松本 千夏 院長
CHINATSU MATSUMOTO
あなたの肌の伴走者として、おひとりおひとりの気持ちに寄り添う診療を
北里大学医学部医学科卒業。東京慈恵会医科大学附属病院救急部を経て、東邦大学医療センター大橋病院皮膚科に入局。2025年4月1日に『ちなつスキンクリニック』を開院(小田急線「経堂駅」より徒歩3分)。

松本 千夏 院長
ちなつスキンクリニック
世田谷区/経堂/経堂駅
- ●皮膚科
- ●小児皮膚科
- ●美容皮膚科
- ●アレルギー科
命を救ってくれた医師に憧れ、医療の道に

子どもの頃から人の身体への興味は持っていましたが、医師を目指すようになった直接のきっかけは、高校生の時に私自身に大きな病気が見つかったことでした。今はまったく問題ないのですが、不調を感じて近所の内科を受診したところ、そちらの女性の先生が親身になって診てくださり、大学病院に紹介いただいたおかげで病気が見つけることができました。その先生は親身になって患者さん一人一人にどこまでも寄り添うとても誠実な方で、その先生に会うと不思議と元気になれる、そんな存在でした。「私も、先生のように患者さまに元気を与えられるような医師になりたい」と強く思うようになり、医学部を目指しました。
医学部の臨床実習で全ての科を回る中で、見た目で病気が診断できる皮膚科に非常に興味を持ち、皮膚科医を目指して研修を始めました。研修を進める中で、皮膚だけでなく、全身をしっかり診られる医師になるため、1年間、救急救命センターで救急医として勤務しました。救急医も非常にやりがいはありましたが、一人の患者さんの人生に長く寄り添うことは難しいと感じ、もともと志望していた皮膚科の道に進みました。救急医としての経験は、全身管理の知識や緊急時の対応能力など、現在の診療にも大いに役立っています。
その後、東邦大学医療センター大橋病院皮膚科に入局しました。皮膚は、人の目に触れる最も外側の臓器です。その人生を左右することもある“見た目”の悩みに患者さんと一緒に向き合っていきたいと改めて考えての選択でした。
『ちなつスキンクリニック』は2025年4月に開院いたしました。世田谷区は私にとって地元であり、また長く勤務していた大学病院との距離的な近さもクリニックをこの場所で構える後押しとなりました。これまで診てきた患者さんを続けて診ることもできますし、また、より高度な検査や治療が必要な患者さんをスムーズにご紹介できるということもプラスと考えたのです。
あたたかみの感じられる空間で、安心して受診していただきたい

あたたかみや安心感を患者さんに感じていただけるようなクリニックにしたいという想いがありました。院内は“角”をできるだけなくし、丸みのある曲線を意識した作りとし、木目のある素材を使ったり、暖色系のライトを採用したりと、女性目線での優しさを感じられるデザインになっているかと思います。
また、皮膚科はお子さんも多くみえる科であり、キッズスペースの設置も優先事項でした。「どんな風に使われるんだろう?」とちょっと不安でもあったのですが、診察が終わると一目散にキッズスペースに向かう子どもたちもいて、ホッとしているところです(笑)。そのほかにはおむつ替え可能なスペースもあって、美容皮膚科を受診される方向けの鍵付きのパウダールームもご用意しています。パウダールームは授乳を希望されるお母さんにもご利用いただけているようで、私たちとしても嬉しく思っています。小さなお子さんを連れたお母さん、お父さんにとって、病院の受診のハードルが高いことは私も実感していましたし、その負担を少しでも軽減できれば嬉しいです。
気持ちに寄り添う診療を

私自身も経験のあることですが、医師を目の前にすると緊張して、言いたいことが言えなかったり、言い忘れたりといったことがあるかと思います。ですので、まずは患者さんのお話に耳を傾けるということを大切にしています。診察の最後には「何か不安なことはございますか?」と声を掛けるようにもしており、気持ちもスッキリして診察を終えていただけるようにと思っています。
皮膚疾患の場合、見て症状を確認できるので、専門の医師が診ればおおよそのことはわかります。でも、患者さんお一人お一人の思いをお聞きし、辛さや不安に寄り添いながら、病気だけではなく患者さんに寄り添う診療を心がけています。
大学病院や美容専門クリニックでの経験を生かし、オーダーメイドの医療を提供
長く勤務してきた東邦大学医療センター大橋病院は、アトピー性皮膚炎の治療に力を傾けてきた医局でもありました。私自身も長くアトピー性皮膚炎の専門的治療に携わってきましたので、当院でもその経験を活かした治療を行っています。保険診療で行える最新の紫外線治療器(エキシプレックス308)を導入し、何年も苦しんできた赤みや痒みから解放される方も多くいらっしゃいます。
皮膚科専門医として診療する中でも、保険診療だけではなかなか綺麗になりきれないニキビ跡の治療のためにはピーリングやレーザーなどの自費診療の必要性を強く感じ、美容皮膚科医としても経験を積んできました。その中で加齢に伴うお悩みなどを抱える患者さんと出会う機会を多くいただきました。そうした中で、ヒアルロン酸を注入したり、ボトックス治療を行うだけで、患者さまのお顔がパッと明るくなり、笑顔で帰られる姿を見て、美容医療の持つ力の大きさを感じ、美容皮膚科の分野も深く学ぶようになりました。
シミというお悩み一つをとっても、シミの種類やその方のライフスタイルによって治療方法が変わってきます。またシワやたるみについてもお顔全体のバランスを拝見し、皮膚の柔らかさや脂肪のつき方、骨格などを丁寧に触診しながら、根本原因がどこにあるのかを見極め、オーダーメイドの美容医療を提供しています。
これから受診される患者さんへ
赤ちゃんからご高齢の方まで、湿疹からニキビ、さらにアンチエイジングまで、あらゆる皮膚のお悩みに対応しています。1人ひとりの方のお気持ちに寄り添い、丁寧な診療を心がけてまいりますので、ちょっとした皮膚のトラブルに思えるようなことでも遠慮なくご相談ください。あなたのお肌の伴走者として、お肌のかかりつけ医として、安心してお任せいただけるよう、これからも真摯に診療に取り組んでまいります。
※上記記事は2025年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
松本 千夏 院長 MEMO
皮膚科専門医
- 出身地:東京都
- 出身大学:北里大学医学部
- 趣味・特技:実家のネコと遊ぶこと/ダンス
- 好きなこと:YouTubeでネコ動画の鑑賞
- 好きな場所:「海があって暖かいところ」
- 座右の銘:「一期一会」
松本 千夏 院長から聞いた
『アクロコルドン』
自分で無理に取ろうとすると、感染や炎症、出血のリスクが
肌色から褐色まで様々な色調で、直径数ミリ程度のドーム状や、根元が細い茎のようになった(有茎性)形をしています。首、脇の下、胸元、まぶたなど、皮膚の柔らかい部分や摩擦が多い場所にできやすいです。通常は痛みやかゆみはありませんが、衣類やアクセサリーとの摩擦によって痛みが生じたり、炎症を起こしたりすることがあります。正確な原因は完全には解明されていませんが、加齢や摩擦、遺伝的要因、肥満や糖尿病などの要因が関係していると考えられています。アクロコルドンは悪性腫瘍ではなく、放置しても健康上の問題はありません。ただし、見た目が気になる場合や、摩擦で痛みが生じる場合には除去を検討することがあります。
アクロコルドンの治療は、基本的に整容的な目的で行われます。ご自身で無理に取ろうとすると、感染や炎症、出血のリスクがあるため、必ず皮膚科を受診するようにしましょう。
当院での主な治療方法は ①液体窒素による冷凍凝固療法(保険診療)、②電気メスによる切除(自費診療)です。①液体窒素による冷凍凝固療法は-196℃の液体窒素を綿棒やピンセットに染み込ませて患部に当て、凍結させて細胞を壊死させます。保険適用となる一般的な治療法です。施術時に痛みを感じることがありますが、数日から1週間程度でかさぶたになって自然に剥がれ落ちます。複数回通院が必要な場合があります。治療後に炎症後色素沈着(シミ)が残ることがありますが、半年から1年で薄くなることが多いです。アクロコルドンの数が少ない場合に適しています。②電気メスによる切除は表面麻酔で疼痛を緩和し、電気メスで根本から切除する方法です。自費診療となりますが、1回で取り切ることができ通院回数も少なく、液体窒素に比べ色素沈着のリスクが少なく済みます。アクロコルドンの数が多い場合に適しています。
詳細、適応についてはご相談ください。
グラフで見る『松本 千夏 院長』のタイプ
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穏やかで明るく話しやすい先生 | ![]() |
穏やかでやさしく 話しやすい |
エネルギッシュで 明るく話しやすい |
先生を取材したスタッフまたはライターの回答より
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