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二宮 直紀 院長

NAOKI NINOMIYA

泌尿器を中心に、地域の皆さんが日常生活を安心して送ることができるよう力を尽くしていきたい

大学卒業後、杏林大学病院泌尿器科に籍を置き、大学病院や関連病院で外来一般診療や内視鏡、ロボット支援手術など多くの患者さんの診療・治療にあたる。2025年5月に『東小金井にのみや腎泌尿器クリニック』を開院(JR中央線「東小金井駅」より徒歩3分)。

二宮 直紀 院長

二宮 直紀 院長

東小金井にのみや腎泌尿器クリニック

小金井市/梶野町/東小金井駅

  • ●泌尿器科
  • ●腎臓内科

より身近に、そして早期に泌尿器のお悩みに携わっていきたいと考え

二宮 直紀 院長

子どもの頃は喘息を患っていました。小学校から野球をしていましたが、一時期はそれも止められるくらいひどい状況だったんですね。幸いなことに、近隣の小児科の先生に適切に治療をしていただき、野球を続けることもできたのです。父が眼科医だったということもありますが、良い先生に救っていただいたことで、「医師」という道が自分の中に芽生えていったのではないかと思います。

大学卒業後、杏林大学の泌尿器科に籍を置きました。杏林大学は手術症例が豊富な施設であり、ちょうど私が籍を置いていた時期には、ロボット支援手術が具体的に始まっていた頃でもありました。その先進的な姿勢に感銘を受け、泌尿器科を志望したのです。大学病院や関連病院で手術や治療に携わったのち、『東小金井にのみや腎泌尿器クリニック』を開院したのが2025年5月のことになります。勤めていた大学病院が近いこともあって、この辺りでは泌尿器科を専門に扱うクリニックが限られていることは知っていました。癌がその最たるものですが、泌尿器科の疾患においても早期の発見と適切な初期対応が大切なことは言うまでもありません。これまで手術を中心とした治療に軸足を置いてきましたが、今後はより早く疾患にアプローチしていきたいと考え、開業を決意したのです。

「受診しづらい」と思われがちだからこそ、十分な配慮を

二宮 直紀 院長

当然のことですけども、患者さんのお話に丁寧に耳を傾けてまいります。泌尿器科のお悩みは言いにくい面があると思いますので、決して急かすことなく、患者さんのお話をしっかり聞いていくことを何よりも大切にしています。病状や治療に関して、ご理解いただけるよう丁寧にご説明してまいりますが、その一助として、待合スペースにはデジタルサイネージを設置しており、泌尿器科の専門的な内容を動画でご覧いただけるようにもなっています。

当院は医療モールの2階に位置しており、単独のクリニックよりも入りやすい面があるかと思います。また、院内には女性専用の待合スペースと専用トイレも設置しています。プライバシーにも十分な配慮をしておりますので、安心してお悩みを打ち明けていただければと思います。

生活の質を大きく落としてしまう疾患だからこそ、適切な治療を受けることが大切

二宮 直紀 院長

泌尿器の疾患は生活の質に影響するものが多いのですが、疾患によっては命に関わるものもあります。例えば夜間頻尿ですが、その回数が増えれば増えるほど、生死に関わってくるというデータがあります。夜間頻尿が命に直接関わるというわけではありませんが、よく眠れないとなると、ホルモンバランスが崩れ、様々な疾患を引き起こしやすくなるという懸念があります。また、夜間に尿意を感じ、暗い中トイレに向かう途中で転んでしまい、大腿骨骨折などを負ってしまい、結果、寝たきりになってしまうというケースも少なくありません。
頻尿1つとってみても、非常に怖い病気であることがおわかりいただけたかと思いますが、治療を受けることで改善が期待できます。当院ではその原因の1つである過活動膀胱に対するボトックス治療も扱っています。通常の飲み薬などでなかなか改善が見られなかった場合に有効な選択肢となるものであり、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

前立腺がんの早期発見・早期治療にも尽力

50歳以上の方は健康診断における腫瘍マーカー検査(PSA)が推奨されています。前立腺がんは胃がんや大腸がんに比べれば進行が遅く、早期に発見できれば治癒する可能性が高い疾患ですが、ステージ4になってしまうと、途端に治癒率が低下します。早期発見・早期治療が大事とされるのはそうした結果に基づくものであり、当院においてもがんを早く見つけ、適切な治療に結びつけていきたいと考えています。
より高度な検査及び治療が必要と判断した場合、実績のある医療機関へとすみやかに紹介させていただく体制を整えています。また、医療モールの1階には、CT検査が可能な脳神経外科クリニックが入っています。尿管結石が疑われる場合、CT検査は必須となりますが、その場合も脳神経外科クリニックの協力によってすみやかに検査が受けられる体制が整っています。また前立腺がん疑いに対してはMRI検査が必須となりますが、同様に協力を得てすみやかに検査を受けることができることも私どもの特徴と言えるでしょう。

これから受診される患者さんへ

5年間ほど透析治療にも携わり、腎臓内科の診療も担当しておりました。泌尿器はもとより、腎臓に関しても十分な経験を有しておりますので、お困りの方はお気軽にご相談ください。すべてとは申しませんが、泌尿器のお悩みは適切な治療を受けることにより、生活の質が一変するほどの改善が期待できることが少なくありません。「歳のせい」とあきらめることなく、まずはご相談いただければと思います。

※上記記事は2025年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

二宮 直紀 院長 MEMO

泌尿器科専門医

  • 出身地:神奈川県
  • 趣味・特技:野球
  • 好きな観光地:福岡
  • 好きな言葉:「切磋琢磨」

二宮 直紀 院長から聞いた
『夜間頻尿』

お歳を召せば召すほど夜間頻尿の傾向は深まっていく

夜寝ている最中にトイレに行きたくなって目が覚め、排尿している状態が1回以上あって、それによって何らかの支障が起きているとなれば、夜間頻尿ということになります。加齢になればなるほど、夜間頻尿でお悩みの患者様は増えていきます。
原因に関してですが、大きく3つに分けられます。1つ目は多尿あるいは夜間多尿です。多尿は、1日(24時間)の尿量が40ml/kg(体重)以上の場合で、水分を過剰に摂取しすぎるということもあれば、糖尿病や尿崩症を罹患しているなどがあります。一方の夜間多尿は、尿量が夜間のみ多くなることで、トイレに起きてしまう状態です。その目安ですが、高齢者(65歳以上)では、1日の尿量に対して夜間時の尿量が33%以上、若年者では20%を超える場合とされています。その原因としては、就寝前に水分を過剰に摂取する、薬剤の影響、睡眠時無呼吸症候群、高血圧や心不全、腎機能障害といったことが挙げられます。
2つ目は、膀胱畜尿障害によるものです。これは少量の尿しか膀胱に溜められないことで、頻尿となって目覚めてしまうケースです。原因としては、過活動膀胱、前立腺肥大症、間質性膀胱炎等の疾患の影響が考えられます。
3つ目は、睡眠障害によるものです。眠れない、あるいは眠りが浅くてすぐ目が覚めてしまい、トイレで用を足したくなるといったことです。睡眠障害の原因としては、不眠症、うつ病、周期性四肢運動障害、レストレスレッグ症候群、睡眠時無呼吸症候群などが挙げられます。

夜間頻尿によって、生活の質(QOL)が著しく低下し、患者様や介護をされる方が治療を希望しているのであれば、治療の開始となります。過活動膀胱に対して内服治療で効果不良の場合は、膀胱内にボツリヌス毒素を注入する新しい治療もありますのでご相談ください。夜間頻尿を引き起こす原因疾患があれば、その治療を行うことになります。また睡眠障害が原因であれば睡眠薬を使用することもあります。このほか、日頃の生活習慣を見直し、水分を摂りすぎているのであれば水分の摂取を控える、カフェインやアルコール等の摂取をコントロールする等の生活管理もしていきます。

グラフで見る『二宮 直紀 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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