西端耳鼻咽喉科
千代田区/有楽町/有楽町駅
- 耳鼻咽喉科
- 気管食道内科
- アレルギー科
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西端 慎一 院長への独自インタビュー
父の病気をきっかけに当院での診療を開始。
昔から機械いじりが好きで、学生時代には工学部への進学を考えた時期もあったのですが、祖父・父ともに医師だった影響もあり、最終的には医学部に進む道を選びました。家族から「跡を継ぐように」といったことは一度も言われませんでしたが、それでも私は長男でしたので、心のどこかでは無言のプレッシャーのようなものを感じていたのかもしれません(笑)。ただ、医学部に進むことを一度心に決めてからは、祖父や父と同じく耳鼻科医師になることにはもう何の迷いもありませんでしたね。
大学卒業後しばらくは北里大学病院の耳鼻咽喉科で診療に携わったのち、1985年からは神奈川県の藤沢市立市民病院に勤務。その後に移った国立相模原病院では耳鼻咽喉科の医長も務めました。そうこうする内に、父が病気で倒れてしまったのです。最初は掛け持ちで実家の病院(当院)を手伝っていたのですが、1988年に勤めていた病院を辞めて当院に専念。以来、25年以上にわたって、この地で皆様の診療にあたっています。
「ビル診療」の先駆けとして交通会館で開業。
当院は、1965年に東京交通会館の建物ができるのと同時に、その3階で父が開業した耳鼻咽喉科のクリニックとなります。今でこそ、オフィス街のビルの中にもたくさんのクリニックがありますが、当時の開業医と言えば、自宅ないしは自宅近所で開業するのが一般的であった時代。その意味では、「ビル診療」の先駆けとなった医院だとも言えるかもしれません。
皆様もご存知の通り、東京交通会館は有楽町駅のすぐ目の前にあります。その立地柄、患者様はやはり近隣の会社にお勤めのビジネスパーソンの方が中心。子どもがほとんどいない耳鼻咽喉科というのは、全国的に見てもちょっと珍しいかもしれませんね(笑)。
患者様の層がビジネスパーソン中心ということもあって、当院では多忙やストレスを原因とする低音障害型難聴で受診される方が多い傾向にあり、毎日何名かは必ずいらっしゃいます。低音障害型難聴というのは、文字通り低音が聴こえ難くなる病気のこと。飛行機に乗ったときなどに気圧の変化で耳が詰まったように感じられる、あの感覚を想像していただけるとわかりやすいかと思います。すぐに収まれば問題はありませんが、放っておくと悪化してしまう恐れもありますので、そうした症状が4~5日続くようでしたら早めに耳鼻咽喉科を受診されることをおすすめします。