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三浦 和裕 院長

KAZUHIRO MIURA

丁寧・親切な診察がモットー。
そして地域の「かかりつけ医」を目指す。

大学を卒業後、帝京大学溝の口病院で研修を終え、東京警察病院外科、聖マリアンナ医科大学消化器第一外科に勤務。父が不動前駅に開業した『三浦医院』の跡を継ぐ。

三浦 和裕 院長

三浦 和裕 院長

三浦医院

品川区/西五反田/不動前駅

  • ●内科
  • ●胃腸内科
  • ●消化器内科
  • ●肛門科
  • ●外科
  • ●リハビリテーション科

この道に至るきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。

三浦 和裕 院長

開業医だった父の影響を受けたことはもちろんなのですが……ベトちゃんドクちゃんをご存知でしょうか(生まれつき体に障害を持って生まれた子ども達)。父のようになれば、彼らのような子ども達を救えるのではないかと思ったのです。実際に医師となってからはまた違う道に進むことになりましたが、最初にあったのは、その気持ちです。
大学を卒業後、帝京大学溝の口病院で研修を終え、東京警察病院外科、聖マリアンナ医科大学消化器第一外科に勤務しました。聖マリアンナでの勤務が6年経った頃、父が突然亡くなりました。前日まで外科医だった私は、その日から開業医となったのです。心の準備もまるでなく、当時はとまどうばかりでした。しかし、患者さんは医者がいなければその日の薬にも困るわけですから、とまどってばかりではいられません。あれから3年が経ち(2015年現在)、ようやく落ち着いてきたというところです。
この場所は、駅としては不動前駅が最寄りですが、五反田駅も歩いていける距離にあります。五反田に通勤されるサラリーマンの方で、神奈川方面から電車で来られる方は、不動前駅から五反田駅まで歩かれる方も多く、ここは通勤路にあたります。ですから、患者さんは地元の方も多ければ、サラリーマンの方も少なくないという状況ですね(東急目黒線・不動前駅から徒歩1分)。

『三浦医院』の診療方針をご説明ください。

三浦 和裕 院長

一言で表すならば、なんでも診察させて頂きます、ということです。父が東急目黒線・不動前駅から徒歩1分のこの地に『三浦医院開院した30年前は、周囲にクリニックは数えるほどしかなかったと記憶しています。それもあって、父は多くの科を標榜していまして、私もその流れを汲み、現在も内科・外科・胃腸科・肛門外科・リハビリテーション科を標榜しています。それから、父の頃になかったものとして禁煙外来がありますね。実は私自身、過去に禁煙外来のお世話になった経験があるものですから、実体験も参考にしたご指導ができるのではないかと思っています。
私がイメージするのは、離島の医者なのです。まずここですべてを診察させて頂き、必要な方は相応なところに御紹介するという形。現在の不動前は開業医が非常に集まってる地域であり、眼科もあれば泌尿器科もあるというように、ほとんどの科がそろっています。当然、他院さんとも普段から連携をとっており、皆さんで2ヶ月に1度程度、親睦を深めるための会合を持っています。
この集まりは父の代から始まったものであり、当初は4人くらいだったのが、今では10人を越える先生方の集まりとなってきました。いわば街自体が総合病院になっており、その利点を生かした診療ができていけばと思っています。

設備面の特徴等についてお話しください。

三浦 和裕 院長

設備等については逐次、新しいものを入れるようにしていまして、最近では頸動脈エコーをおこなえる機器を導入しました。これにより、首の血管を診ることで、動脈硬化のリスクを測ることが可能です。
また、これは私の専門になりますが、経鼻で行う上部内視鏡(胃カメラ)も最新のものを導入しています。胃カメラについては、ある程度の年齢で行って頂き、必要であればピロリ菌の有無も検査するべきと考えます。ピロリ菌は胃がんの主要因であり、胃炎など患ったことがある方は、早めに調べてみたほうがよろしいかと思います。
品川区では、50歳から5歳刻みで、75歳までの区民を対象に、ピロリ菌を含む胃がんリスク検診をおこなっています。将来のリスクを軽減するためにも、積極的にこうした機会をご利用いただきたいですね。

今後、力を入れていきたいと思われている分野はございますか?

今後は、睡眠時無呼吸症候群の治療に力を傾けていきたいと考えています。この病気は、ご本人は自覚がないことが一般的で、多くは、家族にいびきがうるさいと指摘されたり、会社の同僚に日中居眠りをしているのを指摘を受け、来院されます。なにしろ夜しっかり寝れていないわけですから、日中の眠気も誘発されるわけです。
治療の流れとしては、まず検査キットがお家に送られてきて、その検査結果に基づいて治療方法を決めていくことになります。症状が中・重程度になりますと、これはCPAPが適用されます。CPAPは、イメージとしては簡易的な人工呼吸器ということになるでしょうか。これをつけてお休みいただくことで、快適な睡眠がとれるようになり、それにともない、日中の眠気も改善されていくようになります。
睡眠時無呼吸症候群は、直接の症状だけではなく、全身のあらゆる症状に関わってくるものです。夜眠れないということは、酸素が行き渡ってないということであり、心臓や脳にダメージが蓄積されていくことになるのです。
今だけではなく、今後のことも考え、日中に眠気があってつらいといった症状をご自覚であれば、お気軽にご相談いただければと思います。

最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。

『三浦医院」では、できるだけわかりやすい説明を心掛け、その人その人がご満足いただいてお帰りいただけるよう、心を尽くしてまいります。最初にも申しましたが、お困りのことがあれば、なんなりとご相談ください。そのすべてを当院だけで完結するわけにはいかないと思いますが、医療の窓口として、皆さんのお悩みを解決すべく、確かな道筋をつけていきたいと思っています。

※上記記事は2015.12に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

三浦 和裕 院長 MEMO

外科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:ラグビー
  • 好きな本:推理小説
  • 好きな映画:オールジャンル
  • 好きなアーティスト:エリック・クラプトン
  • 好きな観光地:屋久島

グラフで見る『三浦 和裕 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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