小村肛門科医院
葛飾区/堀切/堀切菖蒲園駅
- 肛門科
- 肛門外科
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電話 | 03-3697-3917 |
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所在地 | 東京都葛飾区堀切2-9-7 |
最寄駅 | 堀切菖蒲園駅 |
駐車場 | 近隣コインパーキングあり |
WEB | |
休診日 | 金曜・日曜・祝日 |
診療時間 |
[月曜・水曜]08:00~11:30 17:00~20:00 [火曜・木曜・土曜]08:00~11:30 [金曜]17:00~20:00 |
特徴 |
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KENICHI KOMURA 小村 憲一 院長
外科専門医 /大腸肛門病専門医 |
医院情報は東京ドクターズ(株式会社アートブルー)が独自に収集したものです。診療科目や診療時間などにつきましては変更されている場合もございます。ご来院の際は念のため、各医院様へご確認ください。また、掲載情報の内容に誤りがある場合、もしくは情報の修正・新規登録をおこなう場合は『お問い合わせフォーム・その他のお問合わせ』よりお願いいたします。
小村 憲一 院長への独自インタビュー
祖父、父から受け継いだ肛門疾患専門診療所
当院は1935年に私の祖父が開設した医院です。開業当初は小児科も診ていたと聞いていますが、やがて肛門科一本となり、父がそのあとを受け、私がまたそれを引き継いだという形になります。
この道を志したのは、両親の教育の賜物といいますか(笑)、期待を受け止めたというところでしょう。反発をした時期もありました。しかし、その反発に対する父の怒りを跳ね返すほど、なりたいものが見つからなかったというのが正直なところです。
しかしそれも、今振り返ってみれば良い方向へと導いてくれたと思っています。私の専門である肛門の手術は、結果がすぐに分かります。良い手術をすれば感謝していただけますし、上手くいかなければ、当然、それなりの結果しか出ないわけです。そのシビアな面が逆にやりがいともなりますし、良い結果が出たときの患者さんの笑顔がなによりの励みとなっています。
おしりの悩みはさまざま。そのすべてに応えていきたい
患者さんは0歳から90歳の方まで、老若男女問わずいらっしゃっています。赤ちゃんで多いのは乳児痔瘻(にゅうじじろう)といい、肛門に膿がたまる病気です。女性に関しては、出産後、おしりの調子が悪くなる方が多いですね。
全体を見れば、イボ痔(痔核)の方が大多数でしょうか。腫れていたり、出血が見られたり、排便時に外に出てしまう(脱肛)という症状で来られる方が多いと思います。残りの方は、切れ痔や痔瘻(じろう)、直腸脱、さらに最近では便が漏れてしまう(便失禁)という方が増えています。
便失禁は、「年だから仕方がない」とあきらめてしまう方が多いのですが、治療をおこなうことによって、充分に改善が可能です。たとえば、バイオフィードバック療法というものがあります。便失禁は、肛門を上手く閉められないゆえに起こる症状です。ところが、ご本人は閉めているつもりでも、大臀筋(お尻の筋肉)にのみ力が入っていて、肛門が閉められないという方がいらっしゃいます。これをセンサーを使い、閉める感覚をおぼえていただくのがバイオフィードバック療法です。
他にも、閉める感覚はあっても、その力がないという方に、電気的な刺激を骨盤回りに加え、閉める力を強くする低周波電気刺激療法というものもあります。すべての方が完全に良くなるとは言いきれませんが、少なくとも今よりは改善させることは充分に可能です。
小村憲一先生の元では、肛門に関する勉強をさせていただきました。知識・技量はもちろんですが、なによりその優しい人柄が印象的な方です。全人的医療を掲げておられ、患者さんのあらゆるお悩みに対応しておられます。