紫藤クリニック
新宿区/高田馬場/高田馬場駅
- 精神科
- 心療内科
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紫藤 昌彦 院長への独自インタビュー
学生から高齢者、外国人まで幅広い診療を経験
私は高校時代、進学校にいたので、周りに医師を目指す同級生が多かったんですね。身内に医療関係者がいた訳でもなく知らない世界でしたが、周りに刺激を受けて医療の道を目指すことを決意しました。
当時は医療が細分化されて身体医学が進み、さまざまな医療機器の開発により治療が進んできた時代でした。精神医学の道を選んだのは、精神や脳の部分は一番最後まで解明されない、という未知のものに対する興味があったことに加え、人間の感覚で患者さんをみて治療していく分野であると感じたことが理由です。また、人間の心の深遠さという点にも魅力を感じましたね。
弘前大学卒業後は、国立国際医療センターや久里浜アルコール症センターで精神医療に従事しました。その後はご縁があり、外務省医務官、早稲田大学保健センター相談医、最高裁診療所嘱託医、保健所予防課長などさまざまな機関経験を積みました。
特に国立国際医療センターは新宿区にある国際医療協力もおこなう総合病院で、勤務医として最初と最後をすごした病院でもあります。海外に関係する患者さんの診療を担当することもできました。医療機関以外での診療も含め、多様な場所で医師として仕事ができたのは、今の診療にも繋がる貴重な経験だと思いますね。1997年、それまでの診療経験を地域医療に生かしたいと考え、紫藤クリニックを開院しました(JR山手線/東京メトロ東西線/西武新宿線 高田馬場駅 徒歩3分)。
薬での診療からカウンセリング、心理療法まで幅広い治療を提供
当クリニックは開院して20年以上になります。高田馬場という場所は開院する以前からなじみがあった場所です。近くには早稲田大学や高齢者の多い都営住宅があり、また海外からの方も多くお住まいです。幅広くいろんな人がお住まいというのが、この場所の魅力だと思いますね。クリニック開院の際この場所を選んだのは、周囲の環境に魅力を感じたことと同時に、私が勤務した国立国際医療センターを始めとして医療機関も多いことも大きな理由です。連携が取りやすく患者さんの利便性が高いですからね。
実際来院される患者さんはさまざまで、学生さんや企業にお勤めの方がストレスによるうつ病や適応障害でみえる他、 統合失調症などの方もいらっしゃいます。
当院の診療科目は精神科、心療内科、心理相談。メンタルに関する病気は、心だけでなく体に影響がでることも少なくないため、内科の症状も同時に拝見することも可能です。治療の際には必要に応じて心理テストも併用し、心理学的診断をおこないます。薬物による治療のほか、心理学的なケアが必要な場合や、 ご本人が希望される場合にはカウンセリングやEMDRや認知行動療法などの心理療法もおすすめしています。
患者さんの抱えている問題はお一人お一人違います。自分の困っていることを話したい、トラウマケアを受けたい、自分自身を見つめ直したい方にはカウンセリングをおこないます。また、病気のメカニズムを学び治療の方法を考えていきたいという方には認知行動療法をおすすめしています。暴露反応妨害法、エクスポージャー療法、マインドフルネスなどさまざまな療法があり、症状や困りごとに合わせて方法を選んでいきます。施術は専門に学んだ臨床心理士が担当。現在はインターネットも普及し患者さんも様々な情報を得ることができますので、自らそうした心理療法を受けたいと希望されて来院される方も増えています。
親身に話を聞いてくれて、とくに若い方への理解が深い、素晴らしい先生です。