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秋野 愛 院長

AI AKINO

何でも相談して頂ける皮膚のかかりつけクリニックとして

広島大学医学部医学科卒業。同大学病院に勤務(初期臨床研修医)。京都大学皮膚科に入局。同大学医学部附属病院勤務。田附興風会北野病院皮膚科を経て、東京医科歯科大学皮膚科に入局。同大学病院勤務。北海道大学病院皮膚科、東京医科歯科大学病院皮膚科勤務を経て、2024年5月に『シナモン皮膚科 板橋区役所前』院長に就任(都営三田線「板橋区役所前駅」A1より徒歩1分)。

秋野 愛 院長

秋野 愛 院長

シナモン皮膚科 板橋区役所前

板橋区/仲宿/板橋区役所前駅

  • ●皮膚科
  • ●小児皮膚科
  • ●アレルギー科
  • ●美容皮膚科

皮膚のかかりつけ医として、地域の皆さんに安心して受診いただけるクリニックに

秋野 愛 院長

高校3年生になる春休みに、片足を失って義足で生活する紛争地域の子ども達を取り上げた記事が偶然目に留まりました。その時、この子ども達の役に立てるような医師になりたいと思ったのです。紛争地域で活躍するドクターへの憧れもありましたが、大学を卒業し、選んだのは皮膚科でした。見て診断すること、顕微鏡にて皮膚を細胞レベルで診断することに魅力を感じ、また元々細かな作業を好んでいたため、手術も行うことができる皮膚科が自分に向いていると考えての選択でした。

2024年5月に『シナモン皮膚科 板橋区役所前』を開院いたしました。活気に満ちた、歴史ある仲宿の商店街で開業したいと願い、それが叶いました。生まれたての赤ちゃんからご高齢の方まで、年齢を問わず多くの方にご来院いただいています。皮膚のかかりつけ医として、地域の皆さんに安心して受診いただけるクリニックを目指していきます。

患者さんの想いを汲んだ診療を

秋野 愛 院長

生活環境を拝聴し、患者さんのご希望を伺い、その想いを汲んだ治療のご提案をしたいと考えています。なぜなら、皮膚科の治療は外用薬が多く使われるので、患者さんご自身にお薬を塗っていただく必要があるからです。今はお薬の形状も様々なものがあり、その中から選択肢をご提案しますので、納得した上で一緒に治療に取り組んでいただければと思っています。
診療室の机の上には、よく使われるお薬が並べてあります。ご覧いただければ、以前のクリニックさんで処方されてたお薬を思い出していただけます。そして、特に初回はこちらでお薬を実際に塗って見せるようにしています。患者さんは、往々にしてお薬の外用量が少なくなりがちです。しっかりと効果を出していただけるよう、どのくらいの量が必要か、実際に見て感じていただくことに意味があると思っています。

足専門の装具士と協力し、足のトラブルの改善に取り組む

秋野 愛 院長

東京医科歯科大学医学部附属病院では、フットケア外来を担当させていただいておりました。その知見を生かし、陥入爪や巻き爪など、足のトラブルに対する治療を行なっています。
足の爪トラブルでは手術が治療の選択肢となりますが、不可逆的な手術的治療は最終的な手段としています。手術せずに解決することができるよう、粘り強く治療を行なっていきます。その理由としまして、足の爪周囲のトラブルはその局所のみの治療をしていても、多くの場合再燃してしまうからです。足の爪のトラブルは、足の変形・不適切な靴や歩き方などの生活習慣の結果生じていることが多いと考えられています。治療と同時に、靴や生活習慣の改善が必要となります。
当院では大学病院のフットケア外来の頃よりご一緒している足や靴を専門にする義肢装具士さんが常駐する日を設けています。この義肢装具士は国家資格で、当院が連携している装具士さんは、履いている靴はご自身に合っているのか、履き方はどうか、といったことを専門家の視点で見て、医師と相談の上、必要であればインソールの製作もおこないます。医師からだけではなく、装具士からの視点で患者さんとお話をしていただくことで、患者さんの意識の変化を促すという面においても、私としても非常にありがたい存在です。

より快適に過ごしていただくための選択肢を豊富にご用意

初期臨床研修を母校の広島大学で修了し、皮膚科学および皮膚科専門医を取得するための専門研修は京都大学の専攻医プログラムより開始しました。この間、皮膚の状態を視診、ダーモスコピー、各種画像診断や病理組織所見等から診断する力を養いました。その後は、夫の転勤の度に転勤先の地域の大学の皮膚科学講座へ所属させて頂きました。
北海道大学病院ではレーザー外来を担当させていただき、主に赤ちゃんから小学生までのお子様のあざの治療を行ってきました。その経験を活かし、全身麻酔を用いずにお子様の負担が少ない様に保護者の方にご協力いただきながら、短時間で終わるようなレーザー照射に努めています。さらに当院では性能の高いCO2レーザーを導入しており、イボやできもの等の切除も行なっています。イボ自体が痒みの原因になっている場合には、レーザーでイボを除去することで痒みも解決します。
また、東京医科歯科大学は多汗症治療のガイドラインを作成してきた先生達により日本最高レベルの多汗症治療が提供されてきました。当院でも多汗症の治療にも力を入れています。手足の多汗症に保険適応になっているイオンフォレーシスも用意しております。自費診療とはなりますが、頭・手足や脇のボツリヌストキシン治療も行なっています。皮膚の病気は、保険診療ではまかないきれないものがあるのは事実で、足りない部分を自費診療で補っていくというスタンスで治療の選択肢を広げております。

これから受診される患者さんへ

漢方は複数の生薬で構成されますが、シナモン(桂枝)にはそれらをつなぎ、循環させる作用があります。私たちと患者さんの関係もかくありたいと願い、シナモン皮膚科と名付けました。頭から足先まで、皮膚だけではなく、爪や髪のお悩みもどうぞお気軽にご相談ください。地域の方々のお役に立てるかかりつけの皮膚科クリニックを目指してまいります。どうぞ末長くよろしくお願いいたします。

※上記記事は2024年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

秋野 愛 院長 MEMO

  • 出身地:広島県広島市
  • 趣味・特技:映画鑑賞・テニス/ワインエキスパート、J.S.A.SAKE DIPLOMA INTERNATIONAL
  • 好きな作家:J・R・R・トールキン
  • 好きな映画:『ディア・ファミリー』
  • 好きなアーティスト:アントニ・ガウディ
  • 好きな観光地:バルセロナ
  • 座右の銘:「失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れた方がよい」

秋野 愛 院長から聞いた
『陥入爪』

陥入爪は原因を考えた上での治療が重要

巻き爪と陥入爪は異なる疾患です。巻き爪とは爪が巻いている状態であり、対して陥入爪は、爪が巻いても巻いていなくても皮膚にダメージを与えてしまっている状態を指します。
巻き爪だけであれば必ずしも急いでの矯正は必要ではありませんが、痛みが伴っているのであれば、矯正等の治療を行います。陥入爪の治療の一つには、ガター法というものがあります。ガター法とは、爪と皮膚の間にチューブを沿わせ、短く切り込まれた爪の先端が皮膚に食い込むのを防ぐ治療方法です。皮膚の状態により、チューブが数日で取れてしまうことがありますが、その際すぐに再処置をすることが大切です。再処置をすぐに行いやすいという点において、街のクリニックの治療に向いていると言えます。

グラフで見る『秋野 愛 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

CLINIC INFORMATION