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石川 浩雅 院長

HIROMASA ISHIKAWA

医療を通じて「よりよい人生(ウェルビーイング)」をサポート。患者さんの価値観を尊重し、納得感のある診療を

三重大学医学部卒業。一般内科から救急医療まで幅広く経験を積み、産業医としてビジネスパーソンの健康をサポート。2025年秋、『豊洲イーウェルクリニック』を開設し、現在に至る。

石川 浩雅 院長

石川 浩雅 院長

豊洲イーウェルクリニック【2025年11月開院予定】

江東区/豊洲/豊洲駅

  • ●内科
  • ●皮膚科
  • ●アレルギー科
  • ●泌尿器科
  • ●健診・検診

1人の患者さんの全身を診られる医師を目指して

石川 浩雅 院長

小さな頃からアトピー性皮膚炎に悩まされ、皮膚科のお世話になることが度々ありました。そうした生活の中で医療を志すようになり、地元・愛知県のお隣にある三重大学医学部に進学しました。こうした経緯がありましたので、当初から「1人の患者さんの全身を診られる医師になりたい」と思っていました。アトピー性皮膚炎は、湿疹やかゆみが生じるアレルギー疾患ですが、アレルギーの病気はこれ1つだけではありません。患者さんの中には、アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症など、1人で複数のアレルギー疾患をお持ちの方が珍しくありませんから、適切な診断・治療のためには「全身を診る」ことが大切になるのです。
大学卒業後は新宿にある国立国際医療センターに籍を置き、救急医療を皮切りに、内科、皮膚科、アレルギー科などを幅広く経験しながら、医師としての基礎を築きました。また産業医として、企業で働く人々の心と体の健康を支えていた時期もありました。そうしたさまざまな経験を積むなかで、「今の時代に求められる医療の形」が見えてきたと言いましょうか、誰もが医療にアクセスしやすい環境を整え、必要な方に適切な医療を届けたいと考えるようになったのです。この目標を実現するために医療だけでなくITについても学びを深め、2025年11月に開業を迎えました。

患者さんの暮らしに寄り添う「プライマリ・ケア」を実践

石川 浩雅 院長

『豊洲イーウェルクリニック』の「イーウェル」は英語表記で「eWELL」となります。「e(イー)」には日本語で「よい」という意味の響きがあり、同時にelectronic(電子)の頭文字でもあります。このクリニック名どおり、電子情報を活用して受診しやすい環境を整え、患者さんのよりよい人生(ウェルビーイング:Well-being)をサポートすることが当院の目指す医療です。
高層マンションが建ち並ぶ豊洲は、住宅街である一方で、多くの企業が集まるオフィス街としての顔も持っています。この町に暮らす方、働く方が気兼ねなく受診でき、体のことを何でも気軽に相談できるように、内科・皮膚科・アレルギー科を中心に「地域医療の窓口」としての役割を担っていきたいと考えています。風邪や腹痛といった日常的な症状はもちろん、糖尿病などの生活習慣病の管理、健康診断で指摘を受けた場合などもお気軽にご相談ください。

専門的な知識と経験に基づいた「アレルギー診療」に強み

石川 浩雅 院長

内科的な症状に幅広く対応するなかで、特に力を入れているのがアレルギーの診療です。私自身がアトピー性皮膚炎でつらい思いをしてきた経験を踏まえて、確かな知見に基づいた専門性の高い診療を行っています。患者さんの中にはアレルギーの原因が分からないことで適切な治療を受けられず、不安や苦しみを募らせている方も少なくないでしょう。当院では血液検査に加え、皮膚症状に対してはパッチテストを実施することで原因の特定に努め、適切な治療につなげています。
アトピー性皮膚炎に関しては、生物学的製剤による治療をご提案できることも特徴です。生物学的製剤とは、特定の炎症物質(サイトカイン)に作用し、皮膚の炎症やかゆみをピンポイントに抑える注射薬です。私自身もこの治療を実際に試し、その劇的な効果を実感しています。強いかゆみから解放されたことで夜間もしっかり眠れるようになり、生活の質も大きく向上しました。私自身が身を持って体験してきたことを、同じような症状に悩む患者さんにお伝えできたらいいなと思っています。

患者さんの価値観を尊重し、納得感のある診療を

確かな根拠に基づいた医学的に正しい治療のことを「Evidence Based Medicine(エビデンスに基づく医療)」と言います。医師としてこれを遵守するのはもちろんですが、私はそこからさらに一歩進んで、患者さんにとって納得感のある「Value Based Medicine(価値に基づく医療)」を実践したいと考えています。たとえ医学的に正しい治療をご提案しても、患者さんに受け入れていただかなければ治療は成り立ちません。また、私が「検査を受けてください」とご案内しても、忙しくて時間をつくれなければ受診にはつながらないでしょう。
患者さんはそれぞれ価値観が異なり、生活スタイルもさまざまです。「自分の体とじっくり向き合いたい」という方もいれば、「いつもの薬だけ処方してほしい」というケースもあるでしょう。こうした多様なニーズにお応えするために、当院ではオンライン診療やお薬の宅配にも対応しています。喘息や糖尿病といった慢性疾患のある患者さんは、数か月おきの採血のためにご来院いただき、症状が安定している場合はオンラインで診療を継続することも可能です。こうした「ハイブリッド型医療」をご提供できることこそ、当院の一番の特徴と言えるかもしれません。

これから受診される患者さんへ

今は臓器ごとに細かく診療科が分かれていて、同じアレルギー疾患であっても、アトピー性皮膚炎は皮膚科、喘息は呼吸器内科、花粉症は耳鼻咽喉科で対応することが一般的です。これに対して当院では、アレルギー疾患を横断的に診療していることが特徴です。私自身、これまでの経験を通じて「臓器」ではなく「アレルギー」という病気を診ることによって、より質の高い治療が行えることを確信しています。
当院では私が理想とする総合診療(プライマリ・ケア)を実践するとともに、どなたにとっても受診しやすい環境づくりに努めています。それぞれの患者さんの悩みに寄り添い、通院のハードルをできる限り取り除くことで、皆さまの健康で充実した暮らしを支えてまいります。気になる症状やご不安なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

※上記記事は2025年10月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

石川 浩雅 院長 MEMO

  • 出身地:愛知県
  • 出身大学:三重大学医学部
  • 趣味:ジム、テニス、海外旅行
  • 好きな映画:サスペンス
  • 好きな観光地:ヨルダン、ヨーロッパ

石川 浩雅 院長から聞いた
『蕁麻疹』

強いかゆみを伴う「蕁麻疹」とは?

蕁麻疹(じんましん)とは、かゆみを伴う発疹が皮膚に突然生じる病気です。食品や薬剤などさまざまな要因が重なって発症すると考えられますが、全体の約7割は原因を特定できないとされています。また、発症から24時間以内に症状が消失することも蕁麻疹の特徴です。

症状が起こった原因が判明した場合には、その原因物質を取り除くことが第一選択肢となります。一方、原因がはっきりしない場合には、抗ヒスタミン薬などを用いて症状をやわらげることが一般的です。

蕁麻疹は発症する原因が多岐にわたるため、明確な予防法はありません。ただし、血液検査や丁寧な問診によって原因を特定し、適切な治療を行うことによって、症状をコントロールすることは可能です。急激な皮膚症状が現れたときは、積極的に医療機関を受診するとよいでしょう。

グラフで見る『石川 浩雅 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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