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芦苅 大作 院長

DAISAKU ASHIKARI

泌尿器科・糖尿病・内分泌(ホルモン)の専門クリニック。患者さんの悩みに寄り添い、問題解決のお手伝いを

日本大学医学部卒業後、研修を経て日本大学医学部泌尿器科学分野に入局。大学病院にて先進医療に従事し外科手術を執刀するほか、オーストラリアへの留学を経験。2024年7月、江東区亀戸にて開業。

芦苅 大作 院長

芦苅 大作 院長

亀戸あしかりクリニック

江東区/亀戸/亀戸駅

  • ●泌尿器科
  • ●糖尿病内科
  • ●内分泌内科
  • ●内科

がん患者さんを救うため、泌尿器科医として研鑽を積む

芦苅 大作 院長

大学受験で医学部に狙いを絞ったのは、「人」に関するスペシャリストになろうと考えたからでした。なんとか無事に受験を乗り越え医学部に合格、6年間の学生生活を過ごし、医学部卒業後は葛西にある東京臨海病院で2年間の初期研修を過ごしました。初期臨床研修で内科や外科のいろいろな診療科を学ぶなかで「がん患者さんを救いたい」という目標ができました。その後、外科手術と内科的治療を一元的に行える泌尿器科に進むことを決め、ちょうど教授が代わって体制が一新された母校の泌尿器科に籍を置き、キャリアをスタートさせました。クリニックを開業するまでの17年間はほとんどの時間を大学病院で過ごし、当初の希望通りがん患者さんの診療をメインに数多くの手術を執刀しました。その中でも、個々の患者さんとしっかり向き合い、それぞれの患者さんにとって最良の医療を提供できるように最善を尽くしてきました。

泌尿器科と糖尿病・内分泌(ホルモン)の専門クリニック

芦苅 大作 院長

当院が泌尿器科と糖尿病・内分泌内科を標榜しているのは、私が国内と海外で2度の留学を経験して幅広い知識を得られたおかげです。国内留学した東京大学(大学院医学系研究科抗加齢医学講座)では前立腺がんを中心にホルモンとがんをテーマに研究し、これをきっかけに内分泌学についても深く学ぶことになりました。また海外留学(オーストラリア モナシュ大学:Monash University)では、前立腺の病気を中心に泌尿器科全般について研究を行いました。泌尿器の病気と糖尿病・内分泌の病気は深く関わっているものが多く、基礎研究を通して勉強するなかで糖尿病などのホルモンの病気について学びを深められたことは、医師として自分の強みになっていると感じます。
大きな組織を離れてクリニックを開こうと考えるようになったきっかけも、オーストラリアで過ごした2年間の留学生活が大きく影響しています。多様な価値観に触れたことで改めて“自分の人生で何が一番大切か” “これからの人生の中で自分が果たすべき役割は何か”を考えたとき、これまでに培った知識や経験を地域医療に役立てたいと思ったのです。日本泌尿器科学会専門医・指導医としてのスキルをベースに、糖尿病をはじめとしたホルモンの病気へとフィールドを広げていった自分だからこそできる医療を提供することを目指して『亀戸あしかりクリニック』を開設しました。

地域の中の身近な場所で専門性の高い医療を提供

芦苅 大作 院長

開業にあたって亀戸を選んだのは、この地域に泌尿器の病気を専門的に診るクリニックや病院が比較的少なかったこと、そしてもう一つ、私が勤務していた大学病院の沿線で非常に近く、医療連携に適した立地であることが大きな決め手でした。幸いにも亀戸駅前のバスロータリーに面した、駅から徒歩2分の医療モール内にクリニックを開くことができました。亀戸駅はJR総武線と東武亀戸線が乗り入れ、駅前に大きなバスロータリーを構えており、地域住民の方の交通手段の中核を担う駅になっています。亀戸のある江東区ばかりでなく、墨田区や江戸川区、千葉県方面からも交通の便が良く、地域の近隣にお住まいの方やお勤めの方など、みなさまが足を運んでいただきやすい立地となっています。
現在通院されている患者さんは、若い方からご高齢の方まで幅広く当院を利用して頂いています。また当院の特徴として、泌尿器科と聞くと男性が多いイメージがあるかと思われますが、当院は女性の方も大変多く、年齢や性別に関係なく幅広い診療を心がけています。排尿にまつわるお悩みからがん手術後の経過観察まで、ご相談いただく内容はさまざまです。近年の医学の進歩により、泌尿器科の診療もクリニックで対応できることが多くなってきています。地域の中の身近な場所で、普段の中のちょっとした『おしっこ』に関する悩みから、がん医療までをしっかりと診断、治療、サポートしていくことが当院の強みだと考えています。

患者さんの悩みに寄り添い、問題解決のお手伝いを

当院では主におしっこをするときに痛い、違和感がある、尿に血が混ざる、夜間にトイレで何度も起きてしまう、尿が出しにくい、残尿感がある、尿もれが気になるなど、排尿に関するお悩みを解決に導くお手伝いをさせていただきます。また、大学病院でがん患者さんの治療を数多く担当してきたことを生かして、当院においてもがん(悪性腫瘍)の早期発見に力を入れています。たしかに外科手術は設備の整った病院で行う必要がありますが、発見が遅れてしまうと手術できない場合もあります。日常のちょっとしたおしっこの違和感などを感じたら泌尿器科を受診することをお勧めします。その小さな症状の中に大きな病気が潜んでいることもあります。それらを見逃さず、早期発見・早期治療に導くお手伝いができればと考えています。
近年の医学の進歩により前立腺がんに対するホルモン療法(内分泌療法)などはクリニックでも十分に安全に行える治療となりました。私の専門分野でもあり、これまでの治療経験を生かして当院でも適切な医療を提供できるよう努めています。
当院では泌尿器科に加えて糖尿病内分泌内科を標榜しており、糖尿病をはじめとした生活習慣病の管理を行っているほかに、子供のおねしょ(小児夜尿症)や男性ホルモン(内分泌)に関連する男性更年期障害、ED(勃起不全)、男性不妊症、AGA治療などに対する専門的な検査や治療を行うこともできます。私自身、東京大学やオーストラリア留学で前立腺疾患の研究をしており、男性ホルモン(内分泌)の研究はライフワークともいえます。開業医となった今も学び続ける姿勢を忘れずに、常に最新の知見に基づいた医療をご提供したいと考えています。

これから受診される患者さんへ

診療の際には難しい専門用語は使用せず、なるべくきちんと病状を理解してもらえるよう努めています。患者さんの理解と協力のもとに正しい治療が進められると考えているからです。患者さんの中にはここへ来て話をするだけで目に見えて表情が明るくなる方もいらして、開業医ならではのやりがいを感じています。「病は気から」との言葉どおり、一人で悩みを抱え込むよりも、診察や検査をして「何もなかった」と安心できればそれに越したことはありません。クリニックは「治療をする所」ではなく「元気になるための場所」だとお考えいただき、「ちょっと相談してみよう」といった気楽な感じで足を運んでいただければと思います。

※上記記事は2024年7月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

芦苅 大作 院長 MEMO

泌尿器科専門医

  • 出身地:東京都
  • 出身大学:日本大学医学部
  • 趣味:スポーツ観戦、ワイン
  • 好きな場所:自分の家

芦苅 大作 院長から聞いた
『前立腺肥大症』

加齢とともに患者数が増加する「前立腺肥大症」とは?

前立腺肥大症とは文字どおり、前立腺が大きくなることでさまざまなおしっこの症状が現れる病気です。前立腺の中央付近には尿道が通っているため、前立腺が大きくなればなるほど尿道が狭くなり、尿を出しにくい、すぐにトイレに行きたくなる、残尿感がある、などの症状を引き起こします。

前立腺肥大症の明確な原因は分かっていないものの、長期にわたり男性ホルモンに曝露(ばくろ)されることで発症すると考えられています。治療では尿道を広げる作用のある内服薬、あるいは前立腺を小さくする内服薬を使用することが一般的です。また、薬物治療で症状をコントロールできない場合には手術が選択されることもあります。

グラフで見る『芦苅 大作 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION