東京品川がんクリニック
港区/高輪/品川駅
- 内科
◆2024年11月 大阪に引き続き、東京品川クリニックを開院◆
大阪で、ひとりの医師が40年間、静かに、確実に希望の灯火を灯し続けてきました。その名は林昭医師。彼の人生は、がんに苦しむ人々への献身と、革新的な治療法の探求に捧げられました。その探求は、結核患者のがん罹患率が異常に低いという観察から始まりました。1970年代、大阪大学の山村雄一教授の研究室で開発された「BCG」治療法に注目し、林医師は40年以上にわたってこの治療法の研究と改良を重ねてきました。この長い道のりが実を結んだのは、2004年のカナダ・モントリオールで開催された国際免疫学会でのこと。林医師の治療法は、実用化樹状細胞療法の第一号として高く評価され、世界中の医学界から注目を集めました。
BCG免疫療法の核心には、牛型結核菌の細胞膜骨格成分を用いた特別なワクチンがあります。このワクチンは生きた結核菌ではなく、安全に調整された成分でできており、免疫システムを活性化してがん細胞と闘う力を与えてくれます。この自然界に存在する菌由来のワクチンは、副作用がほとんどなく、他の治療法との併用も可能です。がんの治療だけでなく予防にも効果があり、健康に不安を抱える人々や、より健康的な生活を送りたい方々に、新たな希望をもたらしています。林医師の治療を受けた多くの患者さんは、がんとの闘いを前向きに乗り越え、人生の新たな章を開いています。それは単なる病気の克服を超え、人生の再発見と呼ぶべきものだと私たちは考えます。
林医師の遺志を継ぎ、この革新的な治療法をより多くの人々に届けるために、大阪北新地に「北新地さくらクリニック」が開院されました。日本中、そして海を越えて来られる患者さまとご家族のご負担を少しでも減らしたいという想いから、このたび東京・品川に新たに「東京品川がんクリニック」を開院することに致しました。さここでは、50年の歴史を持つBCG免疫療法と最新の医療技術を融合させた治療をご提供してまいります。がんとの闘いは決して楽なものではありませんが、それは同時に新たな人生の始まりにもなり得ます。林医師が灯した希望の光は、今もなお多くの人々の心を照らし続けています。
品川駅高輪口(西口)出口からの徒歩ルート
所要時間(当社調べ):7分43秒