いそのクリニック
杉並区/天沼/荻窪駅
- 内科
- 胃腸内科
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磯野 透 院長への独自インタビュー
生まれながらの開業医から、スペシャリストの道へ
私の家は、江戸時代中頃から七代に渡って開業医を務めてきました。生まれながらの開業医というと大げさかもしれませんが、ごくごく自然な流れに乗るように、気がつけば私もこの道を志していたのです。
大学病院に勤務後、子供の頃からの憧れだった北海道で地域医療に従事しました。医師としての転機がおとずれたのは、その時のこと。当時、月に1回、私が診療をしていた医院に大学から教授がいらしていました。その教授に「私のところで勉強をしてみないか?」 請われるままついていった結果、今に続く消化器内視鏡の道があったということになります。
家系としてずっと長崎でジェネラリストであったところに、私の代ではじめて、スペシャリストというものにはからずもなってしまいました。今の道を心から望んでいたかと言えば、決してそうではないのですが、人生には流れというものがあるのでしょう。その結果に対して責任を取り、これまでも努力してきたつもりですし、それは今後も変わることのないものだと思っています。
内視鏡検査のパイオニアとして
風邪や腹痛などの一般的な内科症状に加え、高血圧や糖尿病など、生活習慣病の方も拝見していますが、内視鏡検査を目的に来院されている患者さんの割り合いが高いように思います。
私は、内視鏡検査のパイオニアの世代にあたります。20数年前の開業当時、内視鏡検査、とくに大腸の内視鏡は病院も含めて非常に少なかったものですから、それを頼りに今もご希望される方が多いところもあるのでしょう。
当クリニックでは、軽い鎮静剤を使い、半ば意識が消えた状態で検査をおこないます。私は安全を最優先に、正確な診断をおこなうことを心掛けています。苦痛のない検査ということでは完全に眠っていただいたほうがいいのですが、それによって何か起こってしまっては元も子もありません。反対にお薬を使わず、意識が覚醒している状態では、今度は良い写真が撮れず、正確な診断につながらない懸念が生じます。安全と正確な診断。それをなによりも優先して検査をおこなうことが大切なのです。
院長の磯野透先生は、30数年の経験を持つ、内視鏡道の大家の先生です。