東京ドクターズ  |  病院・クリニック・歯医者・動物病院の検索サイト

原田 芳明 院長

YOSHIAKI HARADA

開業以来、在宅医療・終末期緩和ケアに尽力。自然な最期を迎えられるようサポート。

日本大学卒業後、消化器内科を専門に駿河台の大学病院などで診療経験を積む。2004年、舎人駅近くに開業。

原田 芳明 院長

原田 芳明 院長

ハラダクリニック(訪問診療・往診)

足立区/西伊興/舎人駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●内視鏡内科
  • ●循環器内科
  • ●小児科
  • ●泌尿器科
  • ●胃腸内科
  • ●訪問診療
  • ●リハビリテーション科
  • ●漢方内科

幅広い診療科目を掲げ、地域の健康増進に寄与。

原田 芳明 院長

私のところは代々、医者の家系で、私で14代目です。
正直なところ、子どもの頃は医者になるのが本当にイヤでした(苦笑)。間近で見ていたからこそ、その大変さを身をもって理解していたといいますか。しかし、そうは思いつつ「なれるものなら目指してみよう」という風にも思っていました。おそらく、血なのかもしれません。おじいさんの遺影を見ると、跡を継がないとがっかりするだろうなとも思いましたし、自分の中で段々と消化出来たのだと思います。
私は日本大学を卒業し、消化器内科を専門に診てきました。日大は変わったところがあって、駿河台の病院では、消化器科が一般内科を診ておりました。つまり、専門性を有しつつ、すべての疾患を診ていく体制なのです。「医者たるもの、様々なものを診れるように」という考えを持っていた私にとって、非常に得難い経験だったと思っています。
2004年に『ハラダクリニック』をこの地(日暮里舎人ライナー・舎人駅より徒歩15分)に開院致しました。診療科目は幅広く、内科・消化器内科・消化器内科(内視鏡)・内視鏡内科・循環器内科・小児科・泌尿器科・胃腸内科・訪問診療・リハビリテーション科・漢方内科外となっております。
外からご覧になるとおわかりのように、ここはもともと倉庫であった場所です。トレーニング施設を併設することを考えていたので、この広さは必須の条件でした。また、待ち合いにこれだけのスペースをとっているは、風邪など感染症への配慮から。心配せず、安心していらしていただければと思っています。

必要があれば専門医をご紹介。予後のケアに責任をもって対応。

原田 芳明 院長

すべてを診たいとは思いますが、それが不可能だということもまた知る必要があります。自分の出来ること、出来ないことを理解する。ここから先は専門医に紹介をするという1つのラインを持っていなければ、ずるずると引っ張り続け、結果的に患者さんに迷惑が及ぶことになります。
こちらにはCTがありますので、何かおかしいと思えばすぐに察知することが可能です。問題が判明すれば、すみやかに紹介をおこない、手術等、必要な処置をとっていただきます。もちろん、その後のケアについては責任を持って私が診ていくということになりますね。

お家で最期を迎えることができるように。在宅医療にかける情熱。

原田 芳明 院長

提携の病院である都立駒込病院や東大病院から送られてくることもありますし、以前こちらの外来で診ていた患者さんが、在宅に移行することもあります。在宅医療は、医師の身体に負担が掛かることは間違いありません。しかし、私が診ないことには一体誰が診るのか。求める人があれば出向くというのが、医師たるものの務めだと考えています。
人の死の形として、お家で亡くなるというのは最も自然なことです。息子に娘、嫁から孫までみんながその場にいて、亡くなれば皆さんが涙に暮れる。確かに悲しいことではありますが、一方で子どもにとっては教育にもなると言えるでしょう。それから、おじいちゃんが建てた家でおじいちゃんが亡くなるというのは、形として非常に納得出来るのではないでしょうか。在宅医療には、そうした正の側面があると思っています。

予防医学の啓蒙にも尽力。

病気にならないように心掛けるということであり、そこにはワクチンも、食生活の改善も含まれます。それからもう1つ。今後高齢化社会がますます進行していく上で、ロコモティブシンドロームやサルコペニアが懸念されます。サルコペニアとは、主に加齢によって筋力が低下していく様を総称したものです。筋力が落ちれば、やがて歩けなくなり、立ち上がることも難しくなってきます。そうした事態に陥らぬよう、ここでは筋力トレーニングをおこなっていただいています。皆さん、目に見えて元気になっていきますね。
物理療法は主にご高齢の方が対象になりますが、中には若い人もいます。最近の小学生や中学生に多く見られる、いわゆる肥満児ですね。街のお医者さんの特性ですが、こちらにはご家族そろってお見えになる方が多いものですから、たとえば糖尿病の家系かどうかということも判断が出来ます。アイスクリームやコーラばかり飲んじゃダメだよ。病気にならないよう運動をしなさい。そういったことを子どもの頃から意識してもらうことはとても大切です。家族で診るから浸透しやすいということもありますし、これも予防医学の1つなのです。

これから受診される患者さんへ。

体調がおかしいと感じたらお医者さんに掛かっていただきたいですね。我慢して、大丈夫、大丈夫と思っているうちにひどいことになることが往々にしてあります。何か身体に変調をきたしたときには、必ず近くのお医者さんに行くことをお勧めします。
それを考えますと、自分が信頼出来ると思うかかりつけ医を持っていただければと思います。私のところでは、引越し等でこの地を離れる方には「1ヶ月かけて周囲の人に聞いて、お医者さんを探してください。その間は薬を出しますから」とお伝えしています。やはり、良いお医者さんに巡り会って欲しいじゃないですか。医者と患者は、信頼関係によって成り立ちます。患者さんが私を気に入ってくださったなら、その人に私は信頼に値するものを返さなくてはいけない。1度掛かってくれたからには、その期待に終生応えていきたいですね。
当院は、開業以来在宅医療(終末期緩和ケア)も行っており、多くの患者様利用されています。
ご希望の方はどうかお気軽にご相談いただければと思います。


※上記記事は2015.5に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

原田 芳明 院長 MEMO

  • 出身地:茨城県
  • 趣味・特技:ゴルフ
  • 好きな本:歴史小説
  • 好きな言葉:鬼手仏心
  • 好きな音楽:クラシック
  • 好きな場所:パラオ(海上保安庁の船医として、現地に赴いたことがあります。)

グラフで見る『原田 芳明 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION