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髙田 和生 院長

KAZUKI TAKADA

内科/リウマチ・膠原病/心療内科を柱に、ボーダーレスで包括的な診療を

九州大学医学部卒業後、横須賀米海軍病院・亀田総合病院での研修を経て渡米。内科研修・膠原病専門内科研修を経て、関節リウマチ、ルーブス腎炎、皮膚筋炎の臨床研究に従事。帰国後は東京医科歯科大学教員としてリウマチ膠原病診療と研究に従事するほか、若手医師の育成にも力を注ぐ。2024年5月、『パークイーストクリニック清澄白河』を開設。

髙田 和生 院長

髙田 和生 院長

パークイーストクリニック清澄白河

江東区/白河/清澄白河駅

  • ●内科
  • ●リウマチ科
  • ●心療内科
  • ●健診・検診

米国留学を経験し、リウマチ・膠原病のスペシャリストに

髙田 和生 院長

九州大学を卒業して医師になった当初、将来どのようなキャリアに進むのであれ、まずは臨床能力をしっかり身に付けたいという気持ちがありました。しかし当時の日本では大学卒業と同時に細分化された専門診療分野に進まなければならず、例えば「内科」としての体系的な臨床能力をつけられる研修プログラムを提供している施設は皆無でした。そこで、当時既に体系的な臨床研修が整備されていた米国で研修を行うべく、渡米準備として横須賀米海軍病院と千葉県にある亀田総合病院でそれぞれ1年ずつ研修を行い、医師3年目で米国に向かいました。
リウマチ・膠原病の分野を専門にしようと決めたのは亀田総合病院時代、目の前で自分の担当していた膠原病を患う若い患者さんが亡くなるという経験をしたことで「このような病気を患う患者さん達を何とかしたい」という強い情熱が湧き、それを自身の使命だと認識するようになりました。米国では内科や膠原病の専門的なトレーニングを受け、関節リウマチ、ルーブス腎炎、皮膚筋炎の研究に従事するなど非常に充実した6年間を過ごしました。

清澄白河駅から徒歩1分のリウマチ・膠原病クリニック

髙田 和生 院長

米国から帰国後は東京医科歯科大学に籍を置き、20年近くにわたりリウマチ・膠原病の診療にあたってきました。お茶ノ水にある東京医科歯科大学病院へは、このエリアにお住まいの患者さんも多くお越しになっていました。以前から馴染みのある清澄白河にはリウマチ・膠原病を専門的に診るクリニックが少なく、この場所でならきっと多くの患者さんのお役に立てるのではないかと思いました。
大学を退いた後、『パークイーストクリニック清澄白河』を開設したのは2024年5月です。地下鉄の清澄白河駅(B1出口)から徒歩1分という恵まれた立地にあるクリニックは2つのフロアからなり、訪れる患者さんを全てのスタッフがあたたかく迎えます。「患者さんを私たち家族のように大切にし、ご家族と同じ思いやりと使命感で診療にあたります」とのコンセプトのもとに診療しておりますので、何かご心配なことがありましたらお気軽にご相談ください。

内科/リウマチ・膠原病/心療内科を柱に、ボーダーレスで包括的な診療を

髙田 和生 院長

当院では、内科/リウマチ・膠原病/心療内科の3つを柱に、ボーダーレスで包括的な診療を行っています。現状では、リウマチや膠原病を患う患者さんの診療を主としておこなっているのは大学病院や基幹病院などの大きな規模の病院であり、そこでは臓器ごとに細かく診療科が分かれていて、いくつも病気を抱える患者さんは複数の診療科を受診しなければなりません。リウマチ・膠原病の専門外来に加えて、生活習慣病の診療も受けられ、さらに日常的な風邪や腹痛などの相談もできれば、患者さんの診療のご負担を軽減いただけるのではないでしょうか。また関節の痛みなどのリウマチ・膠原病疾患の症状は、炎症だけでなく心因性の要素を原因とする場合もあり、また両要素が混在する場合もあります。広い視野で、リウマチ・膠原病および心療内科の両面から患者さんの問題を捉え、アプローチできれば、より質の高い医療をご提供できると信じています。
これら2つの“ボーダーレス”に加えて、当院では言語のボーダーレス化にも取り組んでまいります。米国から帰国後も、私は日本語を母語としない方の診療にも長く携わってきました。話す言葉が日本語か英語かにかかわらず、全ての患者さんにご満足いただける質の高い医療を提供したいと考えています。

永く通院くださる患者さんのご負担やご不便を減らす工夫

大学病院や総合病院の診療が「遠距離・縦割り診療」であるとするならば、当院は「好アクセス・ボーダーレスな総合診療」といったところでしょうか。あちらの診療科とこちらの診療科を掛け持ちする必要がなく、ワンストップで包括的な診療を行えるため、患者さんの利便性が高く、効率的に医療を受けていただけます。また、患者さんに気軽に足を運んでいただける環境を整えると同時に、診療時間以外のクリニック滞在時間をできる限り短くし患者さんのご不便を減らすべく工夫もしています。たとえば受診予約はWeb上から24時間いつでもお取りいただけますし、事前にWeb問診や保険証のアップロードをお済ませいただけば受付でお待たせする時間を少なくできるでしょう。会計はキャッシュレス決済に対応しており、Web決済をご利用になれば診察後すぐにお帰りいただけます。

これから受診される患者さんへ

内科やリウマチ・膠原病の診療を行っているクリニックは、都内では決して珍しい存在ではありません。また、大学病院の先生方も、私を含めたクリニックの先生方も「診療ガイドライン」に沿った医療をご提供されていらっしゃいますので、当院が何か特別な治療を提供しているわけではありません。その中で当院の強みを挙げるなら、ボーダーレスで包括的な診療を行っていること、常に患者さん目線で、当事者意識をもって診療している点です。目の前にいる患者さんが自分の家族だったらどうするだろうか? 通常の治療に加えてどのような付加的なサポートを提案・提供するだろうか? と考えながら、お一人お一人に適した診療を提供させていただきます。何かお困りのことやご心配なことがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。

※上記記事は2024年6月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

髙田 和生 院長 MEMO

  • 出身地:静岡県
  • 出身大学:九州大学

髙田 和生 院長から聞いた
『関節リウマチ』

生物学的製剤の登場により、リウマチ治療は大きく前進

ヒトの体には外部から侵入した敵を攻撃して撃退するメカニズムがあります。たとえば風邪のウイルスが侵入すると、そのウイルスを攻撃する軍隊がつくられ、軍隊の攻撃によって風邪が治るのです。

一方で自分の体を攻撃する軍隊がつくられてしまうと大変なことになるため、通常はさまざまなメカニズムによって自身を攻撃する軍隊がつくられないようになっています。しかし、遺伝的要因および様々な環境要因が絡み合い自己を攻撃する免疫がつくられ、この軍隊が関節に集結すると関節に炎症が生じ痛みを来すようになってしまいます(関節リウマチ)。生活習慣的な環境リスクファクターとして明らかになっているものとしては、喫煙があります。

治療では軍隊の規模縮小を目指した抗炎症薬、軍隊をつくらせない免疫抑制薬などが使用されます。また近年は軍隊のはたらきを抑える生物学的製剤が登場するなど、リウマチ治療は大きく前進しています。

グラフで見る『髙田 和生 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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