大泉学園こころのクリニック
冨田 裕一郎 院長の独自取材記事
大泉学園駅北口の「こころのクリニック」。心療内科・精神科を軸に、1人の患者さんを総合的に診る
冨田 裕一郎 院長トミタ ユウイチロウ
東北大学医学部卒業後、内科医としてキャリアをスタート。その後、心療内科や精神科の診療に携わり、精神科病院にて約14年にわたり勤務。2026年4月、『大泉学園こころのクリニック』を開設し、現在に至る。
自らの体験をきっかけに、医師の道を志す
子どもの頃からよくお腹をこわすことがあり、病院のお世話になることが度々ありました。検査で異常がなかったことから、今思えば胃腸が弱かったというよりも、ストレスの影響も大きかったのではないかと感じています。当時のかかりつけの先生は自律神経という言葉をよく使っていました。もし医師として当時の自分を診察するのであれば、「過敏性腸症候群」と診断すると思います。
そうした小中学生時代の経験から、心と体の関係に興味を持つようになり、高校生になって進路を考えるなかで医学部への進学を志すようになりました。当初は精神科を志望していましたが、体の病気を治せる医師になりたいという思いから、内科の研修が充実した病院を選び、2年の内科研修の後、胃や大腸といった消化器の病気を専門に研鑽を積みました。
30年のキャリアに裏打ちされた確かな知見が強み
内科医として診療に携わるなかで改めて気づいたのは、体に現れる症状には心の問題が深く関わっているということでした。体の病気と心の病気の両方を診られる医師になりたいと考えていたところ、東大病院に心と体を総合的に診る診療科があることを知りました。当時はまだ「心療内科」という言葉がそれほど一般的ではない時代でしたが、新しい分野に関心を持ち、専門的に学ぶことを決意しました。大学病院や関連施設で10年あまり経験を積んだのち、心の病気についてより深く学ぶために精神科病院に勤務し、開業までの約14年間にわたり精神科診療に携わってきました。
『大泉学園こころのクリニック』は、医師になって30年の節目となる2026年4月に開設しました。私はこれまでのキャリアのなかで、体の病気から心の病気まで幅広く診られる知識や技術を身につけてきました。そうした経験を踏まえ、患者さんにとって身近な場所で、専門性の高い医療をご提供していきたいと考えています。体の病気も心の病気も早期発見・早期治療が大切です。不安なことや気になる症状がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
心療内科・精神科を軸に、1人の患者さんを総合的に診る
病院に勤務していた頃は、精神科の急性期の病棟を担当し、様々な症状の患者さんの治療にあたっていました。短期間で入院された患者さんが心身の健康を取り戻し、退院される姿を見送ることに医師としてのやりがいを感じていました。一方で、開業した今は、身近で頼れる「かかりつけ医」として、地域の皆さまの健やかな毎日を支えていくことが自分の役割だと考えています。
当院の特徴をひと言で表すなら、「心も体も総合的に診るクリニック」だといえます。一般に、内科は体の病気を、精神科は心の病気を専門に診療します。これに対して心療内科が扱うのは、精神的な影響によって体に症状が現れる「心身症」と呼ばれる状態です。
心身症の代表的なものに、下痢や便秘などの症状を繰り返す過敏性腸症候群があります。多くの方はまず消化器内科を受診されますが、薬による治療で十分な改善がみられない場合には、ストレスなど精神的な負荷への対応が必要となることもあります。そうしたケースでは、心療内科が担う役割が重要になります。当院では、こうした診療科の枠にとらわれず1人の患者さんを横断的に診ることができる点を強みとしています。
回復を支える伴走者として、一人一人に寄り添っていく
近年は、病気ごとに治療法が確立されており、たとえば「うつ病」と診断された場合には、抗うつ薬などを用いた治療が一般的です。一方で、環境の変化が多い春先などにみられる「適応障害」は、原因となるストレスから距離を置くことが重要とされています。そのため当院では、休職などの手続きが円滑に進むよう、必要に応じて診断書もすみやかに発行できるよう対応しております。また私自身も、働く方々の心身の健康を守る産業医として長年活動しており、経験をもとに細やかなサポートが可能です。
医師としてガイドラインに沿って治療を進めていくとはいえ、私だけの力で患者さんの病気を治すわけではありません。患者さんはそれぞれに「治る力」を備えていらっしゃいます。私はお一人お一人に寄り添いながら「治る力」を最大限に引き出すこと、すなわち回復を支える伴走者のような存在でありたいと考えております。
これから受診される患者さんへ
医療機関を受診することに、敷居の高さを感じている方は少なくありません。とくに心療内科や精神科であれば、なおさら勇気がいることだと思います。当院は、そうした方々が心や体の悩みを気軽に相談できる、身近で親しみやすいクリニックでありたいと考えています。暗い気持ちで来院された患者さんが、笑顔でクリニックから卒業されていくように、精一杯サポートしてまいります。どのようなお悩みも遠慮なくご相談ください。
※上記記事は2026年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
冨田 裕一郎 院長MEMO
- 出身地:
- 長崎県
- 出身大学:
- 東北大学医学部
- 趣味:
- キャンプ、スキー
- 好きなアーティスト:
- 竹内まりや
- 好きな場所:
- 奥多摩
- 好きな言葉:
- 「ケセラセラ」
大泉学園駅近くで心の不調を幅広く相談しやすいこころのクリニック
大泉学園こころのクリニックは大泉学園駅北口から徒歩3分と通いやすく、土曜午前も診療しています。不眠や気分の落ち込み、不安、パニック障害、適応障害など幅広い悩みに対応。冨田裕一郎先生が一人ひとりの話に丁寧に耳を傾け、症状や生活背景に寄り添った診療を行っています。WEB予約にも対応し、安心して相談しやすい環境が整えられています。
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