伝通院前漢方・内科クリニック

半下石 美佐子 院長の独自取材記事

半下石 美佐子 院長

漢方と西洋医学の両面から。一人ひとりの「つらさ」に丁寧に向き合う診療を

半下石 美佐子 院長ハンガイシ ミサコ

筑波大学医学専門学群 卒業。横須賀米海軍病院/東京大学医学部附属病院(研修)を経て、東京大学医学部附属病院 第一内科に入局。循環器専門医として循環器の専門診療に従事。その後、長年にわたって企業診療所に籍を置き、内科の外来診療および健康診断に従事。自身の更年期障害を機に鍋谷欣市先生(故人・杏林大学名誉教授)に師事し、北里大学東洋医学総合研究所漢方鍼灸治療センターでの研修を経て、2020年に漢方専門医を取得。都内クリニックで漢方外来診療に従事し、2026年4月に『伝通院前漢方・内科クリニック』を開院(「後楽園駅」「春日駅」より徒歩約11分、「茗荷谷駅」より徒歩約18分)。

幅広い診療経験が今の医療スタイルの土台に

半下石 美佐子 院長

医師を志したのは高校生の頃でした。教育番組で、ネパールのような医療資源の限られた地域で活動する医師の姿を見て、大きな感銘を受けたことがきっかけです。人のために働く医療の力に心を動かされ、「自分も医師になりたい」と思うようになったのです。
筑波大学を卒業後は、横須賀米海軍病院で研修を受けました。英語を学びたいという思いもありましたし、何より全科をローテーションしながら幅広く学べる環境に魅力を感じていました。その後、東京大学医学部附属病院で研修を行い、当時の第一内科へ入局しました。循環器を専門として研鑽を積み、研究や臨床に携わりながら専門医として診療を続けてきました。
その後は大手電機メーカーの診療所に勤務し、外来診療、健康診断、産業医業務を担当しました。20年にわたって一般内科医として多くの患者さんを診る中で、風邪や生活習慣病はもちろん、さまざまな不調や悩みに向き合ってきました。
そして2026年4月、『伝通院前漢方・内科クリニック』を開院しました。もともと開業を強く志していたわけではありませんが、自分の裁量で患者さんとじっくり向き合える医療を実践したいという思いが次第に強くなっていきました。これまで積み重ねてきた経験を生かしながら、一人ひとりに寄り添う診療を行いたいと考えています。

自身の更年期障害が教えてくれた漢方の力

半下石 美佐子 院長

長く一般内科診療を続ける中で、「西洋医学だけでは十分に改善できない症状」があることを何度も経験してきました。検査では異常が見つからないのに、つらい症状が続いていく。そのような方々に対して、もっと別のアプローチができないだろうかと考えるようになりました。
そうした思いを抱えている中、私自身に更年期障害が生じ、藁をもすがる思いで漢方治療を受ける機会がありました。煎じ薬を飲み始めて数日で症状が軽くなり、「こんなに効くものなのか」と驚いたことを今でも覚えています。その経験がきっかけとなり、漢方を本格的に学ぶことを決意しました。診療していただいた鍋谷欣市先生に師事し、週に一度外来へ陪席しながら診療を学び、その後は北里大学東洋医学総合研究所でも研修を重ね、漢方医学を体系的に学びました。2020年には漢方専門医を取得し、その後も都内クリニックで漢方外来を担当しながら数多くの症例を経験してきました。
私自身が患者として漢方に助けられた経験があるからこそ、つらい症状を抱えている方のお気持ちがよくわかります。だからこそ、漢方を単なる補助的な治療としてではなく、一つの大切な選択肢としてご提案したいと考えています。

漢方専門医として大切にしていること

半下石 美佐子 院長

漢方の診療では、「この症状にはこの薬」という考え方だけではなく、その方の体質や状態を総合的に評価することが重要になります。
漢方では「気・血・水」という考え方を用いて、体のバランスを診ていきます。診察や問診を通じて、その方にとって何が不足しているのか、何が滞っているのかを考えながら処方を決めていくのです。
私が漢方専門医として学んできたのは、年齢や性別、疾患を問わず、その人に最も合う治療を考える姿勢です。専門医として循環器の病気を診てきた経験もありますが、漢方ではさらに広い視点で患者さんを見ることが求められます。
一方で、漢方だけですべてを解決しようとは考えていません。必要であれば西洋医学的な検査や治療も行いますし、専門医療機関への紹介も行います。更年期症状であれば婦人科でのホルモン補充療法が適している場合もありますし、食生活習慣の改善やサプリメントなどを組み合わせることが有効なこともあります。大切なのは治療法そのものではなく、その方が少しでも楽になり、毎日の生活を無理なく送れるようになることです。そのために最適な方法を、患者さんと一緒に考えていきたいと思っています。

丁寧な対話から見えてくるものがある

開業を決意した理由の一つが、患者さんとじっくり話をする時間を持ちたかったからでした。勤務医時代は、多くの患者さんを診る必要があり、限られた時間の中で診療を進めなければなりませんでした。それは医療制度上やむを得ないことですが、一方で、「もっと話を聞きたい」「もう少し丁寧に診たい」と感じることもありました。
特に更年期の症状は、一つの症状だけで語れるものではありません。ほてりや発汗、不眠、疲労感、気分の落ち込みなど、さまざまな症状が複雑に重なり合います。その背景には生活環境やストレス、体質なども関係しています。だからこそ、患者さんのお話を丁寧に伺うことが大切だと思っています。お話を伺っていく中で初めて見えてくることも少なくないのです。
当クリニックでは、できる限り時間をかけてお話を聞き、その方に合った治療を一緒に考えることを心がけています。診断や処方だけではなく、「困りごとを安心して相談できる場所」でありたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

現代の医療は専門化が進み、それぞれの分野で高度な医療が提供されるようになりました。それは非常に大切なことですが、一方で複数の診療科を受診しても原因が見つからず、つらい症状だけが残ってしまう方もいらっしゃいます。検査では異常がないと言われたけれど体調が優れない。どこへ相談したら良いのか分からない。そんな方は決して少なくありません。
漢方医学は、そのような方々のお力になれる可能性があります。もちろん、すべての症状を改善できるとは限りません。しかし、西洋医学とは異なる視点から体全体を見つめ直すことで、新しい治療の糸口が見つかることがあります。
更年期症状でお悩みの方はもちろん、慢性的な不調や原因のはっきりしない症状でお困りの方も、どうぞお気軽にご相談ください。これまで循環器、一般内科、産業医、そして漢方診療と、さまざまな立場から患者さんを診てきました。その経験を生かしながら、なるべく丁寧に診察し、一人ひとりに合った医療をご提供したいと考えています。
どんな小さなことでも構いません。「少し気になる」「何となく調子が悪い」と感じた時に、まず相談していただけるような身近なクリニックでありたいと思っています。

※上記記事は2026年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

半下石 美佐子 院長MEMO

出身地:
埼玉県
出身大学:
筑波大学医学専門学群
趣味・特技:
バスケットボール観戦、ヨガ
好きな作家:
高田郁
好きな映画:
『サウンド・オブ・ミュージック』
好きな観光地:
富士山
好きな言葉:
「至誠」

更年期や未病の不調を漢方と内科で相談できるクリニック

伝通院前漢方・内科クリニックは、後楽園駅・春日駅・茗荷谷駅から通える漢方内科・内科クリニックです。半下石美佐子院長が漢方と現代医学を組み合わせ、更年期や未病の不調に向き合います。完全予約制で、落ち着いて相談できる環境も整えています。

電話

000-0000-0000

所在地

東京都文京区小石川3-1-24小石川食糧販売ビル201

駅名

  • 後楽園駅
  • 春日駅
  • 茗荷谷駅

駐車場

近隣にコインパーキングあり

WEB

https://denzuinmae-kanponaika-clinic.c...

特徴

ネット予約 / キャッシュレス決済対応 / 女性医師在籍 / マイナンバーカード保険証利用 / 日本内科学会総合内科専門医 / 日本循環器学会循環器専門医 / 日本東洋医学会漢方専門医

更年期や未病の不調を漢方と内科で相談できるクリニック

伝通院前漢方・内科クリニックは、後楽園駅・春日駅・茗荷谷駅から通える漢方内科・内科クリニックです。半下石美佐子院長が漢方と現代医学を組み合わせ、更年期や未病の不調に向き合います。完全予約制で、落ち着いて相談できる環境も整えています。

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