラザ形成外科
渋谷区/広尾/広尾駅
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橋本 敬史 院長への独自インタビュー
街角で偶然目にした患者さんの姿が
私が中高生の頃というのは、のちに平成大不況と呼ばれた時期でした。お恥ずかしい話ですが、正直なところを申し上げれば、手に職をつければ、資格を得ればなんとか生きていけるかもしれない、といった気持ちで当初は医療の道に進んだのです。その意識がやりがいへと変わったのは、整形外科医になってからのことでした。今も強く記憶に残っていることがあります。あれは私が駆け出しの整形外科医だったころ、鎖骨を骨折した患者さんが運び込まれてきました。私が手術を担当し、治療も終了して、その方は無事退院していかれました。それからほどなくして、本当にたまたま、その方が街中で自転車を立ち漕ぎしているところを見かけたのです。あんなに辛そうだったのに、もうすっかり元気で社会復帰されてる。その姿を見た瞬間、誇りのような感情がこみ上げてきました。以来、医師としての自覚に改めて目覚め、各地の病院で勤務医を務めたのち、『目黒整形外科内科』院長に就任したのが2021年のことになります。
「整形外科内科」とクリニック名にありますように、当院では整形外科と一般内科を広く拝見しています。発熱外来等は私も担当しておりますが、基本的に内科については専門の先生に診ていただける体制を整えています。整形外科に関して言いますと、午前中はご高齢の方が中心で、夕方になると子ども達が怪我などで来院することが多く、週末の土曜日になると今度は現役世代の方が多く見えています。
「来た価値があった」と患者さんに思っていただけるように
医学的な正しい診断に基づき、エビデンスに則った治療を提供することは当然として、いつも心がけているのは、患者さんが「今日来た価値があった」と思ってもらえるようにということです。病気によっては、すぐに治らないものがあることは事実です。それでも、「とにかく話を聞いて欲しい」という方もおられますし、「湿布が欲しい」という方もおられます。そのご要望に出来るだけ添えるように努めてまいります。
もう亡くなりましたが、私の母は長年飲食店を経営していました。その母が常に言っていたのが、「今日ここに来て良かったと思って帰っていただけるように」ということだったのです。医療は接客業とは違うかもしれませんが、患者さんに「今日来た価値があった」と感じていただけるようにしたい気持ちに変わりはありません。