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安部井 彰人 院長

AKITO ABEI

精神科・美容皮膚科・総合内科を掲げ、外来&オンライン診療に対応。医師であり“仲間”として患者さんに寄り添っていく

東邦大学医学部卒業。初期研修を経て、精神科や美容皮膚科の診療などを幅広く経験。都内のメンタルクリニック勤務を経て、渋谷駅そばに開業。

安部井 彰人 院長

安部井 彰人 院長

AQUA RISE CLINIC (アクアライズクリニック)

渋谷区/渋谷/渋谷駅

  • ●精神科
  • ●心療内科
  • ●美容皮膚科
  • ●内科

2歳から10年間の入院生活を経て、医療を志すように

安部井 彰人 院長

私の家は父も祖父母も医師でした。仕事が忙しくて家に帰らなかった父と遊んだ記憶はほとんどありませんが、患者さんから感謝されている様子などを目にして「医師の仕事もいいな」と思ったことを覚えています。とはいえ医師家庭に育ったから医療を志したわけではなくて、自分を救ってくれた医療への恩返しのような気持ちがありました。
実はまだ2歳の頃に白血病を発症して、その後の10年くらい入院生活を送っていたことがあったんです。学校にまったく行かれないどころか小学1年生のときに脳転移して、頭の痛みを紛らわせるためにベッドの柵に頭を打ち付けたり、勝手に点滴を抜いて脱走したりするような子どもでした。自分の周りは小児がんのために義眼や義足になった子ばかりで、せっかく友だちになれた子が亡くなってしまったり、「お前もがんばれ」と言い残して退院した子の死を人づてに聞いたりするのが日常でした。そうした暮らしのなかで素晴らしい主治医の先生に恵まれ、命をつないでいただいたので、自分に与えられた役割をしっかり果たさなければと思ったのです。

精神科・美容皮膚科・総合内科を掲げ、あらゆる世代の健康をサポート

安部井 彰人 院長

自分の治療体験を踏まえて医学部に進学しましたから、入学当初は小児科に進むことを考えていました。ところが過去に受けた放射線治療の影響で甲状腺がんになったり、骨転移が見つかったりしたものですから、いつの間にか同期に遅れをとることになってしまいました。そのため2年間の初期研修で医師としての基礎を身につけた後はすぐに現場に出て、美容医療や精神科の診療などを幅広く学びました。ほかの人が敬遠するようなことにも積極的に取り組もうと考え、精神科では統合失調症や摂食障害などに加えて、犯罪歴のある患者さんに向けた治療も行っていました。
都内にあるメンタルクリニックを経て、『アクラライズクリニック』を開いたのは2024年の秋でした。当院では精神科の診療を柱に、患者さんから多くのご相談が寄せられるダイエット、ED、AGAをはじめとした美容医療、日常的な体調不良などに対応することで、幅広い世代の心と体の健康をサポートしたいと考えています。

全国どこからでも利用可能なオンライン診療(夜間・休日OK)に対応

安部井 彰人 院長

精神科では「仕事がつらい」「電車に乗るのが怖い」といったご相談をいただくことが多いでしょうか。うつ病、適応障害、不安障害などの診断がつく患者さんは、大学生くらいから社会人を中心に、70歳代の患者さんもいらっしゃいます。一方、自由診療となる美容医療では脂肪溶解、ボトックス、ヒアルロン酸などの注射や、糸リフトをご希望になる若い女性が多い印象です。男性についてはED、AGAなどにも対応できますので、ぜひご相談いただきたいと思います。
これらの診療は外来だけでなく、オンライン診療に対応していることも特徴です。精神科の薬は処方できる種類や日数に制限があるものの、体調がすぐれないときに外出せずに薬を受け取れることは、患者さんにとってメリットの大きいことではないでしょうか。外来診療は午前10時から午後7時まで(土日祝は休診)としていますが、オンライン診療は事前にご予約いただくことで夜間や休日の診療にも対応し、全国どこからでも予約を受け付けておりますのでご活用ください。

医師であり“仲間”として患者さんに寄り添っていく

医師として患者さんと向き合う場面は多くあるものの、いまだに人と話すことは苦手です(笑)。でもコミュ障なところがある自分だからこそ、不安な気持ちを抱える患者さんのことを理解できるのではないかと思っています。特に精神科の患者さんは勇気をふり絞って受診されるはずから、無理に話を引き出すのではなく、お一人お一人のペースに合わせて診療したいと考えています。
と言っても、私の場合は“診療”というよりも“トーク”をしているような感覚でしょうか。医師という立場ではあるものの、患者さんの仲間のような気持ちで日々の診療にあたっています。趣味の話や食べものの話をしながら、患者さんが興味のあることを探ったりして、「この人は仲間なんだ」と思ってもらえるようにがんばっておりますので、心の中にあるものを何でもお話いただけたらうれしいです。

これから受診される患者さんへ

当院では精神科の診療と美容医療を中心に、インフルエンザや新型コロナをはじめとしたワクチン接種、風邪や腹痛の治療などにも対応しています。クリニックは渋谷駅の近くにあり、オンライン診療も行っていますから、受診のハードルはかぎりなく低いのではないでしょうか。心の悩み・体の悩みは話をするだけで気持ちが軽くなることもあると思いますので、どのようなことでも遠慮なくご相談ください。

※上記記事は2024年11月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

安部井 彰人 院長 MEMO

  • 出身地:茨城県
  • 出身大学:東邦大学医学部
  • 趣味・特技:歌うこと(バンド:ヴォーカル)、バスケットボール、スキューバダイビング
  • 好きなアーティスト:EXILE、Mr.Children
  • 好きな場所・観光地:みなとみらい
  • 好きな言葉・座右の銘:「蒔かぬ種は生えぬ 蒔いた種はかりとれ」

安部井 彰人 院長から聞いた
『うつ病』

環境を整え、ストレスをため込まないことが大事

うつ病は環境の変化やストレスなどにより、さまざまな精神症状が現れる病気です。気分が落ち込んだり、気だるい感じがしたり、ぼーっとしてしまったり、自殺願望が芽生えたり、食べものの味がよく分からなくなったりして、日常生活に支障をきたすようになります。患者さんの多くは真面目な性格で完璧主義なところがあり、他人のせいにできないために自らを追い込んでしまうケースが少なくありません。

うつ病の治療薬は、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)、セロトニン―ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)などさまざまなタイプがありますが、問題を根本的に解決するためには周囲との関係性を含めた「環境を整える」ことが大事です。完璧主義者の方の場合は、「間違ってもいい」「失敗してもいい」と思考を転換することも必要になるでしょう。意識的に太陽を浴びたり、好きなことを楽しんだり、周囲と積極的にコミュニケーションを取りながらストレスをためないことを心がけていただきたいと思います。

グラフで見る『安部井 彰人 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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