下高井戸脳神経外科クリニック
杉並区/下高井戸/下高井戸駅
- 脳神経外科

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電話 | 050-3526-0458 |
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所在地 | 東京都杉並区下高井戸1-1-7 SAKURAレジデンス 1階 |
最寄駅 | 下高井戸駅 |
駐車場 | 近隣にコインパーキングあり |
WEB | https://www.neurosurgery.tokyo/ |
休診日 | 月曜・日曜・祝日 |
診療時間 |
9:30~13:00 14:30~18:00 |
特徴 |
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SATOSHI TAKAHASHI 高橋 里史 院長
脳神経外科専門医 |
◆地域に根ざし高度な脳神経医療を提供する専門クリニック◆
下高井戸脳神経外科クリニックは、脳神経外科専門医による質の高い診療を身近な地域で受けられることを目的に開院しました。頭痛・めまい・しびれなどの身近な症状から脳卒中後のフォローアップまで、幅広い脳神経疾患に対応しています。大学病院や基幹病院で培った豊富な経験を活かしつつ、最新の画像診断機器を用いた的確な診断を行うことで、患者様一人ひとりに最適な治療方針をご提案します。また、丁寧な説明とわかりやすい言葉を大切にし、不安な気持ちに寄り添いながら診療を進めます。予約制により待ち時間を最小限に抑えるなど、通院しやすい環境づくりにも力を入れています。脳の健康に少しでも不安を感じた際は、どうぞお気軽にご相談ください。
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高橋 里史 院長への独自インタビュー
人の幸せを支えたい、その想いが導いた医学への道
私が最初になりたいと思った職業は、実は「ジャーナリスト」でした。小学生の頃から本屋さんをぶらぶらと歩くのが大好きで、近所の書店で見かけた落合信彦さんの国際情勢を扱った本を手に取り、「世界を舞台に活躍する仕事は格好いい」と憧れました。その頃は外交官や建築家などにも興味を持っていました。特に親戚に医師がいたわけではなく、幼少期から医師を志していたわけでもありません。
高校生のときには、保健体育の授業で輸血の話を聞いて脳貧血を起こし、保健室で休ませてもらったこともありました。血を見るのが苦手な自分には外科医は縁遠い職業だと思っていたくらいです。ただ、数学や理科が好きで自然と理系クラスを選び、都市計画に興味を持って工学部を志望した時期もありました。その一方で、父親から勧められたこともあり、漠然と「医師」という職業にも興味を持つようになっていました。両親としては、医師であれば組織を外れても「手に職がある」から安心だろう、と考えていたようです。
私が医学部を本気で志すきっかけとなったのは、高校から当時恵比寿にあった塾へ自転車で向かう道すがら、友人と進路について語り合ったときです。「どんな仕事もきっとつらいものだろう。何のためなら仕事を頑張れるのかな?・・・人の幸せのためであれば頑張れるかもしれない」と思いました。健康を害したり、けがをして失いかけた日常を取り戻すためのお手伝いをするのあれば、自分はつらくてもやり抜けるのではないか――。そう考えたことが、医学部を志望した直接の理由だったように思います。
大学時代には、数多くの本を読み、映画やドラマを見ました。特に「シカゴ・ホープ」ドラマに登場した心臓外科医や脳神経外科医に強く惹かれ、「人の命を預かる専門性の高い分野で働きたい」と思うようになりました。卒業後は血管に興味があり、さらに脳という組織に興味を持ったことから脳神経外科を選び、母校である慶應義塾大学の医局に入局しました。
当時は現在の臨床研修制度がなく、卒業後すぐに診療科に所属となりました。当時の慶應は大教室制の外科学教室の中に脳神経外科があり、入局時にまず外科学教室に1年間所属する決まりがありました。毎日早朝から深夜まで、時には泊まり込みで、消化器外科、心臓外科、呼吸器外科、小児外科など幅広い外科領域を経験しました。朝から晩まで病院に身を置く厳しい毎日でしたが、さまざまな外科分野で活躍する同級生や先輩との出会いは、今も私の大切な財産です。
専門研修を終えて、日本脳神経外科学会の専門医資格を取得し、大学院を修了して医学博士の称号を得た後、このタイミングしか海外に行けないのではないかと考え、留学することにしました。行き先は幼少期に住んでいたドイツに良い思いがあったので、ドイツ学術交流会という制度を通じてベルリンのシャリテ大学病院に留学しました。シャリテは旧東ベルリンのフンボルト大学と旧西ベルリンのベルリン自由大学が統合して生まれたベルリン唯一の医学部で、そこに1年余り客員医師として在籍させて頂きました。異国の地での1年は、視野を広げてくれる貴重な経験でした。
帰国後は、恩師であるその当時の教授のご高配で脳血管障害の症例が多い施設に派遣となり、脳神経外科医としての経験を積ませて頂きました。その後直近の10年近くは慶應義塾大学病院にて脳動脈瘤(未破裂・破裂)、脳梗塞(頸動脈狭窄・頭蓋内動脈狭窄に対する血行再建術)、そして「もやもや病」など、脳血管障害を中心に臨床・研究を続けました。もちろん脳腫瘍や外傷など幅広い脳神経外科疾患にも関わりました。
脳神経外科医といえば「手術ばかり」というイメージが強いかもしれません。しかし実際には、大学病院であっても手術をせず投薬や生活習慣の改善と定期的なMRI検査で経過を見守る患者さんも多くいらっしゃいます。これまでは大学病院で経過観察と手術の両方を担ってきましたが、これからは地域のクリニックとして「経過観察や予防」を担い、手術が必要なときには病院と連携する。そんな役割を果たして行きたいと考えています。
地域で完結する診察からMRI検査・診断・治療――迅速でシームレスな“ペイシャントジャーニー”
当院は世田谷区に隣接した杉並区下高井戸1丁目、京王線・東急世田谷線「下高井戸駅」から徒歩2分の下高井戸北口れんが通り沿いにあります。杉並区と世田谷区の境目にあり、両地域や沿線の皆様に通って頂きやすい立地です。
開業にあたり、譲れなかったのが「MRIの導入」でした。頭痛・めまい・しびれ・物忘れといった症状の原因を迅速に調べるため、また無症候性脳血管障害の経過観察を行うためにはMRIが有用です。当院では1.5テスラのMRIを導入し、脳の検査に関しては、空き枠さえあれば、即日検査・即日説明が可能な体制を整えます。症状のある方には当日中に結果をお伝えし、不安を抱えて過ごされる時間を最小限に抑えるよう努めていきます。
また、クラウド型のPACS(画像保存システム)を導入し、検査画像を他施設様と迅速かつ安全に共有できるようにしました。これにより、地域の医療機関からの紹介検査にも柔軟に対応し、結果をスムーズに返却できます。杉並区南部や世田谷区北沢地域をはじめ、京王線・世田谷線沿線で「MRI検査ができる脳神経外科の専門クリニック」として地域医療に貢献していきたいと考えています。
京王線下高井戸駅改札出口からの徒歩ルート
所要時間(当社調べ):2分22秒