お茶の水乳腺クリニック

林 香菜子 院長の独自取材記事

林 香菜子 院長

早期発見を早期治療へつなぎ、あなたの未来を守る医療を目指します

林 香菜子 院長ハヤシ カナコ

新潟大学医学部医学科 卒業。日本赤十字社医療センター 外科コース 初期研修医、東京大学医学部附属病院 外科専攻研修医、東京都立多摩総合医療センター 外科、東京大学医学部附属病院 乳腺内分泌外科 特任臨床医、同大学附属病院 乳腺内分泌外科 助教。2026年5月、『お茶の水乳腺クリニック』を開院 (JR「御茶ノ水駅」御茶ノ水橋口から徒歩2分、東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」から徒歩4分、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」から徒歩5分)。

患者さんに求められる存在でありたいという思いから

林 香菜子 院長

乳腺外科を専門に選んだ理由はいくつかありますが、最も大きかったのは、自分という存在が必要とされていると実感できたことでした。
外科医は今でも男性が大半を占めています。その中で女性外科医、とりわけ乳腺外科医は非常に少ないというのが現実です。乳房という非常にデリケートな部位を扱う診療科だからこそ、患者さんから「女性の先生でよかった」と言っていただく機会が数多くありました。年齢を問わず、女性同士だからこそ話しやすいこともありますし、不安や悩みを打ち明けやすいという側面もあります。
実際に乳腺診療の現場に立ったとき、患者さんが本当に喜んでくださる姿を目の当たりにし、「ここが自分の役割なのだろう」と感じました。乳がんは圧倒的に女性に多い病気です。その診療に女性医師として関われることには大きな意味があると思っています。

大学病院で長く診療を続ける中で、乳がん診療の最前線に携わる一方、健診クリニックで乳がん検診に関わる機会もありました。その両方を経験したことで、医療の中にある大きな課題が見えてきました。そして、その課題を解決するための場所として、『お茶の水乳腺クリニック』を開院することを決意したのです。

「早期発見」を「早期治療」へつなげるために

林 香菜子 院長

開業を決意した最大の理由は、「早期発見」と「早期治療」の間に存在する空白を埋めたいと思ったからでした。
企業健診や自治体検診によって、乳がん検診を受ける方は以前より増えています。しかし、要精密検査と指摘された後、どこを受診すればよいかわからず、そのまま時間が経ってしまう方が少なくありません。
大学病院を受診しようとしても紹介状が必要だったり、予約まで時間がかかったりすることがあります。一方で、乳腺専門クリニックそのものがまだ十分に存在しているとは言えません。結果として、「検診で見つけるところ」と「治療につなげるところ」が必ずしもスムーズにつながっていないのです。私は長年その状況を見てきました。だからこそ、「要精査と言われたらまずここへ」と思っていただける受け皿を作りたいと考えたのです。
また、大学病院には術後フォローやホルモン療法を継続している患者さんも数多く通院されています。乳がんは術後の経過観察期間が長く、10年単位で診療が続くことになり、大学病院だけでそのすべてを担うのは容易ではありません。
乳腺診療の専門性を維持しながら、大学病院と地域医療機関の間をつなぐ存在になること。それが私自身の役割であり、このクリニックの大切な使命だと考えています。

乳腺のことなら何でも相談できる場所として

林 香菜子 院長

当院は乳腺に特化したクリニックです。乳腺以外を広く診るのではなく、乳腺診療に集中することで専門性を高めています。
乳がん検診はもちろん、検診で要精査となった方、乳房のしこりや痛み、乳頭分泌などの症状がある方、乳がん手術後の経過観察やホルモン療法中の方まで幅広く対応しています。良性疾患についても継続的な経過観察を行い、必要に応じて適切な医療機関へご紹介しています。

当院の特徴の一つが、組織生検に対応していることです。マンモグラフィーや超音波検査だけでなく、必要な場合には局所麻酔下で組織を採取し、より正確な診断につなげることができます。
診断が確定した状態で専門病院へご紹介できるため、患者さんにとっても、その後の治療がスムーズになります。病院側も治療開始に集中できるため、医療全体としても大きなメリットがあると考えています。
乳房の症状は、「受診するほどではないかもしれない」と迷われる方も少なくありません。しかし、気になる症状があるときこそ専門医による評価が大切です。乳腺に関することであれば、まずご相談いただける場所でありたいと思っています。

患者さん自身が納得して選択できる医療を

私が診療で最も大切にしているのは、患者さん自身が納得して選択できることです。
医療者として推奨する治療方針はあります。しかし、それだけを提示して「これが正解です」と伝えることはしたくありません。なぜなら、治療は患者さんご自身が受けるものであり、その後の人生にも大きく関わるからです。
私は可能な限り選択肢をお示しします。そして、それぞれのメリットやデメリットを丁寧に説明します。そのうえで患者さんが何を大切にしたいのか、どのような人生を望んでいるのかを一緒に考えます。乳がん治療には想像以上に多くの選択肢があります。遺伝学的検査一つを取っても、将来の予防医療やご家族への影響など、さまざまな要素が関わってきます。だからこそ、医療者が答えを決めるのではなく、患者さんが十分な情報を得たうえで自ら選択することが大切なのです。
時間がかかったとしても、その方の価値観や生活背景、ご家族との関係まで含めて考えながら、一人ひとりにとって納得できる道を見つけるお手伝いをしていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

乳がん検診で「要精密検査」と言われると、多くの方が「乳がんかもしれない」と大きな不安を抱かれると思います。皆さんにまずお伝えしたいのは、要精査だからといって必ずしも乳がんとは限らないということです。検診は万が一を見逃さないために、ある程度慎重に判定する仕組みになっています。そのため、精密検査の結果、問題がなかったというケースも少なくないのです。
ですから、まずは受診してください。そこが何より大切です。
不安な気持ちから受診をためらったり、忙しさの中で後回しになったりすることもあるかもしれません。しかし、本当に大切なのは「診断をつけること」です。良性なのか、経過観察でよいのか、それとも治療が必要なのか。それをきちんと判断することで、初めて次の一歩が見えてきます。
当院では検診後の精密検査から組織生検まで対応し、必要に応じて適切な医療機関へ責任を持っておつなぎします。乳房に関する不安や疑問があれば、一人で抱え込まずにご相談ください。まず受診していただくこと。それが安心への第一歩であり、より良い医療につながる入口になると考えています。

※上記記事は2026年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

林 香菜子 院長MEMO

出身地:
岐阜県
出身大学:
新潟大学医学部
趣味:
ねこと遊ぶこと
好きな場所:
お家(家族と一緒に過ごす時間が好きです)
好きな言葉・座右の銘:
「一期一会」、「早く行きたければ一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め」(アフリカの諺)

検診から術後フォローまで乳腺の不安を相談できるクリニック

お茶の水乳腺クリニックは、御茶ノ水駅から徒歩2分の乳腺外科です。早期発見を治療と未来につなぐことを大切に、乳がん検診から精密検査、術後フォローまで対応。女性スタッフを中心とした完全予約制の落ち着いた院内で、安心して相談できます。

電話

03-5801-6355

所在地

東京都千代田区神田駿河台2-5-7 村田ビルディング6階

駅名

  • 御茶ノ水駅
  • 新御茶ノ水駅

駐車場

なし

WEB

https://ochanomizu-bc.com/

特徴

ネット予約 / 駅徒歩5分以内 / キャッシュレス決済対応 / 女性医師在籍 / 日本外科学会外科専門医 / 乳腺ドック/遺伝子カウンセリング

検診から術後フォローまで乳腺の不安を相談できるクリニック

お茶の水乳腺クリニックは、御茶ノ水駅から徒歩2分の乳腺外科です。早期発見を治療と未来につなぐことを大切に、乳がん検診から精密検査、術後フォローまで対応。女性スタッフを中心とした完全予約制の落ち着いた院内で、安心して相談できます。

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