高橋クリニック
西東京市/南町/田無駅
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南 孝明 院長& 健 副院長への独自インタビュー
先祖代々続く医療従事者として、目指すこと
【南 孝明 院長】
私の家は代々、三池藩の立花家の御典医を務めていました。藩医というのは江戸時代、殿様のお抱えの医師(武士)です。記録としてわかる範囲をたどっていくと、私が12代目で、息子が13代目ということになります。
それはともかく、私は子供の頃、手先が器用だったものですから、医師を継ぐか、そうでなければ大工になろうと考えていました。ところが、慈恵医大の教授をやっていた父からは「医師にはなるな」と言われました。大変な仕事だという自覚があったからこそ、父なりの親心みたいなものだったのかもしれません。ただ、結局、父がアメリカに行ってる間に私は受験をしてこの世界に入ってしまったんです(苦笑)。それでも、終わりよければ・・・というわけではないのですが、私が医師となって一番喜んでくれたのは父だったような気もしています。
『南外科泌尿器科』は昭和27年(1952年)に開院し、昭和57年(1982年)に私が跡を継ぐ形で現在に至ります。
【南 健 副院長】
医師であった祖父や、父から受けた影響が全てだったのではないかなと思っています。他の道を考えるということはありませんでしたし、尊敬出来る仕事だと思っていましたので、自然とこの道を進もうと考えるようになりました。
私は平成6年に聖マリアンナ医科大学を卒業後、同大学病院に13年勤務したのち父と一緒に診療に臨むこととなりました。
排尿時の違和感は、取り返しがつかなくなる前にまず受診を
【南 孝明 院長】
『南外科泌尿器科』では泌尿器科を私が、皮膚科を息子である副院長が担当しています。
泌尿器科の疾患については、男女問わず排尿に関するトラブルが多いですね。女性では800万人を越えると言われている過活動膀胱、男性は前立腺肥大症に伴う排尿障害がその大半となります。前立腺の日帰り手術(日帰り経尿道的前立腺肥大症手術)に関しては私が日本で初めておこなったということもあり、過去には問い合わせが引きも切らないという状況がありました。
泌尿器科の疾患は慢性疾患に類するものが多く、その大方が「年を取ったからしょうがない」と見過ごされがちです。ただ、これらの疾患で注意しなければならないのは、ある一点を越えてしまうと元の機能には戻らなくなってしまうということです。前立腺についても、症状が深刻化してからでは、あらゆる治療を用いたところで不可逆的な措置となってしまします。
取り返しがつかなくなる前にまず専門の病院をお訪ねください。「いつもと違う」「ちょっと変かな?」というくらいで調べていただくのがベストだと思います。