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渡邉 格 院長

ITARU WATANABE

お子さんや子育て世代、働き世代が暮らしやすい社会を、耳鼻咽喉科と矯正歯科が両輪となってサポート

川崎医科大学医学部卒業。杏林大学医学部付属病院 初期臨床研修医を経て、同大学耳鼻咽喉科に入局。せんかわ耳鼻咽喉科 院長職を経て、2024年に『仲宿つくも耳鼻咽喉科・矯正歯科』を開院(都営三田線「板橋区役所前駅」から徒歩1分)。

渡邉 格 院長

渡邉 格 院長

仲宿つくも耳鼻咽喉科・矯正歯科

板橋区/仲宿/板橋区役所前駅

  • ●耳鼻咽喉科
  • ●小児耳鼻咽喉科
  • ●アレルギー科

活気ある商店街に暮らす人々の、みみ・はな・のどのお悩みを解決

渡邉 格 院長

幼少期、祖父母と一緒に暮らしていました。すごくかわいがってもらっていたのですが、私が小学生の時、祖母が卵巣癌を患いました。気丈な人で、「癌に負けない」と闘病生活を頑張っていたのですが、最後は亡くなってしまったんですね。祖父のほうはヘビースモーカーで、晩年は肺炎で入退院を繰り返し、最期は認知症も併発し母が献身的に介護をしていました。その2人の姿を見て育ったからでしょう、そうした方々の力になりたいと思い、医学部を志すようになっていたのです。
岡山の川崎医科大学卒業後は、杏林大学医学部付属病院で研修を行いました。初めは、王道であろう内科を志望していました。その内科の中でも、手を動かすことが好きだったものですから、循環器のカテーテル治療や消化器の内視鏡治療に惹かれていたのですが、大学の先輩から誘われ、耳鼻咽喉科で研修を受けていく中で、手術などの手技もあり、かつ、外来で患者さんを診る機会の多いこの科に魅了されていきました。私は子供が好きなんです。それから祖父母の話をしましたけども、おばあちゃん、おじいちゃんも好きで、幅広い世代に携われる耳鼻咽喉科に進むことを決めたのです。
2024年に『仲宿つくも耳鼻咽喉科・矯正歯科』は開院いたしました。私は地元が山梨なのですが、この仲宿商店街は、小さい頃に過ごした地元の商店街に雰囲気が似ています。懐かしい雰囲気もありつつ、今もたくさんの人が行き交う活気のある街でしたから、ここでなら幅広い世代の方に貢献が出来るのではないかと考えました。

お子さんと子育て世代に配慮したクリニック

渡邉 格 院長

キッズスペースを設け、トイレも広くとり、オムツ替えなどもおこなえるようになっています。車椅子やベビーカーでお越しの方も余裕を持ってお使いいただけるでしょう。当院は時間帯予約やWEB問診のシステムを採用しています。予約時間の直前までお家にいていただき、来院されればすぐに診察室にお呼びするイメージです。ドクターで、しかも男性では珍しいと思いますが、私は開業するまでの1年間、育休のような形で育児に参加していました。実際にやってみると楽しいことばかりではなく、大変なことも少なくなかったんですね。その1つが、子どもを連れての受診です。発熱があって小児科さんを受診しても待つことが多く、しかもいつ呼ばれるかわからないということで、ずいぶん難渋しました。時間帯予約のシステムを取り入れることで、みなさんの貴重な時間を浪費することなく、スムーズに診療を受けていただければと考えたのです。予約はLINEや WEBで24時間お取りいただくことが可能で、デジタルが苦手な方は電話でも承っております。何か困った時に気軽に受診を考えていただけるようになるとうれしいですね。

不安なくお帰りいただけるように丁寧で詳細な説明を

渡邉 格 院長

のどの違和感や耳鳴りなど、原因がなかなか判明しにくい疾患は少なくありません。すべての症状をその日のうちに治めることは難しいかもしれませんが、予想される経過も含め、丁寧にご説明し、安心していただくこともクリニックの大きな役割と認識しています。説明の際には、内視鏡や鼓膜鏡の画像も可能な限りご覧いただくようにしています。実際に見ていただくことで、病気や治療の理解の助けとなってくれるでしょう。また、特に聞きなれない病気については診療室でお話ししたことを後で振り返っていただけるよう、病気ごとの説明をまとめた用紙をお渡しするようにしています。一般に耳鼻咽喉科のクリニックは受診される方が多く、1人ひとりの方の診察時間が限られてしまう面もあります。その限られた時間の中で、最大限、納得して治療を受けていただけるよう、今後も様々な工夫や努力を重ねていきます。

矯正歯科との医科歯科連携による新たな取り組み

当院ではアレルギー性鼻炎の根治療法である舌下免疫療法をお子さんも含めてご提供しています。舌下免疫療法は耳鼻咽喉科以外でも扱っていますが、私たちの特徴は、お鼻の中を直接診れることです。例えばダニにアレルギーがあった場合、慢性的な鼻炎による鼻づまりを起こすことが多いのですが、お子さんが自ら訴えることはあまりありません。と言いますのも、小さなお子さんにとってはそれが“普通”だからで、結果、見過ごされているケースも多いのです。お鼻を直接診てみると、ダニのアレルギーの特徴的な所見として粘膜が白く腫れていることが確認できます。この所見を持ってお母さんに尋ねてみると、よく口をポカンと開けているなど思い当たることが出てくるのです。

また当院の場合、私の妻(渡邉 純子 副院長)が矯正歯科医として診療をおこなっています。鼻がつまり、口呼吸になると風邪を引きやすくもなったりしますが、むし歯や歯並び、顔の骨格などに悪影響を及ぼすことが知られています。鼻やのど、口を専門的な立場からトータルでサポート可能なことも当院の大きな特徴です。耳鼻咽喉科と歯科がタッグを組むことにより大きなメリットを得られるのが、睡眠時無呼吸症候群です。睡眠時無呼吸症候群の治療としては、就寝中にマスクを付け、酸素を供給するCPAP療法に加え、軽症から中等症の場合、マウスピースによる治療が保険適応となります。医科でのCPAP療法はもちろん、歯科でのマウスピースによる治療も当院でおこなえますので、治療の効果を判定することも含め、ワンストップでおこなえるのは患者さんにとっても大きなメリットになると考えています。

これから受診される患者さんへ

ご不安なことやご心配なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。病気によっては、時間を置いてしまうことで悪化してしまったり、治療の選択肢が狭まってしまうものもあります。何もなければそれに越したことはありませんので、商店街でのお買い物がてら、ちょっと立ち寄るというつもりで、お気軽にご相談いただければと思います。

※上記記事は2024年5月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

渡邉 格 院長 MEMO

  • 出身地:山梨県
  • 趣味・特技:ギター、音楽鑑賞
  • 好きな本・作家:自己啓発本/東野圭吾
  • 好きな映画:『スター・ウォーズ』
  • 好きな音楽:ロック、ジャズ、エレクトロニックなど
  • 好きな観光地:京都
  • 座右の銘・好きな言葉:「為せば成る 為さねば成らぬ成る業を 成らぬと捨つる人の儚き」

渡邉 格 院長から聞いた
『声帯萎縮症』

かすれ声はリハビリや注射療法で解決可能

声帯が萎縮、痩せてしまうものを声帯萎縮症と言います。加齢によって身体各所の筋肉が衰えていくのと同様に、声帯の筋肉などが痩せてしまい、結果、声帯が完全に閉じず、空気が漏れ出てしまいます。それが、いわゆるかすれ声となってしまう原因です。治療としては、発声訓練による声のリハビリや声帯に注射で薬剤を注入する方法があり、発声効率や声帯のボリュームの改善により、かすれ声の解消が期待できます。

認知症の最大のリスクファクターは難聴と言われています。聞こえが悪くなるとうまくコミュニケーションを取れなくなりますので、それが認知症に影響をもたらすといった見方が出てきています。かすれ声も、周囲の人が聞き取りにくくなったり、話すこと自体が疲れることからコミュニケーションの減少につながることが懸念される点では難聴と同様で、治療のメリットは大きいと思われます。

グラフで見る『渡邉 格 院長』のタイプ

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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