岩佐 真弓 院長
MAYUMI IWASA
一般診療から神経眼科まで幅広いニーズに対応。小さな異変を見逃さず、大きな病気を未然に防ぐ
東京大学医学部卒業後、大学病院や眼科専門病院で経験を積む。一般診療、神経眼科、斜視の治療などに幅広く携わり、2024年5月に『みちくさ眼科中村橋』を開設。
岩佐 真弓 院長
みちくさ眼科中村橋
練馬区/貫井/中村橋駅
- ●眼科
一般診療から神経眼科まで幅広いニーズに対応
私が眼科医を志したのは、研修医の時でした。外科的治療から全身疾患と関わる症状まで幅広い分野であることに魅力を感じました。「自分や身近な人の目のトラブルを解決できるようになりたい」という目標に向かって、日常的な目の不調から高い専門性が求められる領域まで、幅広く対応できるスキルを身につけました。また、プライベートで出産や子育ての経験も日々の診療に生かされていると感じています。
都内にある眼科専門病院や大学附属病院などを経て、『みちくさ眼科中村橋』を開いたのは2024年5月でした。私が専門にする「神経眼科」では、脳神経を専門とする医師との連携や画像診断が必要になる場面も多いため、駅から近いクリニックモール内での開業となりました。クリニック名に「みちくさ」とあるように、ちょっと寄り道をするような感覚で気軽に足を運んでいただければ幸いです。
小さな異変を見逃さず、大きな病気を未然に防ぐ
来院される患者さんは生まれたばかりの赤ちゃんからご高齢の方まで、幅広い年齢層にわたります。目のお悩みは年齢や生活環境によっても異なりますので、当院では多様な症状にしっかり対応できる体制を整えています。目のかゆみ・赤みといった一般的な症状はもちろん、まぶしさや見えにくさを感じたり、学校健診で異常を指摘されたりした場合は、どうぞお早めにご相談ください。
最近はネットショッピングなどでコンタクトレンズを手軽に購入できますが、コンタクトレンズは医療機器ですので、定期検診が必要とされています。特に近視が強い方は、目の病気を発症するリスクが高いですから、現状を確認せずにコンタクトレンズの装用を続けると病気の進行に気付けないことがあります。当院は地域の眼科クリニックとして、小さな異変を見逃さず、大きな病気を未然に防ぐことを使命としています。おしゃれアイテムとして人気のあるカラーコンタクトレンズ(カラコン)やまつ毛エクステンション(まつエク)によるトラブルなども遠慮なくご相談ください。
高い専門性が求められる「神経眼科」に強み
私は眼科の中でも「神経眼科」を専門にしています。神経眼科とは文字どおり、目(眼球)とそれに関わる神経の両方を診ていく診療分野です。「物が二重に見える」「まぶたがピクピクする」「室内でもまぶしく感じる」などの自覚症状がある場合は、神経眼科の視点からアプローチすることで、より適切な診断・治療につなげることができます。これまでには、ドライアイの治療を続けても改善がみられなかった患者さんに「眼瞼けいれん」との診断がつき、ボツリヌス注射による治療につなげられたこともありました。
「眼瞼けいれん」とは、まばたきのコントロールがうまくいかず、目の不快感や眩しさ、開けていることが辛い症状がでる疾患です。一方で、顔の片側がピクピク動いてしまう状態を「片側顔面けいれん」と言います。当院ではこれらの症状に対してボツリヌス注射による治療を行っており、まぶしさを軽減させる「遮光眼鏡」をご提案することも可能です。眼瞼けいれん・片側顔面けいれんの診療には高い専門性が求められますが、これまでの経験や実績をもとに、お一人お一人に適した治療をご提案できることが当院の強みです。まぶしさを感じる原因として「片頭痛」が疑われる場合には、脳神経を専門にするクリニックと連携して治療にあたるなど、柔軟に対応いたしますのでご安心ください。
小児の近視進行抑制治療に力を入れ、健やかな成長を支える
同じ建物に小児科クリニックが入っていることもあり、当院にも多くのお子さんが通院されています。当院には、視力・視野・眼球運動などの視機能検査を担う国家資格「視能訓練士」が所属しており、斜視や弱視のお子さんに向けた検査や訓練などにも対応しています。ものもらい、結膜炎、花粉症など日常的な目の病気に加えて、近年ご相談が増えているのが小児の近視進行抑制治療です。最近のお子さんは早い段階からスマートフォンなどのデジタル機器に親しむ傾向があり、近視の低年齢化が顕著になっています。
近視になる主な原因は、眼球が前後方向に伸びることだと考えられ、小学校に入学する頃から10代にかけて進行するとされています。しかし、この時期だからこそできる治療があり、2025年4月に承認された点眼薬もその一つです。子どもの頃から近視があると、大人になったときに強い近視になりやすく、緑内障や網膜剥離になるリスクが高まります。近視進行抑制の点眼治療は保険が適用されない自費診療となりますが、ご心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。
これから受診される患者さんへ
当院では各種検査機器や複数のレーザー機器など充実した設備を備え、質の高い医療の提供に努めています。目のかゆみ・赤みといった一般的な症状への対応はもちろん、神経眼科領域の専門的な診療を行っていることも特徴です。とはいえ、私が本当に自信を持っているのは、当院の「スタッフの質」です。私を含めて全員が「患者さんに笑顔でお帰りいただく」ことを目標に、明るくあたたかな対応を心がけています。
目に現れる症状の中には、自然とよくなるものもありますが、何らかの病気のサインである場合も少なくありません。どのような病気も早期発見・早期介入が大切です。「歳のせい」「疲れているから」と自己判断せず、気になる症状があるときは、ぜひ専門家の意見を求めていただけたらと思います。
※上記記事は2025年10月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。
岩佐 真弓 院長 MEMO
眼科専門医
- 出身地:東京都
- 出身大学:東京大学医学部
- 趣味・特技:バイオリン、愛犬と過ごすこと
- 好きな本:『ストレングス・リーダーシップ』
- 好きな言葉・座右の銘:「感情を依怙贔屓しない」
岩佐 真弓 院長から聞いた
『眼精疲労』
疲れ目を感じたら「温める」のがおすすめ
眼精疲労の治療では、目の疲れの原因を取り除くことが第一選択肢となります。たとえば、眼鏡の度数が合っていないことが原因であれば、眼鏡をつくり直すことが必要です。一方で、何らかの目の病気が見つかった場合には、その病気に対する治療を行います。
近年は、目元を温めるケア用品が多く市販されています。ホットアイマスクや蒸しタオルなどで目元を温めると「マイボーム腺」と呼ばれるまぶたの皮脂腺からの油分の分泌が促され、眼精疲労の改善や予防に効果が期待できます。
グラフで見る『岩佐 真弓 院長』のタイプ
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CLINIC INFORMATION
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