山﨑 龍一 院長
RYUICHI YAMAZAKI
京橋駅・東京駅など複数路線でアクセス可能な精神科・心療内科クリニック。精神科専門医・産業医のそれぞれの経験を生かして質の高い医療を提供
東北大学医学部卒業後、研修を経て国立精神・神経医療研究センター、東京慈恵会医科大学附属病院に勤務。精神科専門医や産業医として経験を積み、2025年5月に『こころの港クリニック京橋・東京駅前』を開設。

山﨑 龍一 院長
こころの港クリニック京橋・東京駅前
中央区/京橋/京橋駅
- ●精神科
- ●心療内科
脳科学への興味から、精神科の道へ

もともと脳科学に興味があり、医学部に進んだのも脳の研究をするためでした。自分の研究によって、病気に苦しむ患者さんの役に立ちたいと考えたのです。医科の診療科で脳に関係するものと言えば、脳神経内科・外科、精神科などがありますが、このうち精神科を選んだのは私たちにとって身近な「心の問題」を扱う診療科だからです。また研修でいろいろな診療科を経験するなかで、適切な治療によって病気がよくなっていく患者さんがたくさんいらしたことも精神科に進む決め手になりました。
精神科医としてのキャリアのスタートは小平市にある国立精神・神経医療研究センター病院でした。優秀な先生方に熱心にご指導いただくなか、私が特に興味を惹かれたのがニューロモデュレーション(神経刺激療法:脳を刺激する治療方法)でした。いまの精神科医療には、お薬による治療(薬物療法)と心理的なアプローチ(精神療法)の大きく2つの手法がありますが、これらの治療で改善がみられない場合の第3の選択肢となるのがニューロモデュレーションです。私はニューロモデュレーションの1つである「電子けいれん療法(ECT)」によって重度のうつ病患者さんが元気になられる様子を目にしたことでニューロモデュレーションの可能性を感じ、この領域を専門に研究・治療に携わってきました。
京橋駅・東京駅など複数路線でアクセス可能なクリニック

大学病院やクリニック勤務などを経て、『こころの港クリニック京橋・東京駅前』を開設したのは2025年5月でした。これまで新橋にある東京慈恵会医科大学附属病院に勤務したり、産業医として仕事をしたりするなかで、医療が充実しているように感じる都心部でも、精神科クリニックの予約がとれずに遠方まで通院している方にしばしば出会いました。そのため、クリニック開業の背景には、誰もが通いやすい利便性の高い環境のもとで、専門性の高い精神科医療をご提供したいと思いがありました。利便性と専門性、さらに「やすらぎ」を感じるような空間をご提供することによって、働く人々の心身の健康を支えていきたいと考えています。
当院は京橋駅から徒歩1分の場所にあり、東京メトロやJRなど複数の路線でアクセスしていただける利便性の高い立地です。またクリニックの休憩時間を会社のお昼休みに重ならないようにしたり、夜8時まで診療する曜日を設けたりといった「かかりやすさ」にも配慮しています。待合室にはパソコン作業ができるカウンターテーブルを設置するなど、忙しい仕事の合間にお立ち寄りいただける環境を整えておりますので、何らかの不調を感じることがありましたらお気軽にご相談いただければと思います。
精神科専門医・産業医の両者の観点を持っていることが強み

さまざまにある精神科クリニックの中で当院の特徴を挙げるなら、精神科専門医と産業医の2つの観点を持つ医師が診療していることに加えて、私の専門といえるrTMS(反復経頭蓋磁気刺激)療法に対応していることがあります。特に、産業医としての知識や経験があることは、患者さんの職場復帰をサポートするうえで大きな強みになると感じています。
精神科医も産業医も医師であることに変わりはありませんが、それぞれが担う役割は少々異なります。精神科の主治医が「個人の視点」で診断・治療を行うのに対し、産業医は「職場視点」による健康管理を担うからです。当院では患者さんの主治医として適切な治療を行うと同時に、産業医の経験からスムーズな職場復帰を支援することが可能です。生活に支障のない状態まで回復をサポートするのはもちろん、そこからさらに一歩進んで、復職に求められる改善レベルなども考慮した診療を行えることが特長です。
患者さんの悩みに寄り添い、問題解決に努める
クリニックを受診される患者さんの多くは「眠れない」「食べられない」など身体的な不調を訴えて来院されます。一方で、患者さんの中には「動悸がする」「吐き気がする」といって内科クリニックを受診したものの、原因がはっきり分からないまま適切な医療に結びつかないケースもあるようです。
うつやうつの周辺症状は患者さんご本人では判断がつきにくく、内科クリニックを受診しても「ストレスですね、しばらく様子を見ましょう」と、症状をやわらげるお薬が処方されるケースも少なくありません。心の問題は体の症状として現れるまで気付かないことも多いですが、内科クリニックで治療をしてもなかなかよくならないという場合は、ぜひメンタルの不調も疑ってみていただきたいです。気分の落ち込みや体重減少など「いつもと違う」と感じることがありましたら、精神科クリニックを頼っていただければと思います。
これから受診される患者さんへ
診察の際は患者さんのお話をしっかり伺うのはもちろん、今の状態や治療内容などについても丁寧にご説明するようにしています。なぜこの治療をするのか、なぜこのお薬が必要なのか、エビデンス(医学的根拠)を示してお話することにより、納得感をもって治療に取り組んでいただきたいと思っています。
クリニックの名前にある「港」には、大きな船が航海の途中で立ち寄る「寄港地」のように、患者さんにとって心から安らげる場所でありたいという思いが込められています。医師も患者さんも「人」と「人」ですから、相性というものがあるかもしれません。それでも、このインタビュー記事を読んで最初の一歩を踏み出そう思ってくださる方がいらしたら嬉しいですし、もしも当院に足を運んでいただけるなら大変光栄に思います。
※上記記事は2025年4月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
山﨑 龍一 院長 MEMO
精神科専門医
- 出身地:新潟県
- 出身大学:東北大学医学部
- 趣味:映画鑑賞、旅行
- 好きな観光地:沖縄
- 座右の銘:「人間万事塞翁が馬」
山﨑 龍一 院長から聞いた
『うつ病』
働きすぎの現代人は要注意。「うつ病」の症状とは?
うつ病の治療は家庭や職場などの環境を見直すことからスタートし、症状の程度に応じて向精神薬などの使用が検討されます。また薬物療法や精神療法を続けても改善がみられない場合には、第3の選択肢としてrTMS(反復経頭蓋磁気刺激)療法などもあります。
うつ病も他の病気と同様に、生活環境を整えることで一定の予防効果があるとされます。適度な運動、バランスのよい食事、良質な睡眠をとることを心がけるほか、ストレスをためずに上手にリフレッシュすることが大切です。
グラフで見る『山﨑 龍一 院長』のタイプ
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どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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どちらかというと 穏やかで明るく話しやすい先生 |
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穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
CLINIC INFORMATION

こころの港クリニック京橋・東京駅前
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中央区/京橋/京橋駅
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