パークタワー西新宿整形外科 骨と股関節のクリニック

佐藤 啓 院長の独自取材記事

佐藤 啓 院長

股関節を得意とする整形外科クリニック。適切な医療を効率よく提供

佐藤 啓 院長サトウ ケイ

福島県立医科大学医学部卒業。石巻赤十字病院 初期研修医を経て、東京医科歯科大学医学部付属病院(現:東京科学大学病院) 整形外科に入局。日産厚生会玉川病院、青梅市立病院、草加市立病院、同愛記念病院 等に勤務。東京整形外科 ひざ・こかんせつクリニック 副院長を経て、2025年11月に『パークタワー西新宿整形外科 骨と股関節のクリニック』を開院(「西新宿駅」から徒歩6分)。

「よくなる医療」を追い求めて

佐藤 啓 院長

医療に興味を持ったのは、中学生の頃でした。宮城県に住んでいた祖父が脳の疾患を発症し、「もう少し早く治療ができていたら」と感じたことがきっかけです。そこから自然と、医療という選択肢を選べるよう勉強を積んでいったのです。

大学卒業後、初期研修を経て整形外科の道へ進みました。研修中に整形外科の診療に触れ、治療によって患者さんが目に見えてよくなっていく姿を間近で見たことが大きかったと思います。命を守る医療ももちろん大切ですが、整形外科には「治療によって生活が広がる」という魅力があります。そこに強く惹かれたのです。
なかでも股関節は、適切な治療を行えば高い確率で大きな改善が見込める分野です。人工股関節の診療に深く携わるなかで、その可能性を実感してきました。手術の技術を磨き、着実に必要十分な手術が行えるようになったと感じたことが、開業という次のステップを考えるきっかけになりました。
2025年11月、『パークタワー西新宿整形外科 骨と股関節のクリニック』を開業しました。ご縁のあった土地で良い物件に巡り合えたことも理由の一つです。開業後も股関節手術に携わりながら、クリニックだからこそできる診療の形を実現したいと考えました。

保存療法も手術も可能。その間を丁寧につなぐ股関節診療

佐藤 啓 院長

当院の最大の特徴は、保存療法と手術の両方を見据えた股関節診療ができることです。一般に病院では手術が中心になりやすく、一方でクリニックでは保存療法が中心になりがちです。その間で「自分は手術すべきなのか」と迷われる患者さんも少なくありません。

手術という手段を有しているからといって、基本的にこちらから積極的に手術を勧めることは多くありません。ただ、現実的に手術が望ましい方がいらっしゃるのも事実です。その場合には、適切なタイミングを逃さないよう、はっきりとお伝えするようにしています。「今やらなければ将来できなくなる可能性がある」というギリギリのラインも含めて提示することも、この分野を専門とする医師に課せられたの大きな役割と考えています。
手術は非常に有効な治療手段ですが、患者さんが納得していない状態で行うものではありません。生活背景やご希望を伺いながら、保存療法でいくのか、手術を選ぶのかを一緒に考えていく。それが私の診療の軸です。

痛みをあきらめない ― リハビリと先進機器で広がる保存療法

佐藤 啓 院長

保存療法の柱は、リハビリ、投薬・鎮痛管理、そして必要に応じた再生医療です。当院には約100㎡のリハビリ室を設け、十分なスペースで治療を行える環境を整えました。
西新宿という土地柄、オフィスワーカーの方が多く、肩こりや肩関節周囲炎、石灰沈着症など、肩の症状で来院される方が目立ちます。慢性的な症状には継続的なリハビリが重要になりますし、急な痛みで困って来られる方には、注射治療なども含め、早期改善を目指します。その選択肢の1つとしてあるのが、体外衝撃波治療です。これは筋腱付着部などに衝撃波を当てることで、組織の再生を促し、痛みの軽減を図る治療です。即時的な効果と、組織そのものの改善を期待できる点が特徴です。物理的刺激による治療であり、ステロイドのような薬剤の副作用を心配せずに行えることも利点の一つです。痛みを抱えながら「仕方がない」と思っていた方にとって、新しい選択肢になればと考えています。

股関節を支える“骨を守る”という視点

股関節診療において、骨粗しょう症は切り離せません。人工股関節そのものの性能は向上し、20年、30年と良好に機能するケースが多くなっています。しかし、入れ替えが必要になる背景には、骨そのものの状態による緩みや骨折といった合併症があるのです。
だからこそ当院では、骨粗しょう症診療を重要な柱としています。DEXA法による骨密度測定に加え、骨代謝マーカー、さらにビタミンDの状態やミネラルバランスなどを総合的に評価し、現在の骨の状態を把握します。その上で行われる治療は、注射薬や内服薬に加え、生活習慣や食事指導も含めた包括的なものです。股関節を長く守るために、土台である骨を整える。その積み重ねが、将来の大きなトラブルを減らすことにつながると考えています。

これから受診される患者さんへ

開業して感じているのは、忙しい現役世代のニーズの高さです。限られた時間のなかで受診できるよう、当院ではWeb予約やファストパス予約などの仕組みも取り入れました。整形外科は「長く待つもの」というイメージがあるかもしれませんが、そうでない選択肢もあっていいのではないかと思っています。

目指しているのは、無駄のない適切な医療を、効率よくご提供することです。痛みがあるときはもちろん、「少し気になる」と思ったときに、まず思い浮かべていただける存在を目指していきます。
股関節のこと、骨のこと、肩や膝の痛みのこと。どんなことでも構いません。皆さんの生活が少しでも楽に、豊かになるようお手伝いできればうれしく思います。

※上記記事は2026年2月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

佐藤 啓 院長MEMO

出身地:
宮城県
出身大学:
福島県立医科大学
趣味・特技:
ロードバイク、スキー、料理、旅行
好きな場所・観光地:
スキー場/沖縄
座右の銘:
「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」

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