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田中 康一郎 院長

KOUICHIRO TANAKA

医療機関という「常識」にとらわれない、「おもてなしの心」を持って、心地よい医療を提供。

東邦大学卒業。同大学付属大森病院・第一眼科に入局。鹿嶋眼科クリニック院長を経て、2011年に『大森たなか眼科』を開設(JR京浜東北線「大森駅」東口より徒歩2分)。現在にいたる。

田中 康一郎 院長

田中 康一郎 院長

大森たなか眼科

大田区/大森北/大森駅

  • ●眼科

医療の枠にとらわれず、おもてなしの心を持って尽くしていく

田中 康一郎 院長

父が整形外科、母が内科小児科、そして私が眼科で、弟が精神科、加えて弟の妻が皮膚科医。5人そろえば総合病院というところでしょう(笑)。私がこの世界を志したのも、やはり両親を見ていたから。2人が患者さんと交わす会話を耳にすると、つくづく素敵な仕事環境だと思いましたし、その姿に憧れ、医師となることを決めたのです。
大学卒業後は東邦大学付属大森病院第一眼科に入局し、十数年をそちらで過ごしたのち、2011年に『大森たなか眼科』を開設いたしました。
当院では、医療機関という枠にとらわれない、和気あいあいとした雰囲気を大切にしています。スタッフのおしゃべりが気にかかる方もいらっしゃるとは思いますが、患者さんにリラックしていただくためには、何より私たち自身が打ち解けていることも大切だと思っています。形だけではない、真のおもてなしとは何か。常にそのことを自らに問いかけていきたいですね。

目のお悩みはすべてお応えしていくのがモットー

田中 康一郎 院長

『大森たなか眼科』では日帰り白内障手術治療を中心に、網膜光凝固術(レーザ―)、OCTによる緑内障、糖尿病網膜症、黄斑変性等の検査をおこなっています。眼の検査に必要な機器はほとんど取り揃えていますが、その中には、大型運転免許取得に必要な検査機器も導入しています。立体視検査と言いますが、これは試験場の中にしかないもので、本番に備える意味もあってか、少なくない数の方がご利用になっています。できる限り、入院が必要なもの以外はここですべて済ませられるようにというのが私たちの目指すところ。手術を含め、オールインワンの備えがあるのが、当院の1つの特徴となっています。

その人のストーリーを読み解き、適切な形で答えを返していく

田中 康一郎 院長

誤解なさらないでいただきたいのですが、私は診療を“推理”だと思っています。患者さんはいろいろと問診票に記入してくださいます。ただ、そこにすべてが書かれているというわけではないのです。たとえば、以前に他の眼科さんを受診されたことを最初からお話いただけることはまずありません。患者さんとしても気を遣われているのでしょうが、以前の内容を知らないでは、効果が認められなかった同じ治療を繰り返してしまう可能があります。症状はもとより、これまでどのような治療を受けてきたか。それを聞き出していくのは、非常に大切なポイントです。

患者さん自身の決断を尊重し、待つことも選択肢の1つ

白内障手術をメインにしていると申し上げましたが、当院では初診の段階で手術を勧めることはしておりません。なぜなら、視力に対する価値観というものは、老若男女、みな違うからです。0.2しか視力がなくても、「私は針に糸が通せるから大丈夫」というおばあちゃんもいらっしゃれば、運転免許の更新のために、0.6の視力であっても手術が必要という方もおられます。人それぞれ、望むものが違うことを前提に考えるべきなのです。
また、手術では麻酔を用いますので、「痛み」に対する心配はさほどないのですが、「怖さ」というものは麻酔で拭うことはできません。ですから、よくよく話した上で、その怖さを越えれるほどの決心がないことには、手術に踏み切られる必然性はないと考えています。
現在、白内障手術は予約がいっぱいの状況が続いており、迷惑をお掛けしていることを心苦しく思っています。慎重に慎重を期す意味もあってこの状況となっている面があるのですが、ご容赦いただければ幸いに思います。

これから受診される患者さんへ

目でお困りのことがありましたら、お気軽にいらしてみてください。目に関して、その症状の重さ軽さは、自己判断ができないものが多いのです。とくに怖いのが緑内障で、この病気は末期になるまで自分で気づくことはまずありません。緑内障は周囲から徐々に視野が欠けてくる病気ですが、真ん中に視野が残るものですから、なかなか自覚を持てないのです。失明という事態を避けるためには検診を受けていただく他はないのですが、そのいつ起こるかわからない病気のために検診に訪れていただくのは困難であることも重々承知しています。ですので、何か気になることがあれば、眼科に相談に訪れていただければと思います。ものもらいであっても花粉症であっても構いませんので、気軽に眼科を訪れ、チェックを受けていただきたいですね。

※上記記事は2017年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

田中 康一郎 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味:仕事
  • 好きな本・作家:ミステリー/京極夏彦、スティーブン・キング
  • 好きな映画:スター・ウォーズ、マトリックス、ショーシャンクの空に
  • 好きな音楽・好きなアーティスト:クラシック(ワーグナー)・井上陽水
  • 好きな場所・好きな観光地:自宅のベッド・ラスベガス

グラフで見る『田中 康一郎 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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