竹内 明彦 院長
AKIHIKO TAKEUCHI
「患者さんの思いに応える」をモットーに
外来と訪問診療で地域のかかりつけ医を目指す
杏林大学医学部卒業、杏林大学第一内科医局員(神経内科)、国立がんセンター中央病院 内視鏡部にて研修。1995年、たけうち内科を開院(南阿佐ヶ谷駅より徒歩10分)。
竹内 明彦 院長
たけうち内科
杉並区/成田東/南阿佐ケ谷駅
- ●内科
- ●小児科
- ●胃腸内科
- ●訪問診療
- ●健診・検診
父の背中を見て、自然と医療の道へ
医師を目指したのは、父の影響ですね。地元で開業医をしていた父の背中を見て育ちましたので、小さい頃から自分も将来は医師になるのだな、と自然と考えていました。杏林大学医学部卒業後は杏林大学第一内科(神経内科)に入局し、診療経験を積み、国立がんセンター中央病院内視鏡部で研修を受けています。それまでの経験を地域の医療に生かしたいと考え、1995年、たけうち内科を開院いたしました(「南阿佐ヶ谷駅」より徒歩10分)。この場所を選んだのは母校である杏林大学が近隣にあるからです。住宅街の中にありながら緑も多く、近くには桜の名所もありとても気に入っています。2014年からは中野区野方にたけうち内科野方医院を開院し、より広い地域の方に医療を提供しています。
地元密着の外来診療、院内処方と検査画像のWチェックが特徴
当院では1995年の開院以来、外来診療から訪問診療まで、地域のかかりつけ医として幅広い年代の方に医療を提供しています。レントゲンやエコー、心電図のほか、骨密度測定装置も導入しており、風邪や脱水症状など日常の体調不良全般から、各種健康診断、予防接種、緊急の検査、入院先の紹介まで地域に根差した診療をおこなっています。
また、禁煙外来や内視鏡検査(胃カメラ)もおこなっています。鼻から入れるタイプの内視鏡や鎮静薬を用いた方法もご用意していますので、内視鏡検査が苦手な方でも安心して検査を受けていただけますよ。内視鏡検査の画像は、院長の私と大学の専任准教授の先生による二重チェックをおこなっています。また、処方したお薬は院内で調剤しお渡ししています。「お薬の院内処方」と「検査画像のダブルチェック」、この2つが当院の外来診療の大きな特徴といえるでしょう。
30年前から地域の訪問診療を手掛ける
当院では約30年近く前から、地域への訪問診療を続けています。当初はご連絡いただいた患者さんへの往診としておこなっていましたが、ここ10年程前から、ご自宅から動けない、外出できないという患者さんが増えてきたため、本格的に在宅診療を始めることにしたのです。また、高齢化とともに、1人でいくつもの病気をお持ちの方も増えてきました。こうした方は、お腹の症状と呼吸器の症状などさまざまな症状が複合して現れますので、1人の医師だけではなく、専門医による対応が必要になります。私1人で始めた訪問診療ですが、現在では内科・外科・整形外科・泌尿器科とさまざまな診療科の先生が在籍。専門の先生方のご意見を聞きながらより適切な治療がご提供できるようになっています。外科であれば消化器外科、呼吸器外科内科は神経内科、消化器内科など専門領域をお持ちの先生が対応し、手術後の経過観察など内科・外科を含めた幅広い対応が可能です。また、普段から診ている医師が訪問時も診る、というのが当院の訪問診療の一番の強みです。
対応地域は中野区と杉並区。末期がんの方、点滴や胃ろうの方も全てお受けしており、普段の体調管理からお看取りまでおこなっています。ご希望があればホスピスや入院先のご紹介なども可能ですが、ご自宅でご家族と好きな風景を眺めながら最期を迎えたいという方も多くいらっしゃいます。医師、スタッフが協力し、可能な限り患者さんのご希望に沿った医療を提供していきたいと考えています。訪問診療は医療機関や介護関係の方からご紹介いただくことが多いですが、ホームページを見て直接ご連絡いただくこともあります。在宅診療は患者さんの生活にお邪魔するので、こちらとしてはあくまでも「訪問させていただく」という姿勢で取り組んでいます。
患者さんの思いに応えることを第一に診療
当院が診療で大切にしているのは「患者さんの思いに応える」ことです。例えば痛み一つにしても、患者さんの主観によって受け止め方は違い、同じ処置をしても痛みに敏感な方もいらっしゃいます。痛みを少なくしたいというのも患者さんの思いの一つですので、それをかなえてあげたいというのが私のモットーです。ですから可能な限り患者さんのご希望や主観を大切にして、それに合わせた緩和ケアや痛みのコントロールをおこなっていきます。
患者さんの思いに応えるためには、その方のことをよく知る必要があります。ケアマネージャーさんやケースワーカーさんからのご紹介の場合には、持病や家族環境、一人暮らしの方は緊急ご連絡先など、可能な限り事前にお聞きしてから訪問します。社会の高齢化とともにお一人で暮らす方が増えており、最近は親戚や友人、近隣の方など身近な方が看取りをすることも増えていますね。訪問診療を心待ちにされる方も増えてきていますので、その思いにお応えできるよう時間の振り分けを適切におこない、複数の医師で手分けをして診療していきます。
これから受診される患者さんへ
患者さんが住み慣れた地域で安心して療養生活をおくれるよう、外来診療・在宅医療をおこなっています。訪問診療では診療やお薬の処方はもちろん、各種検査や点滴、胃ろうへの対応、キズや床ズレの処置、在宅酸素療法まで幅広い訪問診療が可能です。
当院での受診実績がなくてもかまいません。ケアマネージャーさんや看護師さんを通じてご連絡いただくほか、直接ご連絡くださっても結構です。少しでも快適な療養生活が送れるように、寄り添ったケアを提供します。当院は、一部診療を除き予約制ではありません。みなさまのかかりつけ医としてお役に立ちたいと考えておりますので、何かお困りのことがあれば、まずは気軽にご相談ください。
※上記記事は2019年12月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
竹内 明彦 院長 MEMO
消化器内視鏡専門医
- 出身地:福井県
- 好きな本:専門書、健康の実用書
- 好きな映画:話題作
- 座右の銘:患者さんの思いに応える
- 好きな音楽:静かな音楽
- 好きな場所:近隣の公園
グラフで見る『竹内 明彦 院長』のタイプ
穏やかでやさしく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
穏やかでやさしく話しやすい先生 | ||||
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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