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小関 博久 理事長

HIROHISA KOSEKI

長年培った豊富な経験と技術によって
痛みの「本当の原因」を突き止める

日本医科大学付属病院救命救急センターに研修医として勤務し、昭和大学医学部整形外科学教室に入局し経験を積む。1992年、学校法人小関学院の理事長に就任。2005年、『広尾整形外科』の理事長に就任。(広尾駅より徒歩2分)

小関 博久 理事長

小関 博久 理事長

広尾整形外科

渋谷区/広尾/広尾駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科
  • ●皮膚科

なじみのある地域で人々の健康に貢献したい

小関 博久 理事長

私は研修医時代、救命救急センターに在籍していました。救命救急には全ての疾患に対応できる技術が求められます。しかし、来られる方の多くが残念ながら助からなかったり、意識が戻っても治療にあたった私の顔を覚えていないという状況でした。そうした経験を積む中で、回復した患者さんに運動機能のリハビリテーションを目標とした医療を提供したいという気持ちが強くなりました。その後、昭和大学の整形外科で研鑽を積み、昔からなじみがあるこの地域で広尾形成外科を開院しました。理学療法を中心として整形外科医療を地域の方に役立てて行きたいと思います。(東京メトロ広尾駅下車[2番出口]より徒歩2分)

ゆったりしたくつろげる医院、バリアフリーにも対応

小関 博久 理事長

開院にあたってはタイミング良く広い敷地の今の場所に出会えたので、余裕のある医院をつくることができました。院内はもちろんバリアフリー。患者さんが過ごしやすいようにゆったりしたつくりになっています。大型テレビのほか、お子さん用の絵本やぬいぐるみなどもご用意しています。車いすやベビーカーをご利用の方や、理学療法を受けることを目的に来院する患者さんにも安心してご利用いただけます。
来院される患者さんはお子さんからご高齢の方まで幅広い年代の方がいらっしゃいます。骨折や脱臼といった一般的な外傷から肩や腰、膝、首の痛み、脳梗塞や骨粗鬆症、リウマチまでさまざまな症例を診察・治療します。また、医院の周辺の広尾はバレエなどダンスやスポーツを学ぶ場所も多くある地域です。スポーツでケガをされたお子さんやプロを目指す方も治療に訪れます。小さい頃から長く通われている方もいらっしゃいますね。ご紹介や口コミで訪れる方も多いため、ゴルフや野球、サッカーなどプロスポーツ選手の方もいらっしゃいます。また、医療関係の方の受診が多いのも特徴です。

医師の問診・触診理学療法士の目と技術により患者さんの状態を改善

小関 博久 理事長

診察の際には患者さんから良く状態を聞きとることやレントゲン、触診をしっかりと行い、本当の痛みの原因を突き止めることを大切にしています。患者さんの気付かない、本当の原因が分かることも少なくないからです。
例えば、肩が痛い…という症状がある時、普通であれば肩の異常を疑いますよね。しかし、思わぬところに症状の原因がある場合があります。以前みえた患者さんは左腕が上がらず、大学病院をいっても改善されないと紹介を受けて受診されました。診察をして、足の捻挫をされていないかとお聞きしたところ、以前右足を捻挫したが大したことないと考え、特に治療をしなかったとのことでした。足の捻挫により、体幹が歪み腕に影響が出ていたのです。その方は、足の治療をしたところ5分ほどで腕が上がるようになりました。
当院で力を入れている治療は理学療法です。動きを訓練するリハビリテーションと違い、高度な知識を持った理学療法士が患者さんの動きを変えてしまう「治療」を行います。器具も併用しながら理学療法士の高い目と技術で患者さんの運動機能を改善します。加齢による運動障害には関節などの機能障害の進行を食い止めるとともに、痛みのない日常生活を送っていただくことを目指しています。また、外傷や障害によるスポーツの運動障害にはできるだけスポーツ活動を休止することなく、原因に対して適切な治療を行います。当院には20名近い理学療法士が勤務しています。いずれも専門的な知識を身につけています。

良質の医療に不可欠な理学療法士の育成も行う

整形外科の疾患では手術を行っても、その後の理学療法の質により結果が左右されます。ですから、患者さんに良質の医療を提供するためには良い理学療法士の存在が不可欠です。そのため平成8年(1996年)東都リハビリテーション学院を設立して育成を行っています。機能解剖学など、ほかの学校にないカリキュラムがあることや、WBCやJリーグなどプロスポーツの現場の方にもご協力いただき授業を進めているという特徴があります。時には私も出向いて、高度な理学療法理論を教えることもあり、高度な知識をもった理学療法士を医療の現場に送り出すべく後進の育成にあたっています。
また、私は日頃の診療と並行して身体機能の治療に関する研究を行っています。研究の内容は日本整形外科スポーツ医学会や日本股関節学会といった団体の学術集会への参加や論文の発表などで医療関係者へお知らせするほか、専門書の形でも発表しています。こうした研究が医療技術の進歩に少しでも役立てばと思います。(※1)
(※1「外来整形外科のための スポーツ外傷・障害の理学療法」
「外来整形外科のための 退行変性疾患の理学療法」:共に医歯薬出版)

これから受診される患者さんへ

お子さんからご高齢の方、スポーツ選手の方まで、肩や肘、首、腰、膝の痛み、痺れなど運動機能の異常を感じたら受診して頂ければと思います。
体を動かして違和感がある時には、自分で修正しようと思わないことが大切です。普段の動きは自分でみることはできません。意識をすることでよりオーバーアクションになり、かえって体に負担かかかってしまうことがあるのです。当院の治療では、理学療法士が意識しなくても体を良い状態に保つように治療します。不具合や痛みを感じた時には受診して体を正常な状態に戻すのが運動機能を回復する一番の近道です。当院は広尾駅から徒歩2分。土曜日も診療しておりますので、お気軽にご相談にいらしてください。

※上記記事は2017年11月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

小関 博久 理事長 MEMO

整形外科専門医

  • 出身地:東京都
  • 趣味:音楽鑑賞
  • 好きな音楽:JAZZ

グラフで見る『小関 博久 理事長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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