医療法人社団慈京会 五十子クリニック
世田谷区/経堂/経堂駅
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五十子 大雅 院長への独自インタビュー
開業医である父の背中を見て育ち。
すでに、幼稚園のころの文集に「医師になりたい」と書いていたようです。父が開業医をしていて、その姿を日々見ていた影響があるかもしれません。両親から「医師になれ」と言われたことは一度もなかったのですが、学校から帰ってくると診察室の父に挨拶をしてから部屋に入っていたので、自然な流れだったのだと思います。
父は自分自身を厳しく律する人でした。亡くなった今でも私の誇るべき存在です。引き継いだこの医院で、父の代よりも多くの患者さんを診ているものの、「人間力」という意味では、まだ父に追いついていないような気がしています。少しずつでも近付いていきたいですね。
甲状腺の疾患や糖尿病を専門として。
昔、ある先生から、通常の医療とは別の分野で働いてみないか、というお話をいただきました。それは大学主導で薬を作るというプロジェクトでした。それまで薬の研究は製薬会社主導でしたが、大学の方が早く作れるのではないかということで、初めて行われたものでした。場所が憧れの地である京都だったこともあって、そこで勉強する機会もなかなかないだろうと思い、即決しました。結婚して東京にマンションを買ったばかりだったのですけどね(笑)。
そこで私が関わったのが、糖尿病の薬を作るプロジェクトだったのです。また、直属の上司が甲状腺を専門としていたため、それもきっかけになりました。
東京に戻ってからも、せっかく教えていただいたものをゼロにするのは非常に残念なことだと思いました。そしてさらに勉強をするべく、甲状腺を専門にしている伊藤病院を紹介していただいたのです。
実は、甲状腺は生きていく上で欠くことのできないホルモンを作っている臓器です。近年では震災の影響などで知られるようになってきましたが、未だ見過ごされやすい部分ではあります。
甲状腺疾患の症状は、体の冷えや体重の増減など日常的なものも多く、多岐にわたります。特に若い女性がかかることも多いですね。女性は男性の10倍くらいいらっしゃるようです。その理由は解明されていませんが、膠原病や橋本病など、免疫疾患は女性に多いようです。
五十子大雅先生は、大学の後輩です。専門は甲状腺・内分泌で、甲状腺疾患の専門病院として著名な「伊藤病院」で今も外来を担当されています。患者さんファーストの姿勢を貫いておられる先生です。