髙橋 理惠 院長
RIE TAKAHASHI
あなたの心が晴れますように。女性スタッフによる女性のためのメンタルクリニック。
大学卒業後、東邦大学の医局(心療内科)に入局。都立墨東病院で研修を受けたのち、都立松澤病院で常勤医となる。その後、東陽町にあるクリニックを経て、外苑前駅から徒歩2分の場所に開業。
髙橋 理惠 院長
そらクリニック外苑前
港区/南青山/外苑前駅
- ●心療内科
- ●精神科
この道を志したきっかけと、現在に至るまでの経緯をお聞かせください。
父が内科の開業医をしていましたので、家族からも、また周囲からも将来医師になることを勧められることが多く、当初は反発心もありました。そのような中で「だったら何科なら自分に向いているだろう?」と考えたとき、子どもの頃から私は心の中のことを考えたり、そうした関係の本を読んだりすることが好きだったんですね。それで「心」を扱う精神科医・心療内科医の道を志しました。
大学卒業後は東邦大学の医局(心療内科)に入局。都立墨東病院で研修を受けたのち、都立松澤病院で常勤医となりました。とりわけ都立松澤病院では多くのことを学ばせていただき、医師としての私のベースの部分はそこで培われたと言っても過言ではありません。
その後、先輩に誘われて東陽町にあるクリニックに移り、外苑前駅(東京メトロ銀座線)から徒歩2分のこの場所に心療内科 ・精神科のそらクリニック外苑前を開業したのは2012年のこと。父を見ていて、開業医の大変さはよくわかっていましたので、私自身、開業志向はまったく持っていなかったのですが、人の心というのはやはり、時とともに変わっていくものですね(笑)。
『そらクリニック外苑前』についてご紹介ください。
『そらクリニック外苑前』という院名からは、何の病院なのかちょっと想像できないかもしれませんが、当院は主に心の不調や病気を扱うメンタルクリニックとなっています。人の心というのはお天気のように刻々と変わっていく。たとえ大雨に見舞われたとしても、雨はやがてあがり、必ず晴れの日がやってきます。つらさや苦しさを抱えながらも、晴れの日をじっと待つ患者様に寄り添って差し上げたいという想いも込めて、「そら」と命名しました。
当院の一番の特徴は「女性専門」である点です。新規の患者様は女性限定で、現在は10代から70代まで幅広い年齢層の方にご来院いただいています。加えてスタッフもすべて女性となっていますので、たとえば男性が苦手な方や、あるいは男性スタッフに診てもらうことに抵抗のある方でも安心してお越しいただくことができます。
特に精神科の領域においては、異性の患者様を診るというのはなかなか難しい部分もあって、少なからずリスクも伴いますので、「女性スタッフによる女性のためのメンタルクリニック」というこのスタイルが、もっともしっくりくると私は思っています。
患者様の症状や、診療の流れなどについてお聞かせください。
当院に来院される患者様の症状は、いわゆる精神病レベルのものではなく、ストレスに起因するうつ状態ですとか、家庭環境のトラブルですとか、あるいはパニック障害や不安障害ですとか、外因・心因による症状が中心。不調の原因について、患者様ご自身が把握されているケースがほとんどです。
そうしたこともあって、診療においては私が一方的に何かを話したり説明したりするというよりは、まずは患者様のお話をしっかりと伺います。特に女性の場合には健康なときであっても、話をすること、そしてその話を誰かに聞いてもらうことでストレス解消につながる部分もありますので、1回あたりの診療時間を十分に確保した上で、患者様にはご自身が話したいようにお話しいただくようにしています。
診察中にお話を伺っていると、私の中では、症状の理解と改善への道筋みたいなものが見えてきます。またその中で何かひとつだけが正解ということもないと思っています。1度お越しいただいた患者様は複数回通院を続けられますので、診察を重ねながら当院の診療方法や診療方針についてはご理解とご支持をいただけているものと思っています。
仕事をする上で、心がけていることなどはありますか?
症状が改善されることで患者様に幸せになっていただきたいのと同時に、仕事を通じて私自身も幸福感を得たいと考えています。幸福感というのは「心地よさ」や「しっくりする感じ」と言い換えても良いのですが、それらは自分の心の中にゆとりを生み、そうして生まれた心のゆとりは良い仕事(診療)へとつながっていきます。患者様の心の不調や病気を診る関係上、自分自身もバランスの良い人間であることが精神科医師・心療内科医師においてはとても大事なことだと思っています。
当院を開業するにあたって、緑が多い外苑前という場所を選んだのも、院内を居心地の良い空間など院内の環境にこだわったのも、もちろん患者様のためでもありますが、それと同じくらい実は私自身のためでもあるんですよ。
最後に、サイトをご覧になられる皆様にメッセージをお願いします。
とりわけ女性の患者様からは「心療内科に行きたいけど、どこに行けば良いのかわからない」「怖い先生だったらどうしよう」「男性の先生に診てもらうのはちょっと抵抗がある」といった声を聞くことが少なくありません。当院は、心に不調を抱える女性の患者様が敷居の高さを感じず気軽に訪れることのできる、そんなメンタルクリニックでありたいと思っています。もちろん来院されたからと言って、強制的に治療を促すなんてことはありませんので、その点はどうかご安心ください。「病気かどうかわからないけど、体調が優れない」といったご相談でも結構ですので、何かお困りのことがありましたら、お気軽に当院までお越しいただければと思います。
※上記記事は2014.12に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。
髙橋 理惠 院長 MEMO
精神科専門医 /
- 出身地:茨城県
- 趣味:バレエ鑑賞
- 好きな本:美術史系の本
- 好きな映画:ジェームズ・アイヴォリー監督作品
- 好きな言葉もしくは座右の銘:初心忘るべからず
- 好きな音楽:クラシック
- 好きな場所:劇場
グラフで見る『髙橋 理惠 院長』のタイプ
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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