永井 一成 院長
KAZUSHIGE NAGAI
「都会で働く」をサポート。思いついたときにすぐに立ち寄れる、身近な医療機関をめざして
北里大医学部卒業。同大学医学部麻酔科に入局。国立相模原病院麻酔科医長を経て、北里大学病院 中央手術部副部長を務める。2001年に『信州会クリニック』を開設(東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」A4出口より徒歩6分、東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町駅」A5出口より徒歩5分、東京メトロ日比谷線「小伝馬町駅」A3出口より徒歩4分)。
永井 一成 院長
信州会クリニック
中央区/日本橋堀留町/小伝馬町駅
- ●内科
- ●皮膚科
- ●麻酔科
- ●ペインクリニック
患者さん中心の医療の提供を目指して
⿇酔科医は患者様が⼿術で痛みを伴わないように⿇酔をかけることが仕事とイメージされる⽅が多いと思います。しかし、それは⼀⾯に過ぎず、それ以上に⼤切なことは、⼿術や病気から合併症などのトラブルが起こらないように、全⾝をコントロールすることです。一部分ではなく、全部を診ていくことが⿇酔科医の仕事で、それが現在の「科の垣根を越え、全⾝を診ていく」という診療方針の基盤となっています。
『信州会クリニック』は2001年に開院いたしました。当院では開院当初より、働く⽅や⼦育て中の⽅の利便性を最⼤限に配慮し、お昼休みなく診療しております。⿇酔科医は⼿術が始まってから終わるまで休みがありません。なので、それが習慣になったことが1つの理由です。ですがもう1つ、「病気に休み」がないということが最大の理由です。また、待ち時間を極⼒少なくするための⼯夫もしております。受付から診療までの待ち時間は平均5分以内、更に診療終了からお会計までは30秒と迅速な対応を心がけております。検査結果のご報告もメールで送らせていただいたりと、患者様のお時間を第一に診療しております。勤務中のお昼休み、お⼦様が学校に⾏っている時間など、さっと⽴ち寄り、さっとお帰りいただけるクリニックとして今後もあり続けたいと思っています。
科の垣根を越え、全身を診ていく
⿇酔科医には意外にも広範な知識が必要とされ、今の診療はその延⻑線上にあると考えています。当院では、⾵邪や⽣活習慣病などの⼀般内科に加え、⿇酔科、⽪膚科と患者様のお悩みに、幅広くお応えしていき ます。例えばニキビなどの⽪膚疾患の場合にも、当院では全⾝を診ることから始めていきます。肌のトラブルですから、肌にお薬を塗ればそれで治る、とお思いかもしれません。ですが、肌も体の臓器の1つであり、表⾯だけを⾒ていては完治することは難しいでしょう。原因は何かを考え、全⾝の健康状態を把握し、そこに働きかけていく。⽬の前の症状だけに⽬を奪われるのではなく、科の垣根を越えてすべてを診ていくことが⼤切なのです。
手段ありきではなく、大事なのは目的を達成すること
当院では⾃由診療である美容治療も行っています。「流⾏っているから」「⼥優の〇〇さんがやってるから」と、本来は⼿段であるはずの治療⽅法を指定されてくる患者様がいらっしゃいますが、当院ではその施術が患者様にとって必要な治療でなければお断りすることもあります。治療の⽅法はあくまで⼿段に過ぎず、本来は⽬的のために⼿段を考えるべきです。⼤事なのは良くなることであり、必要のない治療はせず、逆に治るのであれば、その⼿段はなんでも構わないと思うのです。痛みやしびれを取り除くのであれば、ブロック注射やお薬もありますし、 鍼灸という⽅法もあります。原因が明らかではない痛みやしびれのある⽅ には、「遠絡療法(遠道相応⽳位経絡治療法)」という治療法を適⽤する こともあります。聞きなれない治療方法かもしれませんが、この治療を頼りに来院される⽅も多くいます。これも⼿段の1つに過ぎません。その症状に必要な治療を提案し、適⽤でなければ他の治療を行います。⼤事なのは、その⽅がどうしたらハッピーになれるかを考えることだと思っています。
喘息の治療・フォローアップも
私はアレルギー・リウマチセンターとして有名な国⽴相模原病院に在籍していました。アレルギーの患者様の9割が喘息をお持ちの⽅で、⼿術がおこなわれる際には、⼿術中に発作が起きないよう麻酔科医である私がコントロールしていくことが重要でした。その役割を担うようになってから喘息の研究を始め、以来、多くの喘息の患者さんを診てきました。歩くのも難しいような重症の患者さんを改善させるのは難しくても、通勤が出来るだけの⼼肺機能があれば、今よりも楽になることは⼗分に可能です。発作が起きないようにするために重要なことは、コントロールです。具体的には、定期的に⾎液と呼吸機能の検査をおこない、そのデータを患者様と共有しながらお薬はもちろんのこと、食生活や日常の習慣などを⾒直していきます。患者様にとってそれは、通院の負担も含め決して楽なことではありません。ですが、結果が伴い、それを数値で共有することで、患者様は希望を持って治療を続けてくださっています。
これから受診される患者様へ
『信州会クリニック』は、これからも患者様が気持ちよく受診できるように環境を整え、今後も「健やかな生活」をサポートしてまいります。 忙しい⽅でも⾝体の不安を感じた際に、すぐ思いついた時に、さっと⽴ち寄れる。⾝近で頼りになる医療機関でありたいという思いを胸に診療を続けます。気になる事があれば、どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご来院ください。
※上記記事は2021年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
永井 一成 院長 MEMO
麻酔科専門医
- 出身地:神奈川県
- 趣味:パソコン
- 好きな本:『惜しみなく愛は奪ふ』(有島武郎)
- 好きな映画:『日の名残り』
- 好きな音楽:ウィンダム・ヒル・レコード
グラフで見る『永井 一成 院長』のタイプ
穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかで明るく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION
信州会クリニック
永井 一成 院長
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- ●麻酔科
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