人形町メンタルクリニック
中央区/日本橋人形町/人形町駅
- 心療内科
- 精神科
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勝 久寿 院長への独自インタビュー
患者さんの全身管理にあたる「麻酔科医」が医師としてのスタート
私の父は建築士で、とくに医療と縁があったわけではありません。ただ、ひと足先に兄が歯科医師を目指したことで、私も医療系の仕事に興味を持つようになったんです。高校は兄と同じ学校に進み、私は医学部を受験して、旭川医科大学に進学しました。
現在は精神科医として診療しておりますが、医師としての私のスタートは麻酔科でした。大学のカリキュラムを終えて、自分の進路について迷っていたとき、教授から「迷っているなら麻酔科へ」と、アドバイスされたんです(笑)。麻酔科は、外科をはじめ色々な科と連携することになりますので、すべての科をひと通りみて、その上で判断すれば良いというわけですね。私としても、患者さんの全身状態を管理する麻酔科のスキルは、医師として身につけておくべきものと考え、研鑽を積みました。
人形町の街に根差し、患者さんに寄り添いながら診療する
北海道の地で麻酔科医として経験を重ねるなか、ある時ふと「心」に興味を抱くようになりました。そのため、精神分析を学びたいと上京し、東京慈恵会医科大学の精神医学講座に入局。その後も大学病院で高度先進精神医療に携わり、開業までの約10年間を過ごしました。大学病院時代の患者さんは重症の方がほとんどで、1人の医師が少数の重症患者さんを診る、というスタイルだったんですね。でも私は、社会の中で大変な思いをしている、もっとたくさんの方をサポートできたらと考えたんです。症状があらわれて間もない方、お仕事を続けながら治療を続ける方、そうした患者さんに寄り添っていきたいと考えて、『人形町メンタルクリニック』の開設を決めました。
ここ人形町は、オフィス街であり住宅街であり、新しい中にも下町情緒が感じられる、そんな不思議な魅力のある街ですよね。私自身、老舗の美味しいお店で食事をすることがありましたし、以前から「人形町」が大好きだったんです(笑)。2004年の開業から、もう15年ほど経ちますけれど、この街の移り変わりを眺めながら診療を続けてきた感じがします。近隣のオフィスにお勤めのビジネスパーソン、この地域に古くからお住いのご高齢の方など、地域のみなさまのメンタルヘルスをしっかりとサポートしていきたいと考えています。
院長の勝久寿先生は、医局の後輩です。優秀で堅実な診療をされる先生で、メンタルヘルスについて全体的に対応しています。