中村外科小児科医院
杉並区/成田東/南阿佐ケ谷駅
- 乳腺外科
- 肛門科
- 消化器内科
- 整形外科
医院情報は東京ドクターズ(株式会社アートブルー)が独自に収集したものです。診療科目や診療時間などにつきましては変更されている場合もございます。ご来院の際は念のため、各医院様へご確認ください。また、掲載情報の内容に誤りがある場合、もしくは情報の修正・新規登録をおこなう場合は『お問い合わせフォーム・その他のお問合わせ』よりお願いいたします。
中村 明彦 院長への独自インタビュー
父と母が遺してくれたものを受け継ぎ……
医院名に名残が残っていますけども、当院は1970年より、この地で父が外科医として、母が小児科医として診療をおこなっていました。小さな頃から2人の姿を見ていたものですから、大学進学を考える際、自然の流れとしてこの道を選択したということなのです。
大学卒業後は、慶應義塾大学の外科学教室へと入局しました。これは父の薦めもあり、外科医として手術の腕をみがける環境を求めてのことでした。中で乳腺を専門としたのは、尊敬する先生の影響でした。振り返れば、何かを決めなければならない節目節目に、私は良き先生に導かれてきたのだと思います。その後に赴任した大田原赤十字病院では、一般外科医として非常によい経験を積ませていただきましたし、16年間勤務することになった荻窪病院では、当時の院長先生のはからいで、乳腺の診療を充分におこなえる環境を整えていただきました。良き先生との出会いがあって今の私があるのだと思いますし、非常に幸せなことだったと思っています。
かかりつけ医プラスαの役割
なにしろ1970年に建てられたものですから、良く言えば、趣のある建物になっています(笑)。現在は検査室となっているスペースも、その昔は病室だったわけで、患者さんの中には、「前にここに入院してた」ですとか、「お見舞いに来たかも」なんて人もいらっしゃいます。
私が当院を継ぐことになり、検査機器等は新たにしたところもあるのですが、その役割については、父がしてきた仕事を引き継いでいきたいと考えています。つまり、地域の人にとってのかかりつけ医としての役割。そこに自分の得意分野である乳がん診療をプラスしていきたいと考えています。
かかりつけ医としては、自分の手に負えるものかどうかを見きわめ、患者さんに治療の道筋を示していく役割が求められます。私が何でもできる医師であればいいのですが、やはりそういうわけにもいかず、患者さんの利益を考えれば、紹介していく姿勢は必要です。近くには長く勤務した荻窪病院がありますので、その点は非常に恵まれていたと思っています。
院長の中村明彦先生はやさしい医師です。日本ラグビーフットボール協会メディカル委員会委員長も務めていらっしゃいます。