芳仁皮膚科医院
江東区/富岡/門前仲町駅
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張 賢二 院長への独自インタビュー
結果が目に見えるからこそ、大きな責任とやりがいを感じる
医師という仕事を意識し始めたのは、大学の薬学部在籍中のことでした。研究に携わるつもりで薬学部の門を叩いたのですが、医療の一端に直にふれるうちに、もっと患者さんと直接ふれ合うことのできる仕事をしたいと思うようになり、この道を選択するにいたったのです。
大学卒業後は内科医として研修を受け、その後、日本大学板橋病院の皮膚科学教室に入局しました。当時の研修医制度は手取り足取り教えてもらえるというものではなく、自分で選び、積極的に介入していくことが求められていました。内科の枠を越え、さまざまなことに取り組ませていただきましたが、その中で興味を持ったのが皮膚の病気だったのです。
皮膚科は、診断から治療まで、すべてを手掛ける診療科です。いわゆる生検から診断、そして手術を含めた治療まで、包括的にすべてをマネージメントできるところに大きな魅力を感じました。同時に、皮膚の病気は目で見てわかるものです。これは患者さんも同じで、だからこそプレッシャーも大きくなるのですが、それだけやりがいに富むということになります。
明確な診断の元に効果のある治療を提供していく
明確な診断の元に効果のある治療を提供していきたいと考えていますが、これは決して簡単なことではありません。病気は治るものがある一方で、残念ながら治りにくいものもあります。そうした治りにくい病気を抱えた方は、やむをえず医療機関をさまよっている状況にあり、私はそれにストップを掛けたいと思っているのです。
それをなすにはどうすれば良いのか。その答えは、患者さんの言葉に耳を傾け、しっかりと説明することに尽きると考えています。聞いて、見て、さわって、匂いも嗅いでみる。限られた時間の中であらゆる術を用いて総合的に診断することができれば、おのずと選択肢は浮かび上がってきます。そしてその時点で答えが見つからないのであれば、次を考えてあげることも大切です。私の力がおよばないことを伝えた上で、可能性のある医療機関の先生を紹介して差し上げるのです。
ここに来て治らなかった、で終わらないように。次の希望が見つかることで、こちらに足を運んだ意味を患者さんに見い出してもいただけるでしょう。病気が治れば1番良いのですが、次につなげていくことも、1つの医療のあり方だと思っています。
院長の張先生は、ざっくばらんなお人柄。とても話しやすい先生で、こちらの質問にも的確な答えをくださいます。