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中瀬 孝 院長

KOU NAKASE

当日検査可能なMRIを完備。皆様の症状や不安をできる限り早く解消してさしあげたい

鹿児島大学医学部医学科卒業。鹿児島市立病院(初期研修)を経て、聖路加国際病院救急部/横浜労災病院救命救急センターにて後期研修を終了。米国ニューヨーク州立大学 Down State Medical Center に研究員として勤務。帰国後、森山記念病院 救急診療部長/脳神経外科医員を務め、2024年5月に『押上脳神経クリニック』を開院(京成線「押上駅」より徒歩4分)。日本救急医学会救急科専門医、日本脳神経外科学会専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医。

中瀬 孝 院長

中瀬 孝 院長

押上脳神経クリニック

墨田区/業平/押上駅

  • ●脳神経外科
  • ●脳神経内科
  • ●内科

全身を診れる脳神経外科の道に

中瀬 孝 院長

父が郷里の鹿児島で開業医をしておりました。子供ながらに、患者さんから「ありがとう」と言っていただける仕事を好ましく感じていました。語弊があるといけないのですが、父は医師の仕事を生きがいや、やりがいと感じ、生きているように見えました。その姿に憧れ、医師を志すようになったのです。
大学卒業後は鹿児島市立病院での初期研修を経て、聖路加国際病院、次いで横浜労災病院の救命救急に籍を置きました。地元の鹿児島にも救命救急の分野で優秀な先生はおられたのですけども、首都圏における最先端の救命救急はどのような形で実施されているのかということに興味があり、また医師として全身を診れる力をつけたいと考えての選択でした。
日本救急医学会救急科専門医を取得したのち、米国ニューヨーク州立大学で研究員を務め、森山記念病院の脳神経外科にこの度の開業まで在籍しておりました。実は初期研修で最初に選択したのが、脳神経外科だったのです。その最初の最初、当直した際、脳の疾患で担ぎ込まれた方が無事に歩いて帰られるのを見た際、その素晴らしさに心が動かされ、いずれこの分野をしっかり学びたいと考えていたのです。森山記念病院ではカテーテル治療に主に従事し、最後の2年間はカテーテル治療を軸としながら、救急救命で患者さんの全身を拝見させていただいておりました。その経験と知識を地域医療に生かしたいと考え、2024年5月の開院を迎えたのです。勤務医時代から東京東部地域の患者さんを多く拝見しておりましたので、「開業するならば東京の東で」という希望を持っていました。幸いなことにスカイツリーの“根元”に良き場所が見つかり、「これは導かれてる」と思い、迷うことなく開業を決意したのです。

迅速な診断可能MRI検査完備のクリニック

中瀬 孝 院長

当院には検査時の静音化と検査時間の短縮を実現化した、高画質な画像を撮影できる最新のMRIを導入しており、受診当日の検査と説明を可能にしていることが最も大きな特徴となります。頭痛等で「念のため」と来院された方の中にも、気をつけて診なければならない疾患が隠れいてる方が少なからずおられます。それを明らかにし、治療が必要な方を適切に見定め、必要であれば信頼の置ける大きな病院等にご紹介するのが、MRIを有しているクリニックの役割と認識しています。
これまでMRIは比較的規模の大きな病院に限られ、受診の手間も時間もかかることから、容易に受けられる検査ではなかったと思います。当院のような街のクリニックがその役割を担うことで、患者さんはいち早く適正な治療が受けられることになり、近隣の大きな病院は治療に専念することが可能になります。広く地域の医療に貢献するという意味でも、私たちが果たせる役割とその責任は大きいと考えています。

不安なく日常生活を送っていただけるように

中瀬 孝 院長

カテーテル治療の専門医(日本脳神経血管内治療学会専門医)の知見を生かし、例えば脳卒中の術後のフォローアップをしっかりとさせていただきたいと思っておりますし、そうした方々の多くに共通する生活習慣病の管理もおこなってまいります。患者さんの比率としては、頭痛の患者さんが最も目立つでしょうか。頭痛で来院される患者さんの最も大きな懸念は、出血など、「大きな病気ではないだろうか?」といった不安だと思うのです。それをここで画像で説明し、納得してお帰りいただけるようにしていきたいですし、不安なく日常生活を送っていただけるよう手助けをさせていただければと考えております。

社会問題となっている頭痛の専門診療

頭痛は今や社会全体の損失と形容されるようなっています。あらゆる頭痛をゼロにすることは難しい面もありますが、お仕事を含め、ご自身の社会生活を現在よりも向上し、維持していけるように持っていくのが頭痛治療の重要なところと認識しています。そのためにはまず適切な診断があり、その次に適切なお薬の処方ということになってくるでしょう。少なくとも、頭痛をより軽度なものに、あるいはその頻度を少なくしていくことは十分に可能ですし、それが一番の目標となります。患者さんが納得され、「仕事に支障がなくなりました」と喜んでいただけますと、私としてもうれしいことですね。

繰り返しになりますが、単なる頭痛が命に関わる疾患の兆候であることがないわけではありません。MRIがあるからこそ、それを頼みにいらしていただいているからこそ、本当に命に関わる疾患か否かを見極める責任が私たちにはあると考えていますし、その任を果たしていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

頭痛でお悩みの方、生活習慣病をお持ちの方、しびれやめまいのある方、あるいは物忘れなどを懸念されている方は、どうぞご相談ください。当院では脳ドックも承っております。当日のMRI検査と、当日に脳外科の専門医が説明可能なクリニックとして、みなさんの抱える不安が解消に向かうよう力を尽くさせていただきます。

※上記記事は2025年1月に取材したものです。時間の経過による変化があることをご了承ください。

中瀬 孝 院長 MEMO

脳血管内治療専門医 /救急科専門医

  • 出身地:鹿児島県
  • 出身大学:鹿児島大学医学部
  • 趣味:スポーツ観戦
  • 好きな場所・観光地:沖永良部島(鹿児島県)、スカイツリー
  • 座右の銘:「不撓不屈」

中瀬 孝 院長から聞いた
『椎骨動脈解離』

稀に脳梗塞やくも膜下出血を併発する事も

●原因
首をひねったりする事で起きる外傷性と、誘因なく起きる特発性とがある。脳の後方循環を栄養する「椎骨動脈」の血管膜が裂けることで起こる。内側に裂ける場合と外側に裂ける場合がある。

●症状
片側だけの後頭部痛、後頸部痛で発症する事が多い。稀ではあるが脳梗塞やくも膜下出血を併発する事もあり(特に発症から数日以内)、その場合には早急な医療機関入院が必要となる。

●治療
安静、血圧管理、疼痛管理とともに慎重な経過観察が必要となる。基本的に2〜3ヶ月経過すれば血管膜は自然修復され、安全と考えられてはいるが、それまでの経過中に形状変化する場合もあるため注意が必要。脳梗塞やくも膜下出血を起こしている場合には入院加療を行い、時として手術が必要な場合もある。

グラフで見る『中瀬 孝 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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