日吉 孝治 院長
KOUZI HIYOSHI
普段の生活でいつもと何か違うと感じたら
メンタルクリニックへの受診がおすすめ
東京大学医学部を卒業後、青森県や福島県などの病院で精神科の診療に従事。2011年1月に「六本木メンタルクリニック」を開業した後も、いわき市にある新田目病院に定期的に通い続け精神科医療に奔走する。
日吉 孝治 院長
六本木メンタルクリニック
港区/六本木/六本木駅
- ●心療内科
- ●精神科
「精神疾患は改善する病気である」ことを実感し精神科医の道を志す
研修を終えて次のステップについて考えていた時、青森県で精神科の医師をしていた知り合いから「医師が足りないから来てくれ」と誘われて手伝いに行ったのが、医師としてのはじまりです。
精神疾患に苦しむ患者さんの診療に携わるなかで、精神疾患は改善する病気であるということを実感し、精神科の治療を追求しようと精神科医としての道を選ぶようになりました。
はじめは青森県八戸市を中心に5年間にわたって地域医療の拠点病院で精神科の診療に携わったほか、その後、福島県いわき市にある新田目病院でも診療の実際を学ばせていただきました。新田目病院での診療は、2011年1月に「六本木メンタルクリニック」を開業してからも2年ほど続き、月曜日を休診にして日曜日・月曜日の2日間をいわき市で過ごすような生活を送っていました。
職場での悩みや家族間のトラブルが多くを占める都心部での精神科診療の実際
青森県にいた頃を含めると、かれこれ7〜8年間は地方で診療を行ってきたことになるのですが、その一方で都心部での診療経験が少ないことに気がつき、「六本木メンタルクリニック」を開業することになりました。
六本木という地域を選んだのは自宅から近くて便利だったというのが一番の理由で、東京から地方への移動だけで疲れを感じてしまっていた時期だったため、診療に専念できる環境を第一に考えました。
「六本木メンタルクリニック」を開業した当初は、それこそ地方の精神科診療の実際とはまったく状況が異なることに驚きを覚え、「彼氏にフラれました」と来院される患者さんの診療で困惑したのを思い出します。
今となっては適切な対応ができるようになりましたが、現在でも患者さんの6〜7割は女性の患者さんで、年齢も30〜40代と比較的若い方が多くを占めています。
患者さんの訴えとして他に多いのは、「会社に行きたくない」「上司にいじめられた」といった職場での悩みや、家族間のトラブルがほとんどで、適応障害の方が多いのが当院の特徴です。
普段の生活と比べて“いつもと何か違う”と気がついたときは受診がおすすめ
またひと昔前と比べれば、精神疾患に対する一般の認識も広まり「自分はうつ病じゃないでしょうか?」とか「男の更年期でしょうか?」とみずから訴える方も多く、ご自身で“いつもと何だか違う”と感じることがあれば気軽にご相談に来ていただければと思います。
当院のようなメンタルクリニックへの受診が必要な場合としては、お勤めの方であればまずは仕事に支障があるとき、主婦の方であればいつもの趣味が楽しめないとか、普段の生活と違うと気がついたときは受診をおすすめします。
また眠れない、寝付きが悪い、集中できない、仕事中に寝てしまう、仕事の効率が落ちるなど、普段の仕事や生活に支障があって何らかの病的所見が認められれば、治療が必要になります。
当院にいらっしゃる患者さんはお勤めの方も多いため、会社帰りの18時以降に混み合うことも多く、平日は20時まで診療を行っています。完全予約制では無いのですが、診察をお待たせしてしまうことも考えられるため、2回目以降の診察は、パソコンや携帯からの予約システムをご利用いただき事前にご予約いただくのがおすすめです。もちろん予約が無い場合でも診察を行っておりますので、「どうしても今日話が聞いて欲しい」といった場合ももちろんお越しください。
人として経験した事が今の診療に役立っている
幼少期より失敗、挫折を繰り返し、あきらめない心を大事にしながら精進努力を何年も続けることで自我を築いていき、医師になってからも変わらぬ努力の継続で少しでも患者さんの役に立てられればと考えています。
当時から仕事で遅刻や欠勤をしないことが自分のポリシーのひとつでもあるのですが、当院では非常勤やアルバイトの医者がいないため、いつお越しいただいても主治医の私が診察を行いますし、患者さんにとっても「いつも先生がいてくれる」という安心感は大きいと思います。
2016年4月からは心理カウンセラーの方にも常勤して診療を手伝っていただき、限られた診察時間のなかでは分からないことについても、より正確に把握できるようになりました。
これから受診される患者さんへ
いつもと比べて気分がすぐれないときや、「これは心の病気かな?」と感じたときは、気軽に相談に来てください。
ストレスをいっぱい溜め込んだ状態で来院する方も多く、たくさんお話いただいて少しでも気持ちがすっきりと軽くなっていただければ幸いです。
以前と比べればメンタルクリニックや精神科といった場所の敷居は低くなったものの、まだまだ診察に来られるまでのハードルは高いと思うので、私も精神科の治療に役立つシステムの研究開発などを通じて、患者さんの健康に寄与していきたいと思います。
※上記記事は2016.11に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
日吉 孝治 院長 MEMO
- 出身地:埼玉県
- 趣味・特技:身体を動かすこと、スポーツ全般
- 好きな本・愛読書:三島由紀夫
- 好きな映画:007シリーズ
- 好きな音楽・アーティスト:坂本龍一
- 好きな場所・観光地:野球場
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穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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エネルギッシュで 明るく話しやすい |
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