しのみや皮膚科形成外科
大田区/蒲田/蒲田駅
- 皮膚科
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四宮 茂 院長への独自インタビュー
皮膚を扱う仕事を選択したのは……
人は多くの細胞・組織から作られています。脳や肝臓も確かに大きな臓器ですが、よく考えてみれば皮膚こそ人体で最大の臓器だと言えます。なにしろ、成人ならば1.6㎡の面積と体重の16%を占める重量があるのですから。また、病気の数でも皮膚関連の疾患が最も多いのです。そして常に目に見えるわけですから、病気になっても治っても一目瞭然で、患者さんに対し、誤魔化しが効かない点に魅力をおぼえ、この分野を選択しました。
皮膚の病気の治療には、薬をのんだり塗ったりする内科的な側面と、悪い部分を手術で切り取る外科的な側面があります。病気によりこれらを選択、あるいは組み合せて治療にあたるのですが、私は根が欲張りなものですから(笑)、「戦う武器は多いほうが良いだろう」と、内科的な割り合いが多い皮膚科と外科的割り合いが多い形成外科の両方を専門とすることにしたのです。
内科的治療と外科的治療の両方の選択肢があることが当院の最大の特徴
「武器は多いほうが良いだろう」とお話ししましたが、お薬を塗る治療に加え、切って治すという選択肢があるのが当院の特徴です。
「日光角化症」という病気があります。この病気は紫外線によって起こるもので、前癌状態から癌に移行することがあるものです。日光角化症は以前は「切る」しか選択肢がありませんでしたが、表面積が多いものになると、切除して植皮をするとしてもリカバリーは大変です。それが現在では、塗り薬で効果のあるものが出てきました。これにより、範囲が広いものは塗り薬で対応し、それでも改善が見られない部分に関しては、切って治すということが出来るようになったのです。
ただし、患者さんの望みは人それぞれです。塗り薬は心理的な負担は少ないものの、期間が相応にかかるという面があります。患者さんの中には何回も通ってこれないという方もいらっしゃいますから、その場合には短期間での改善をはかることも可能だということなのです。
顔に出来た傷やあざについては、他の科ではなかなか手を出しにくいというところがあるかもしれませんが、形成外科医はその限りではありません。形成外科で大前提となるのは、傷をいかにキレイに仕上げるかという点にあります。ただ病巣がとれればそれで良いというものではなく、その傷によって負い目を背負い込まないよう技術の粋を集め、傷を限りなく目立たなくすることに意味があるのです。
院長の四宮先生は形成外科のご出身で、手術などお願いすることがあります。技術面、人間性ともに信頼できる先生です。