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川合 真令 院長

MASAHARU KAWAI

早期の検査で長い人生を守る 胃カメラ・大腸カメラ

愛知医科大学卒業。研修を経て、常滑市民病院、柏厚生総合病院、医療法人社団 仁成会 高木病院、医療法人社団 立川中央病院 等で消化器内科医として内視鏡を中心に研鑽を積む。2024年6月1日、『かわい内科 胃と大腸内視鏡クリニック 上石神井』を開院(西武新宿線「上石神井駅」より徒歩2分)。

川合 真令 院長

川合 真令 院長

かわい内科 胃と大腸内視鏡クリニック上石神井

練馬区/上石神井/上石神井駅

  • ●内科
  • ●消化器内科
  • ●内視鏡内科
  • ●健診・検診

健康という当たり前のものをいつまでも維持していただけるように

川合 真令 院長

直接感謝いただけたり、そのお気持ちを直接肌で感じることができるのではないか、ということがこの道を志す上で大きなきっかけとなりました。加えて、人間が生きていく上で、大前提となるのは健康であることです。私は高校生の時に父をがんで亡くしています。健康は当たり前のもので、病気にならないとその大切さを感じることは少ないというのが実際でしょう。一方で、今は胃がんや大腸がんなど、早期発見・早期治療によって健康を維持していくことが可能な時代です。その当たり前の生活を維持することに貢献できるということが大きな動機となりました。
大学卒業後は消化器内科医として研鑽を積んできました。医師が選ぶことのできる科は様々ありますが、やはり医者となった以上は全身を管理できるものになりたいと考えたのです。そこで選んだのが、内科であり、中でも消化器内科でした。消化器内科には内視鏡があります。私が医師になった当時は、内視鏡によるがんの治療が始まった頃でした。外科の先生でなくとも治療もできる。それはまた大きなモチベーションとなったのです。

『かわい内科 胃と大腸内視鏡クリニック上石神井』は2024年6月に開院いたしました。院内は植栽や絵画、手作りのプレートなど、一般のクリニックではあまり見かけないもので彩られています。クリニックは病気を治すということが本分ですけども、環境を含めた雰囲気で少しでもリラックスしていただければと考えたのです。私がそういうものが好き、ということもありますが(笑)。

患者さん目線であらゆることを考えていきたい

川合 真令 院長

発熱外来を設け、一般の患者さんとは入り口も待合室も分かれています。コロナの流行時は、疑いのある患者さんが外で待っているという光景をしばしば見かけました。体調がお悪いのに、外でお待ちいただくのは気の毒ですよね。また、高血圧等の定期受診でいらしてるのに、隣の方が咳き込んでおられたら、どうしても気になってしまいます。皆さんに安心していただくためにも、発熱外来を設けることは必須でした。

患者さんは比較的女性が多く、40代、50代の方はもとより、2、30代のお若い方も来院されています。特に若い世代の方は、一般的な風邪症状や腹痛などで相談に見える方が多いと感じます。内視鏡だけに特化する選択もありましたが、私としては、医者として診れるものはすべて診させていただきたいと考えています。自分目線ではなく、患者さん目線で何事も考えていきたいですね。

苦痛少なく質の高い上下内視鏡検査を実施

川合 真令 院長

内視鏡検査に専従していた時期には、胃カメラは年間約2500件、大腸カメラは約900件を担当していました。そこで培われてきた経験と知識を生かし、患者さんに苦痛の少ない質の高い検査を提供してまいります。手前味噌になりますが、「これまでの検査で1番楽でした」という声を頂くことが多く、内視鏡医冥利に尽きると感じております。
胃カメラについては、どうしても反射が出てしまう方もおられますが、だからこそ、どういう入れ方をすれば少しでも苦しさが取れるのかと試行錯誤を続け、丁寧な検査を心がけています。大腸カメラについては、ストレッチャーで横になっていただいた状態で検査を受け、検査が終わればそのまま移動して安静にしていただける体制をとっています。大腸を診る際には、とにかく大腸を伸ばさないことが大切です。大腸には身体に固定されていない部分があり、そのままカメラを進めてしまうと大腸が伸びてしまい、痛みが生じてしまいます。ですから、大腸のひだを上手に折り畳んでいきながら、丁寧に検査を進めていくことが大切なのです。大腸カメラでは、検査が早い=上手い、とされる見方があります。しかし、私が思う上手いは、痛くないことです。精度高く、疾患を見落とさないことが大前提ですけども、いかに痛くないか、ということが1番の上手さだと思うんですね。もちろん遅すぎる検査は患者さんの苦痛の原因となりますので短時間での挿入を行なっていることは言うまでもありませんが。
コロナを挟み、検査を控えておられた方がコロナ明けに進行癌が増えたということがありました。特に大腸カメラですが、一度検査を受けたものの苦しく、「二度と受けたくない」というケースは避けなければなりません。「とっても楽でした」と仰っていただけることが私のやりがいであり、その声を励みにして今後も丁寧に内視鏡検査をおこなっていきます。

コミュニケーションを大切に、患者さんと信頼関係を築いていく

ストレス社会の中、便秘と下痢の症状を繰り返す過敏性腸症候群の患者さんが増えているという実感があります。この病気で多いのが、病院を受診してお薬を出してもらったものの、一回で「効かないから」ということで、いわゆるドクターショッピングを繰り返してしまうケースです。過敏性腸症候群のお薬は様々ありますし、今日飲んで明日から良くなるという性質のものではないのです。ですから、1人のドクターのもとで継続してお薬を試し、ご自分にとってベストなお薬を見つけていくことが大切なのです。
コミュニケーションをとっていくことで信頼関係が生まれ、それは治療にも直接繋がっていきます。時間も限られている面はありますが、せっかく受診いただいたわけですので、時に時間がかかることがあっても、できる限り良くなって帰っていただけるようにと思っています。

これから受診される患者さんへ

胃がん・大腸がんは、早期に見つけることができれば今や死にいたることはない病気と言っていいでしょう。車に例えますと、初回は3年後、以降は2年ごとに車検というものがありますよね。それに比べて人生は80年あるのに、定期的なチェックがなされないというのは大きな問題だと思うのです。何か気になることがあれば受診していただき、それを良いタイミングと捉え、大きな事故が身体に起こる前に検査を考えていただければ幸いに思います。

※上記記事は2024年9月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

川合 真令 院長 MEMO

消化器病専門医 /消化器内視鏡専門医

  • 出身地:愛知県
  • 出身大学:愛知医科大学
  • 趣味・特技:テニス、植栽、美味しいものを食べること
  • 好きな音楽・アーティスト:ジャズ/オスカー・ピーターソン
  • 好きな場所・観光地:自然を感じられるところ/沖縄、蓼科

川合 真令 院長から聞いた
『ピロリ菌感染』

ピロリ菌の除菌で様々な疾患のリスクが軽減

ピロリ菌は幼少期、まだ免疫が十分ではない頃に唾液等から感染すると言われています。ピロリ菌で問題となるのは、やはり胃がんです。胃がんになっている人を10人集めると9人はピロリ菌に感染している、もしくは過去に感染していた人という割合になります。ピロリ菌の感染は、現感染と過去の感染とに分けられます。現在感染している方は次第に胃の粘膜が萎縮していき、胃がんのリスクが増大していきます。また過去にピロリ菌に感染し、除菌を終えた方もリスクは減少するものの、感染がない方に比べ胃がんのリスクが高いことに変わりはありません。だからこそ、定期的な内視鏡検査で早期に病気を見つけることが大切なのです。ピロリ菌の感染者には胃がん以外にも様々なリスクがあると言われています。胃潰瘍もそうですし、指定難病の特発性血小板減少性紫斑病(ITP)も、ピロリ菌を除菌することで症状が改善するという研究結果も出てきています。お身内に胃がんを患った経験のある方や、ご両親がピロリ菌の保菌者だった方は、一度チェックされることをお勧めいたします。

グラフで見る『川合 真令 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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