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平畑光一 院長

KOICHI HIRAHATA

最新の設備、スピーディーな治療、医療向けITシステム。すべては患者さんの安心のため

山形大学医学部卒業後、大学関連病院や東邦大学大橋病院で研修を積む。2008年、渋谷駅から徒歩3分の『ヒラハタクリニック』院長に就任。

平畑光一 院長

平畑光一 院長

ヒラハタクリニック

渋谷区/渋谷/渋谷駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●呼吸器内科
  • ●循環器内科
  • ●漢方内科

ITと医師、どちらを選ぶか迷った高校時代。両方できるよう医学部へ

平畑光一 院長

父が医師だったので、幼稚園のころには自然と「医師になりたい」という気持ちが芽生えていました。しかし高校の頃にはパソコン好きに目覚め、ITの世界に行くか、医者になるか迷いまして。結果、「両方やるか」ということに(笑)。工学部に行ってしまっては医師になれないので、山形大学医学部に進学しました。卒業後は大学関連病院や東邦大学大橋病院で研修を積み、大腸カメラ挿入時の疼痛、胃酸逆流に伴う症状などについて研究。胃腸疾患のほか、膵炎など、消化器全般の診療にたずさわりました。そして2008年、父の跡を継ぎ『ヒラハタクリニック』院長に就任いたしました。

最先端の設備をそろえ、スピーディーな治療を行なう「働く人を守るクリニック」

平畑光一 院長

内科・内視鏡検査・皮膚科・漢方外来を提供する『ヒラハタクリニック』は、1985年に私の父がこの渋谷に開院しました。開院以来からの理念は、「働く人を守るためのクリニック」。日々忙しく働いている方は、身体の不調を感じても、地元の病院にかかることが難しいのが現状。当院は渋谷駅から徒歩3分の場所にあり、夜20時まで診療を行っていますので、お勤めの方でも通いやすいのではないかと思います。
そういった方のために的確な診断・スピーディーな治療を行えるよう、個人のクリニックではあまり見ないような、最先端の設備・機器をそろえています。特に内視鏡検査にはこだわっていて、当院では鼻から診る苦しくない胃カメラを導入しました。 従来の口からの胃カメラに比べ、格段に咽頭反射(嘔吐反射)が少なく、楽に検査を受けることができます。
また、前院長である父の代から膵臓の診療には力を入れています。膵炎になる一歩手前の人たちを診療することも、当院の特徴のひとつ。実は、膵臓が単に体質的に弱いという患者さんの場合、原因が血液検査・エコー検査などでは発見しづらく、見逃されることが多いのです。そのせいで、「気のせいです」と他院で診断されることも少なくありません。ところが、そういった方たちに膵臓のケアをしてあげると、かなり元気になってしまいます。「検査に異常がない」=「病気がない」ではないのです。当院を受診された慢性膵炎・膵臓が弱い患者様は、のべ1000人以上を数え、他府県の方、海外在住の方も来院されています。

患者さんが求める「安心」を与えられる存在に

平畑光一 院長

医療機関を受診される患者さんが求めているものは、「安心」だと思うのです。私が研修医だった頃、末期がんの患者さんがいらっしゃいました。末期ということもあり、快復は見込めない状況でしたが、私は毎日ベッドの横に座って、ただ話を聞くようにしていました。すると、ある日その患者さんが「俺は先生がいるから安心して死ねるよ」と仰ったのです。そのとき私は、医師にとって一番大切なのは「患者さんに安心を与えること」なのだと教えていただいたように思います。
そのための方法の一つとして、診療にあたっては、「自分が受けたい医療を提供する」ことが私のモットー。実際の患者さんに対しては、決して上から目線にならないように。やはり医師に上から目線で強制されると、反発したくなるものです。特に端的なのはアルコール依存症や問題飲酒の方たちですね。これらの症状は、単発の来院では改善は難しく、治療を継続していただくことが何より大切。いかに回数を重ねて患者さんとの信頼を築いていくかを重視しています。

コンピューター好きを活かし医療向けIT企業を設立

もともとのコンピューター好きと、世の中の医療の役に立ちたいという思いが高じ、2008年には医療向けIT企業 「株式会社メイドインクリニック」を設立しました。主に内視鏡・超音波の所見入力システム、企業向けのストレスチェック用システムの開発をしており、医療機関に向けて無償で提供しています。現状、こういったシステムを他社で買うと、2000万を超えることも。弊社のシステムは多言語に対応していることもあり、医療が未発達な地域や貧困地域にも広まっていけば嬉しいですね。
会社を設立した理由ですが、儲けたいという気持ちはまったくなく、医療安全・医療サービス効率の向上に役立てていただくことを目指して日々精進しています。その証拠に、私自身メイドインクリニックから給料を貰っていないのですよ(笑)。医師と社長業、2足のわらじで多忙な日々を送っていますが、今後は頭の中に描いている、世の中が少し変わるようなエポックメーキングな構想を形にできれば、と思っています。楽しみにしていてください。

これから受診される患者さんへ

今後の展望としましては、待ち時間を減らすことです。ありがたいことに多くの患者さんに来ていただいており、最大で4時間半待ちという日もありました。少しでも患者さんの負担を減らすため、外で順番待ちできるシステムを導入予定です。
医療機関を受診する際、お金はそんなにかけたくない、でもきちんとした治療を受けたいというのは誰しもが思うこと。「自分が受けたい医療」を患者さんに提供するために、儲け主義に走ることなく、少し無理をしてでも、一番に患者さんのためになる医療を提供しています。働かれている方に対しては、「無理せず、不調を感じたら早めに来てください」とお伝えしたいですね。ビジネスパーソンにとっては、身体は何よりの資本。些細な不調を放っておくと、うつ病など大事に発展してしまうことも。なにか気になることがあれば、いつでもお越しくださいね。

※上記記事は2016年8月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

平畑光一 院長 MEMO

消化器内視鏡専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:IT・アニメ鑑賞・音楽鑑賞
  • 好きな本・愛読書:レ・ミゼラブル
  • 好きな映画:燃えよドラゴン
  • 好きな言葉・座右の銘:心こそ大切なれ
  • 好きな音楽・アーティスト:BUMP OF CHICKEN
  • 好きな場所・観光地:秋葉原

グラフで見る『平畑光一 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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